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脂肪だらけの体「サルコペニア肥満」はメタボより深刻なワケ

サルコペニア肥満という言葉はTVや雑誌で何度か聞いたこと事もある人も多いはず。サルコペニア肥満はメタボよりも深刻な生活習慣病リスクを高め、最悪「歩行能力」が衰え寝たきりの状態にもつながるという。肥満気味で運動不足な人ほど注意が必要かもしれません。

更新日: 2015年02月19日

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sun3355さん

サルコペニア肥満って何?

筋肉量の減少と肥満が組み合わさった「サルコペニア肥満」がメタボより危険かも。

サルコペニア肥満とは、加齢によって筋肉が衰えたところに脂肪が蓄積する肥満のことです。

国内に「サルコペニア肥満」の明確な定義はまだありません。しかし、BMI(※)が25以上で、握力が男性30kg未満、女性20kg満、歩行速度が1秒0.8m以下という数値は診断の目安となります。30秒間の片足立ちができない人も多く見られます。

筋肉が衰えると「ポッコリお腹」や「垂れ尻」になるだけでなく、脂肪が燃焼されにくくなり肥満を促進させる。

筋肉が衰えると脂肪が燃焼されにくくなり、その影響で生活習慣病のリスクは高まるという分けです。

筋肉が減少して脂肪の占める割合が高くなるということは、単にサイズが大きくなってしまうだけでなく、女性では高血圧になるリスクが2.3倍。糖尿病についてはそのリスクは19倍にもなるとのこと。

サルコペニア肥満は、ただの肥満よりも生活習慣病リスクを高め、歩行能力を低下させることが指摘されています。

実際にサルコペニア肥満は高血圧や糖尿病にかかりやすく、歩行能力やバランス機能が低下し転倒などを起こしやすいため寝たきりになりやすい病態として注目されています。

若いから大丈夫というわけではない

若いうちから肥満があり、加齢によって筋肉が落ちてサルコペニア肥満になる場合もあります。

老化による筋肉の減少は25歳ごろから始まると言われており、80歳ごろになると若い頃のなんと半分近くにもなってしまいます。

忙しい生活にかまけて運動不足になっている人、食事制限だけで不健康なダイエットをしている人は筋肉量が徐々に減少してサルコペニアになっている可能性があります。

見た目や体重では判断しにくいと言われている

サルコペニア肥満は、見た目や体重計に乗っただけでは分からないため、メタボリックリンドロームよりたちが悪いと言われています。

サルコペニア肥満とは、「老化によって筋肉が減少しているのに脂肪だけは残っている状態」を指す言葉です。なので、見た目は太っても痩せてもいない普通の身体に見えるのです。

見た目や体重に変化がないのは筋肉が落ちた分、脂肪が代わりにつくため判断がしづらい肥満です。

足で立ち上がれないとやはりサルコペニア肥満の恐れがあるかもしれません。

片足で立って靴下をはくとき、思わずよろける。それが「いつも」だとしたら、注意したほうがいいかもしれない。

手を胸の前に組んでから椅子に座り片足で立ちあがれない、片足立ちで靴下がはけない、片足立ちで60秒間キープできないなど、ひとつでもでもあれば、サルコペニアを疑います。

まずはキッチンやオフィスなどの椅子に深く座り、片足を地面から浮かせてください。その状態から勢いをつけずにゆっくりともう片方の足だけで立ち上がります。

手をつかないと立ち上がれないとすれば、将来的に自力では立ち上がれなくなる可能性が高いです。

予防対策は?

サルコペニア肥満を未然に防ぎ、生涯健康でいるためには、足腰を中心に筋力を維持するための運動を続けることが大切です。

健康的なダイエットには筋力を鍛える無酸素運動とエネルギーを消費する有酸素運動の組み合わせが大切です。食事制限だけを行うとサルコペニア肥満を作り上げてしまいます。

有酸素運動としては、 ウォーキング、水泳、スクワット、エアロビクス、サイクリング、ジョギング、筋肉トレニングなどがあります。

食事習慣の改善するためには、筋肉と骨を増強するためにビタミンDを多く含む食品の摂取が必要になります。

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