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海遊館で1年以上セクハラ発言?「言葉のセクハラ」懲戒処分は妥当の逆転判決

26日、大阪市の水族館「海遊館」の男性管理職が部下の女性にセクハラ発言をしたことをめぐり、会社側が警告せず出勤停止とした懲戒処分が重すぎるかが争われた裁判で、最高裁は、セクハラ行為での懲戒処分を妥当だとする初めての判決を言い渡しました。

更新日: 2016年05月29日

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kyama77さん

●「海遊館」で部下の女性にセクハラ発言をした男性らに、最高裁は「処分は妥当だった」とする判決を言い渡した

大阪市の水族館「海遊館」の男性管理職が部下の女性にセクハラ発言をしたことをめぐり

会社側が警告せず出勤停止とした懲戒処分が重すぎるかが争われた訴訟の上告審判決が26日、最高裁であった。

・言葉のセクハラ行為での懲戒処分は妥当だったとし、2審・大阪高裁判決を取り消した

最高裁判所は「女性に強い不快感を与える極めて不適切な発言で、職場の規律に及ぼす有害な影響は看過しがたい」と指摘して

ことばのセクハラ行為での懲戒処分を妥当だとする初めての判決を言い渡しました。

判決理由で「会社内でセクハラ禁止は周知されており、処分は重すぎない」として、処分を無効とした二審・大阪高裁判決を取り消した。

●2人は、大阪市港区の水族館「海遊館」で課長代理、1年以上セクハラ発言を繰り返したという

2人は大阪市港区の第3セクターの水族館「海遊館」で課長代理だった40代の男性。

2010年11月~11年12月、20~30歳代の女性派遣社員2人に対し、「結婚もせんでこんな所で何してんの。親泣くで」「もうお局つぼねさんやで。怖がられてるんちゃうん」などの発言を繰り返した。

この会社では、セクハラ研修を行っていましたが、処分を受けた男性は2人とも受講したあと、「気にしてたら女の子としゃべられへん」と周囲の人に話していたということです。

・被害申告を受けて調査した会社は、出勤停止30日間と10日間の懲戒処分にし、降格させた

被害申告を受けて調査した会社は2012年2月、社内のセクハラ禁止規定に該当するとして、それぞれ出勤停止30日間と10日間の懲戒処分にし、降格させた。

・最高裁は、1人で作業している際にセクハラがあったことを指摘し、一連の発言の悪質性を認定した

判決では、被害者が1人で作業している際にセクハラがあったことを指摘し、1年以上繰り返されたことを考慮。

最高裁は、「強い不快感や嫌悪感、屈辱感を与え、執務環境を著しく害した」と、一連の発言の悪質性を認定

セクハラ発言の多くが密室で行われ、「会社が被害を具体的に認識して警告や注意をする機会はなかった」として、処分手続きに問題はなかったと結論付けた。

・1審では、会社の処分を支持し、2審では、処分は重過ぎると判断していた

一審大阪地裁は、上司という立場でありながら、繰り返しセクハラ行為をしており悪質だとして請求を棄却。

二審は「女性から拒否の姿勢が示されず、許されていると思っていた」「会社から事前の警告や注意がなかった」などの点を考慮し、処分は重過ぎると判断していた。

・判決を受け、男性側は「事実認定で一部不満がある」などとコメントしている

最高裁判決を受け、海遊館は「会社として厳正に対処した」とコメント。

懲戒処分の取り消しを求めていた男性社員2人は、「事実の認定に一部不満がある。発言していないことを発言したと決めつけられていて納得できない」とコメントしています。

●職場でのセクハラは、「対価型」「環境型」の2種類がある?

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