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■アメリカ当局が中国人妊婦が滞在している場所を一斉捜索

3月3日、アメリカのロサンゼルスで、中国人妊婦が短期滞在しているホテルや住宅などが一斉に捜査された

捜索を受けたのは、同州ロサンゼルス、オレンジ、サンバーナーディーノの各郡にある集合住宅など30カ所あまり

■なぜこのような事態に?

・そもそも、わざわざ中国人がアメリカで出産する理由は?

アメリカで生まれた子どもは両親の国籍に関係なくアメリカ国籍を取得できるため、ここ数年、中国の富裕層を中心にカリフォルニアなどで出産する女性が急増しています

子どもが21歳になれば両親にも永住権が認められるため、将来へのいわば「保険」として、子どもにアメリカ国籍を取得させたい人が増えている

米国籍の子どもがいれば、大気汚染や食の安全に対する不安が増大した場合に一家で中国を脱出できる

・そのためアメリカの出産を斡旋する業者がいて、ビジネスと化している

関心の高まりに伴って「出産ツーリズム」業界も成長。中国国営メディアによると、米国で出産した中国人女性は2008年の4200人から、2012年には2倍超の約1万人に増えた

妊婦たちは、あっせん業者に日本円で180万円から600万円ほどの費用を払い、出産のためにカリフォルニア州で短期滞在をしていた

業者はインターネットやソーシャルメディアを使ってツアーを宣伝していると見られ、カリフォルニア州のある業者は中国語で宣伝を行っていた

あっせん業者はアメリカに多数存在するとみられますが、今回、関連施設が捜索を受けたあっせん業者の1つは、1999年の創業以来、これまでに中国から4000人の妊婦を「出産ツアー」でアメリカに受け入れたとしています

生まれた子どもは米国の社会保障番号とパスポートが取得できると約束され、女性たちは生まれた子どもを連れて帰国しているという

・業者は「観光目的」でビザを取らせていた。これが今回問題になった

、「マタニティーホテル」の業者らは、妊婦側に数万ドル(数百万円)を支払わせ、観光ビザの取得方法や、安全に入国審査を切り抜ける方法を指南した上で、出産するまでの宿泊場所を不法に提供した疑い

斡旋業者は、出産目的で入国する中国人の妊婦らに、観光目的のビザを取得するよう指南した疑い

妊婦らは、ハワイやラスベガスなどの人気観光地を経由してカリフォルニアに入る。その際にも疑われないよう、ホテルを予約してから入国するよう指示される

外国人が米国で出産するのを助けるのは違法ではないが、当局はビザの不正取得や詐欺の可能性などもあるとして捜査している

今回のケースでは、女性たちは業者に渡航目的を偽るよう指導され、妊娠中であることも隠していた」と語った

・さらに他の犯罪の疑いも。初めて捜査のメスが入った形になった

「査証(ビザ)や税金関連の詐欺、資金洗浄、共謀罪など、これら施設が関与している可能性のある犯罪行為のさらなる証拠」の収集が目的

病院での出産費用を安くするために収入などを低く報告させたりしていた疑いがある

現地のメディアは「出産ツアー」に対してこれほど大規模な捜索が行われたのは初めてだと伝えている

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haru-tomoさん

気になった事をまとめていくよ!

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