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「ARTISTS’GUILD 実況まとめ」若手作家支援のみならず、日本の公共事業、美術の問題

アーティスト支援のみならず、社会全体の問題を包括した意義深いイベントの実況中継を @Arts_Policy さんがしてくれていたので、そのまとめをしました。個人的なメモです。

更新日: 2015年02月23日

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この記事は私がまとめました

taaw5515さん

都現美吉崎学芸員による趣旨説明。開館20周年とこれまでの若手アーティスト支援の一環として行うイベント。#ARTISTSGUILD の説明。

ARTISTS GUILDEを始めた理由

続いて森広治より #ARTISTSGUILD のこれまでの活動のコンパクトな紹介。「アーティストによるアーティストのための機材共有システム。2009年に立ち上げて、現代美術で映像を使うアーティストの経済的負担を下げ、より良い機材を使ってより良い作品をつくれるように」

#ARTISTSGUILD 森「始めた主な理由、1つ目は海外から日本に帰ってきたときに、展覧会でアーティストフィーが出ないことに気づき、プロの作家としてどうしたらいいかを悩み、小泉明郎さんなどと話していた。また映像がHD化していき機材買い替えが必要になったが個人では難しい」

#ARTISTSGUILD 森「3つ目で、ただ助成を受けたりするのは受け身の態度なので、自分たちで制作環境を改善していく試みをしていくのが必要と考えた。そのときに横浜市の芸術助成に機材共有システムで応募し、採択されたので、その金の9割方を使って1台の機材を買い共有システムを試験」

#ARTISTSGUILD 森「翌年度以降は助成金だけではなく、広げていきながら機材共有システムを強化して、団体の持ち物だけではなく個人の機材もシェアするといったことをしながら、プロダクションを作るなど試行錯誤してきている。」

森「#ARTISTSGUILD はレンタルシステムというだけではなく、アーティストの制作環境、芸術の現場を考えるきっかけを作りたいと考えている。」

#ARTISTSGUILD このあと11時から講堂で最初の討論「芸術の権利」がスタート。

小泉明郎「「芸術の権利」はこの2日間で話すことをゲストと共に政治経済美学の観点から俎上に上げる、抽象度の高いセッション。午後のクローズドセッション「芸術の現実」ではアーティストの生活調査をしている山本和宏さんや吉崎弥生さんを招いて話をする」#ARTISTSGUILD

小泉さんからプログラム紹介が続いてますが、とりあえず省略。最近実況してないのでタイプがついていきません。。慣れと共に徐々に対応できると思いますがご容赦を。 #ARTISTSGUILD

実況、ほんとうにありがとうございます!

次に森田浩彰さんから、今日の美術教育・美大教育等の状況に関するセッション「学校をつくろう1・2」と、明日の2つのセッション「社会におけるオルタナティブなシステムの事例」「作品のマニュアルのマニュアル」)の紹介。#ARTISTSGUILD

最初のセッション、「芸術の権利」 #ARTISTSGUILD 藤井光「普段アーティストをしているメンバーが不慣れなモデレーターをしている。自分自身が芸術の権利を主張したり、切実なものを感じる瞬間はどんな時かを考えてみたい。」

#ARTISTSGUILD 藤井「自分には妻子がいるが、妻が2週間くらいの病気になったときに、それまで分担していた家事や育児が全て自分でやらなければならなくなるだけではなく、その間に出張があると、京都仙台青森と、3歳児を連れていかなければならなくなる。キュレーターと打合せにも」

藤井「その時、切実に、とにかく芸術を作らせて欲しいと感じた。物理的に難しい状況に置かれていた時に。一方で、なぜその時に作れないかということも考えた。冷静に社会保障とか保育を考えればいいが、ついつい、(この忙しい時に)妻がなぜ病気になったんだ、と」 #ARTISTSGUILD

藤井「そうなると作品を作らせて欲しい、ということを自分の権利として言うことは、妻の権利を侵害することにもなり、権利というのはそういった対立を生むことにもなる。こうした生活レベルのところから話をしたい。最初に山本和宏さんに最近の活動を聞きたい」 #ARTISTSGUILD

山本「世界中を見てもアーティストの生活実態調査は少ない。文化経済学者とかアートワールドの外側からは見てもわからない。三和総研が昔やった調査では美術年鑑から抜粋された団体展系の人たちを抽出していて、それはアートワールドのアーティストではない」 #ARTISTSGUILD

山本「実態調査の中では、「アーティストとして幸せですか」という幸福度の項目を設けた。調べたところ楽しいという人が多数派だった。以前からハンス・アビングの「金と芸術」の翻訳などをしてきて、生活実態調査も客観的な数値で計ろうという自分の「厚生芸術」の試み」 #ARTISTSGUILD

アート・マネジメントや美術館の運営に関心が集まり、また格差について議論される昨今の社会状況において、本書は芸術や経済に関心を持つ人のみならず、多くの人々にヒントを
与えてくれます。

出版社コメント

山本「歴史的には1972年のドクメンタ5でのヨーゼフボイスの「百日討論」の作品。今日ここには弁護士や大企業の経営者は来ていないだろうが、その時には呼んで、社会変化をを目指して呼んだということもあり、今後、そういう人たちがこうした場に集まってくるように」 #ARTISTSGUILD

吉崎弥生(社会学者)「社会学者として参与観察で調査しつつ、10年少し前からアートNPOをやっている。できるだけ客観的な指標で現状を写し取ろうとしてきた。」#ARTISTSGUILD

吉澤「美術館で行われるアートプロジェクトにおける学芸員や作家、ボランティアなど様々なアクターに、どういう気持ちで働いているか、給料はいくらか、社会保障はどうかなど、突っ込んだ話を聞き、(匿名で)冊子にまとめて、過去3冊無料で配布している」#ARTISTSGUILD

吉澤「最初の藤井さんの話は、アーティストの話というより全国のパートのお母さんみんな同じで、雇用形態だとか社会保障といった話につながっていくと思う。今日は自分はそうしたところの茶々を入れていく感じになるかも」#ARTISTSGUILD

この視点、すごく大切だと思います。

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