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『乳児脂漏性湿疹』~放置しておくとアトピーになる可能性も・・・

生後2〜3か月くらいの赤ちゃんは汗っかきです。頭皮に白いかさぶたのようなふけのようなものが出てきます。乳児脂漏性湿疹の可能性があります。放置しておくとアトピーに移行する可能性もあるのできちんとケアをしましょう。

更新日: 2015年02月28日

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usausa2000さん

乳児脂漏性湿疹

乳児の湿疹としては、乳児脂漏性湿疹、おむつかぶれ、あせも、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーによる湿疹などがあります

乳児湿疹というのは、文字どおり「赤ちゃんにできる湿疹」のことなのです。このうち低月齢のころ、脂分の分泌が多い場所に見られるものには、脂漏性湿疹という名前がつきます

生後2〜3か月くらいまでは、とても皮脂の分泌が盛んです。その上、毛穴が発達していないため、分泌された皮脂が毛穴に詰まりやすくなります。こうしたことから、皮膚にトラブルが起こってきます

特徴

髪の毛の生え際や眉毛などに黄色いふけや脂っぽいかさぶたのようなものがつくことがあります。このかさぶたが見られる状態になると乳児脂漏性湿疹と呼びます

生後1~4ヶ月頃、頭や顔に皮脂がたくさん出てきます。この皮脂が黄色いかさぶたのようになったのが脂漏で、中に赤い湿疹ができたものが脂漏性湿疹。かゆみはあまり無いと言われています

湿疹の中でも新生児ニキビと並んで最も多く見られます。生後4か月頃までに現れやすく、顔面と頭部に黄色っぽいかさぶたのようなものやフケのようなものが出てきます

体にはできず、首より上にできます。頭の中が黄色いかさぶたのようなもので覆われたり、眉毛の中、おでこ、ほっぺなどにフケのようなかさかさしたものができたり、赤い湿疹として現れる場合もあります。かゆみはあまりありません

生後数週間から4か月くらいまでの乳児に多く見られ、大抵は肌のバリア機能が整うため1歳を迎える前には治ります。時期が早ければ早いほど、アトピー性皮膚炎との鑑別が困難な場合がありますが、アトピーは慢性的、つよいかゆみ、アレルゲンの存在などの特徴があり、全く別もの

脂漏性湿疹は感染することはなく、衛生状態が悪いということではありません。また、脱毛を伴うことがあっても、脂漏性湿疹が治ればまた生えてくるので心配はいりません

対処法

かさぶたは、見たことのあるパパやママなら「とっちゃいたい!」と思うようなかさぶたです。でも、かさぶたを取った時に皮膚を傷つけるくらいなら放置しておこう・・と考えるのは大正解

頭や顔についている皮膚や汚れは、入浴時に石鹸を使ってきれいに洗えば落ちます。石鹸を良く泡立てて洗ったあと、ていねいに洗い流しておくことが基本的な予防と治療

かさぶたの量が多く、かさぶたに被われた皮膚が、洗っても清潔にならないような場合は、入浴前に、かさぶたをベビーオイルや白色ワセリンなどでふやかしておく方法もあります

せっけんで洗ったあとは、低刺激のベビー用ローションやクリームで保湿してあげるのを忘れないで。洗いっぱなしだと、肌がカサカサに。その乾燥が原因で肌トラブルを招くこともあるので、気をつけて

赤ちゃんの乳児脂漏性湿疹は、清潔な環境で毎日洗っていても、一向に治っていないと不安になる時があります。症状は人それぞれで、数日でかさぶたがスッキリする赤ちゃんもいれば、湿疹が広範囲で、全てが治るまで何週間もかかる赤ちゃんも多くいます。だから焦らないで、赤ちゃんの頭皮を刺激しないケアを続けてください

部屋の温度を下げすぎないようにと気を配るものですが、暖かくしすぎると逆に体温が上がり、皮膚血管が拡 張してかゆみが強くなりがちです。日本の夏は湿度が高く蒸し暑いので、クーラーや除湿機などをうまく使って、こまめに除湿をしましょう

それでも・・・

症状が重かったりなかなか治らなかったりする場合は、病院へ行きましょう。うろこのある部分が固く赤くなり、液体がにじみ出てきて、温かく感じられたら感染症の疑いがあります

ジュクジュクして膿んでくると、二次感染でほかの部分にうつることもありますから、そのときは受診したほうが良いでしょう。その場合は、抗生物質入りの軟膏を塗ったり、症状がひどければ、内服の抗生物質などを飲ませたりすることがあります

脂漏性湿疹のことをよく知らない人は、清潔にするためのケアが不十分であるかのように指摘したりするので、母親はストレスに悩むようです。乳児は、そういう時期もあることをもっと広く知っていただいた方がいいですね。誰でも新生児期はそうだったのです

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