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特定外来種を食べるという選択について

外来種(侵略的外来生物)の食材利用について考えてみました。

更新日: 2016年09月22日

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この記事は私がまとめました

3takuさん

◆外来種の現状

秋田県、新潟県、滋賀県の琵琶湖などでは漁業法に基づく水面漁場管理委員会指示や条例などにより、特定外来種の外来魚のキャッチ・アンド・リリースを禁止している。

現在、県によってブラックバスやブルーギルを釣った後すぐに逃がす行為を条例で禁止してます。

これは外来魚です。下がブルーギル,上がブラックバスです。この外来魚は,土に埋めます。

釣られたブラックバスやブルーギルは、土に埋めるなどして廃棄されることがほとんどのようです。

洞爺湖の駆除はその場で体をちぎって廃棄するルールだ。同センターは「誰かが安易に外来生物を持ち込んだ結果が、こんな残酷な作業につながることを、参加者に知ってもらいたい」。

これは、北海道の洞爺湖にいるウチダザリガニの例です。
洞爺湖では、ウチダザリガニ駆除体験の参加を夏休みの親子連れなどにアピールしているようですが、生き物を捕ってすぐに体をちぎり廃棄するという行為が、子どもたちの性格形成に良い影響を与えるとは到底思えません。

◆一方で、日本の食料(タンパク源)は輸入に頼っている

平成25年度の食料自給率は、カロリーベースは前年度と同率で39%、生産額ベースは前年度から2ポイント減少し65%。

日本の自給率が低いという話はよく聞きますね。

日本の牛肉消費量の6割は既に輸入牛肉で、豪州産と米国産だけで輸入量の9割を占める。

牛肉は半分以上が外国産。

豚肉の重量ベース自給率は52.75%となります。

豚肉も半分近くを輸入に頼っています。

◆外来種を食べるという選択について・・・

在来種を減少させて生態系を脅かす侵略的外来種に対し、食材として利用することで駆除するというアイデアがWashington Postで紹介されている。

ということで、以下に日本にいる外来種の紹介及び現状と、その外来種の食材利用についてまとめていきたいと思います。

◆アメリカザリガニを食べよう

分類:エビ目アメリカザリガニ科
原産:北アメリカ

※日本の侵略的外来種ワースト100

・アメリカザリガニ移入の経緯

日本に移入されたのは1927年(昭和2年)で、ウシガエルの餌用として神奈川県鎌倉郡岩瀬の鎌倉食用蛙養殖場に20匹持ち込まれた。

後で紹介しますが、ウシガエルも特定外来生物です。

・日本におけるアメリカザリガニの現状

日本でザリガニといえば、本来は北日本に分布する固有種のニホンザリガニ(Cambaroides japonicus)を指すが、昭和以降ではより身近になったアメリカザリガニの方を指すことが多い。

今ではザリガニ=アメリカザリガニというイメージですね。

・アメリカザリガニの食材利用

原産地の北アメリカでは食用に漁獲され地元の名物料理とされている。

アメリカではポピュラーな食材なんだとか。

豪州でも日常的に家庭で調理される。また、中華料理でも小龍蝦 (xiao long xia) と呼ばれ人気の高い食材である。

その他フランスでもよく食べられるそうです。

・アメリカザリガニの調理例

◆ウチダザリガニを食べよう

分類:エビ目ザリガニ科
原産:北アメリカ

※日本の侵略的外来種ワースト100

・ウチダザリガニ移入の経緯

日本への移入は、1926年に食用とするべく養殖のため北海道の湖沼に放流されたものである。

全国的な知名度はありませんが、ウチダザリガニはアメリカザリガニより先に日本に移入されています。

・日本におけるウチダザリガニの現状

現在は、北海道の一部、滋賀県、福島県の冷涼な河川、湖沼に帰化・定着が確認され、生息地は増加の傾向にあり、2010年4月には千葉県内の利根川水系で関東地方で初めての生息が確認された。

アメリカザリガニに比べればまだまだ少ないですが、着実に生息数を増やしているそうです。

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