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アザラシ可愛いイメージを覆す!南極の王者「ヒョウアザラシ」

ヒョウアザラシは、世界各地に生息するアザラシの仲間で唯一、食物連鎖の頂点に君臨する捕食者だ。その生態をまとめてみました。

更新日: 2015年03月01日

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rainshineさん

ヒョウアザラシ

ナンキョクアザラシ族最大種。オスよりもメスの方が大型になる。体形は細長い。頭部は大きく、吻端は尖る。口は大きく、また開口角度も大きい。

その名の由来は?

体色は背面が暗褐色で腹側が白っぽく、喉から肩や体側に白と黒の斑紋がある。

性格の荒い「海のギャング」

鋭い牙をもった口はかなりの大きな角度で開くことができ、ペンギンや海鳥などの鳥類、別種のアザラシの子供といったアザラシの仲間では唯一、恒温動物も常食にしています。

性格も荒く、ペンギンその他の海鳥、アザラシを多く捕食するため、南極海ではシャチとともに海のギャングとよばれる。

ヒョウアザラシの狩りスタイルはこうだ。岩に擬態して待ち伏せをし、そこに来たペンギン達の脚にガブっと噛みつき、激しく振り回し、深い海に引きずりこむ。

一日15羽以上のペンギンを食べることもある。シャチのように丸呑みには出来ず、 頑丈なあごと歯でしっかりくわえてふり回し、引きちぎって食べる。

ヒョウアザラシは捕らえたペンギンを徒に弄ぶ時がある。 例えば一度捕獲したものを故意に放してまた捕獲する等である。

長年にわたってヒョウアザラシを追いかけてきたスウェーデンの映像作家、ゴラン・エルメはこう語る。

「本物を初めて目の当たりにしたときは、怖かった。大きな頭、大きな口、陰険な目つき。氷のような海の冷たさが、さらに恐怖に拍車をかける。この仕事を本当に続けたいかどうか、ウイスキーを1本空けてから寝床でじっくり考えたよ」

人間を襲った事例も

1985年、スコットランドの極地探検家 Gareth・Woodはヒョウアザラシに噛みつかれた。薄い氷の上を歩いていたとき、突然、足下の氷が粉砕され、ヒョウアザラシの巨大な頭が飛び出してきたのだった。大きく開かれた口が彼の右脚を捉え、Woodは後ろ向きに転倒した。

一緒にいた仲間たちがアイゼンの付いた靴でヒョウアザラシの頭を何度も蹴りつけたので、アザラシは顎を放し、彼は水中に引きずり込まれずにすんだ。

2003年7月には、南極半島でシュノーケリングをしていた28歳の海洋生物学者カースティ・ブラウンが海中に引きずりこまれて溺死するという痛ましい事故が発生し、ヒョウアザラシの悪評はいちだんと高まった。

人懐っこい一面も

2006年に南極大陸でナショジオの撮影をしていたニックレン氏は、水中で体長3.6m、体重450kg以上はあるとされている巨大ヒョウアザラシと遭遇。

4、5日経ったある日、そのヒョウアザラシはポール氏にペンギンを運んできたのです。生きたペンギンだったり、死んだペンギンだったり、さらにはペンギンの狩りの仕方まで教え出したそうです。

南極の王者

ヒョウアザラシは、世界各地に生息するアザラシの仲間で唯一、食物連鎖の頂点に君臨する捕食者だ。

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