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海外じゃありえない!?日本の新聞に存在する⑤つのガラパゴス

日本の新聞業界には、世界と逸脱した5つのガラパゴスな特徴がある古都をご存知だろうか。どこの国でも新聞は質の高い記事を豊富に読め、無料紙も充実。日本だけが、特に近年はとても特殊な業界構造に陥っている

更新日: 2015年03月04日

gudachanさん

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①パッと見でわかる1面の記事数の少なさ

1面に掲載される記事両は2~3あればいい方で、多くても4つ。以前は連載をふくめて6記事以上が基本だったが、2000年代以降度重なる活字サイズの拡大や大型の目次(朝日なら右端)の設置により、記事数が削減された

一目見てわかるこの記事量の多さ。「大型目次」や天声人語のような無駄な欄は存在しない

文章をぎっしりと凝縮。1面から読み応えのある仕様に

②ページ数も記事分量も海外の方が圧倒的

日本であれば20ページ~30ページ代(朝刊)が当たり前。だがアメリカでは100ページを超える紙面数が基本で。複数の別刷りを束ねている。それでも近ごろは経済情勢の悪貨やネットの普及による構造不況のあおりでページ数は激減傾向なのだ。アジアの話題が日本よりも詳しいということも・・・

新聞の特徴を何種類か上げてみますと最初に驚かされるのは紙面の量です。日本 の一面に該当する主要記事、ローカル記事、スポーツ記事、産業経済等など7ー 8のカテゴリーに分類された小雑誌のような形態で各ページ数が10から20ペ ージありますので、毎朝届く新聞のページ数は軽く100ページを超えていま す

1983年には、ワシントンポスト紙の週日版は平均147ページ、日曜版に至っては586ページもあった

米国の新聞は分厚いが中身は記事が詰まっていて、広告も適切に入っている。
めくれどめくれど広告と無内容記事という日本の新聞の元旦特集のような状態ではない

欧州・中南米のニュースが充実しているがアジアのニュースも日本の新聞より詳しい。

購読部数は少ない。
ページ数は多い。
広告ばかりではない。
記事は面白い。
この米国の新聞に比較して・・・

購読部数は多い
ページ数は少ない
その割りに広告が目立つ
記事は読むに耐えない落書き。
これが日本の新聞

何故、こうなるのか・・・日本の新聞の謎である。

おとなり台湾では、国民党による独裁政権下では新聞統制が存在していたものの、1987年に解除。民主化後は複数の新興新聞が創刊し、新聞業界の本格的な読者獲得合戦が始まった。各紙豊富なページ数を用意し、記事の量を競い合うようになり、アメリカのような充実したページ数と別刷りが当たり前になっている

台湾のマスメディアは、1987年に解除されるまで38年にもわたって続いた戒厳令のもとで、長らく国民党政府による強い統制の下に置かれていた。新聞については、発行紙の数や新聞のページ数等の統制が行われていた

中華民国(台湾)で発行されている正体字中国語の日刊新聞

『ニューヨーク・タイムズ』に匹敵するページ数となっている

台湾の新聞には本体と別に芸能、経済、スポーツなどが別刷りで付いてくる

イギリスの有力な高級新聞も、日本の新聞と比べ記事の分量は豊富だ。1記事が長くとられていて読みごたえがある仕様に。日本はその分、記事の見出しが多く、内容量に大きな差が存在している

イギリスの新聞の方が一つの記事が長く、その分ページごとの見出し数が少ない傾向がある

今回購入した9月8日付各紙の表紙を開いた2面と3面の記事数を比べてみると、まず読売新聞の記事数は14です(見出しでおおよその見当をつけて数えました)。その一方、The Daily Telegraphの記事数は13と多いです

各紙のページ数を比較すると、読売が28ページであるのに対し、同じ大きさのDaily Telegraphが50ページ(別紙経済・スポーツ欄含む)、約5分の3の大きさのThe Guardianが62ページ(別紙スポーツ・文化欄含む)、約半分の大きさのThe Timesが88ページ(別紙ラグビー特集を除く)、となっており、イギリスの新聞の方が分量があります

③署名記事が当たり前

欧米のみならず海外では新聞記事は署名記事が基本。外部のフリー記者などのコラムでも筆者の名前が公表されている。優れたスクープをした記者にはファンが集まり、捏造などを行った際の責任の所在も明確なため、報道の質を高めることに貢献している。日本では毎日新聞だけがこの仕様に準じている。なお、韓国の場合はメルアドと顔写真も掲載されている

ある記者の書く一連の記事が、決してマッチポンプではなく、きちんと整合性が取れていることを誰でも検証できる仕組みが署名記事である。署名記事にすることは、記者のレピュテーションを高めることにも繋がり、良い記事を書こうとする記者のインセンティブを高めることにもなる。まさに、一石三鳥

そうして紙面で記者個々のお互いに違う意見を戦い合わせればいい。海外のメディアは当然のように全部やってる

④タダで質の高い記事を読める無料新聞が台頭

ヨーロッパ各国では、駅で配るフリーペーパー形式の新聞が2000年代以降台頭。無料ながら一般紙並の記事の量や質が充実している。特にフランスでは、もともと新聞は街角のたばこ店でしか販売されていなかったため、禁煙志向の高まりによるたばこ店の閉店もあいまって既存の有料紙は経営危機に陥っている

2002年2月、スウェーデンからフランスに無料紙「メトロ」(Metro)が上陸した。そしてすぐ翌月、スイス生まれの「ヴァンミニュッツ」(20minutes)が後に続いた

新聞各紙はとまどいながらも「無料ではよい情報は提供できない。広告収入だけでは長期間継続することは難しい。これまでの読者は既存の新聞の価値を知っている」と強気の姿勢を崩さなかった。しかし手軽に読める無料紙の評判は上々だった

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gudachanさん