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なぜ男は余るのか?男女の出生性比率の科学

ヒトの出生性比は、女児100に対し男児105。地域や時代にかかわらず、男児の方が多く生まれます。出生性比の統計や研究結果などから、男児の方が多く生まれる理由や、結婚において男性が余ってしまう理由などをまとめました。

更新日: 2015年03月18日

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この記事は私がまとめました

出生性比率は女性100に対し男性105

日本における出生性比率。戦後、男児の割合が増加し、近年は徐々に減少しているものの、平均として105:100程度となっている。

出生性比とは男児対女児の比で、男児105人、女児100人が生まれたら、1.05や105と表します。

その年に生まれた赤ちゃんの統計で、男児:女児の割合を「出生性比」といいます。

生まれてくる子どもは、男子が女子に比べて多いのです。それは地域・国、時代を問わないようです。

人間の出生性比は地域、時代にかかわらず男女がおおむね105:100前後になる。

地域や文化によらず、出生性比はだいたい男児:女児が105:100となります。

男児の方が女児より多く生まれる理由

出生比で男児の方が多いのはなぜ?

データを細かく見ると、戦前よりも戦後の方が男児の比率が若干高い。以前なら死産となっていた男児が医療の進歩により、無事に育っていると考えられそうだ。

戦後、特に1966年(昭和41年)以降はデータからも明らかに男の産まれやすさが加速しているようです。

受精間もない頃(7週頃) 150:100 圧倒的に男が多いのです

出生児の性比は男児105:100ですが、なんと胎児の段階ではもっと男性の割合が多いのです。

日本の死産性比の変動は、1970年代より徐々に高くなり、1980年代から急速に上昇し、2006年では224. 1というきわめて高い値を示すに至っている。

先天的に異常のある確率は男児の方が高く、死産や流産となった胎児の性比も圧倒的に男児の方が多い。

男児のほうが非着床率や流産率が高い理由は、Y 染色体は X 染色体に比べてもつ遺伝子の数が非常に少ないため(50対1,000~2,000)、対立遺伝子のない X 染色体上の遺伝子に障害があるときその障害が発現しやすいから、と考えられている。

生命活動に必須のX染色体を2つもつ女性の方が、XYの男性よりも病気や感染症などに対して強いことが知られています。

男児が多く産まれる具体的なメカニズムはまだ謎なまま

男性の方が多く生まれることは事実なのですが、そのメカニズムまではまだよく分かっていません。

出生性比は男児の割合が減少傾向

受精時の性比(雄と雌の比率)を“一次性比”と呼ぶのに対して、出生時の性比は“二次性比”と呼ばれています。二次性比は戦争、飢餓、疫病、放射能汚染など社会的情勢や生活環境によっても変化することが報告されています。

出生性比は環境によって若干の変動があることが知られています。

1970年代後半から現在にかけて、男の子の出生率の減少が広範な国々で起こっている。日本の全出生性比も調べてみたところ、日本も同様に1970年代から減少傾向が見られた。

特に戦後は男児の出生性比が徐々に減少しているそうです。

チェルノブイリ原発事故直後のチェコ共和国では、男児の出生比が極端に減っている。

日本の出生時の性比(性比=人口における男性の割合)において放射能の影響があるかを調べた結果、2011年10月に性比がかなり低くなっていることがわかった。これは、男児の誕生が女児よりも少なかったということで、チェルノブイリ事故後の1986年11月の、チェコ共和国での性比の減少と類似している。

これは原発事故の選択的否定的影響があったため、男児の胎児の自然流産が増加したという説明が論文ではされています。

原因は放射線かストレスかそれ以外の何かかは不明

男の胎児の方が免疫力が弱いため、母体にかかるストレスで出生性比が減少した可能性もあり、原発事故後の出生性比のバランスの崩れが放射能の影響とは一概に言えません。

母親の食生活も出生比に影響?

イギリスの750人の初産の妊婦さんを調べた調査結果で、妊娠する前と妊娠してからの食生活について詳しく聞き取り調査して、妊婦さんを3つのグループ(カロリーの摂取量が多い、中くらい、少ない)に分け、その人達の子供の性を調べたところ驚くべき結果が出た

妊娠前に栄養状態のもっとも良く、朝食もしっかり食べていたお母さんからは56%の男の子が生まれ、栄養状態のもっとも悪かったお母さんからは45%しか男の子が生まれなかったという

アメリカで行われた研究により、妊娠中の体重増加量が少ない場合、男の子の赤ちゃんが生まれにくくなることが明らかになりました。

飢饉の時は男の子の赤ちゃんが減り、女の子が増えるという研究もあるようです。

GHQが高くなるに従って、性比(男児/女児)は低下しています。つまり精神ストレスが高くなると女児率が高くなるという事です。この理由としてはストレスで男児が流産する割合が女児より高い事が考えられます(つまり女児はストレスに強い)。

GHQ(general health quetionare:一般健康調査票)という調査を妊娠初期に行った結果によると、ストレスの多い母親ほど女児を産みやすいという結果になっています。

出生性比は男性が高いのに、人口は女性の方が多い不思議

50歳くらいでようやく100:100になり、以降は年齢が増えるにつれ女性の割合が極端に高くなっていく。

受精から高齢になるまでの間に男女比は変動する

受精直後(7週頃)は男女比が150:100と圧倒的に男の方が多く、遺伝的に問題のある男児が自然的に淘汰された結果、出世時までに比率が105:100になります。

誕生する子どもの男女比は一定なのに、総人口に占める女性が増えているのは、男性の寿命の伸びより女性の寿命の伸びが大きく、高齢女性が増えているため

女性の方が長寿な理由は、X染色体数の違いが一因と言われています。

女性の寿命が長いことは明らかで出生段階では男が多いが60歳以降では女の数が男を上回る。

どうしたって「結婚できない男」と、止まらない少子化

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