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ピクサー、ドリームワークスに続く!アニメーションの第三勢力「イルミネーション・エンターテインメント」

現在は大人気のキャラクター、ミニオンを生み出し、アメリカでの快進撃が続く、ディズニー・ピクサー、ドリームワークスに匹敵するであろうアニメーション製作会社「イルミネーション・エンターテインメント」についてまとめました。最新作は『グリンチ』!

更新日: 2018年03月19日

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この記事は私がまとめました

Ryoma7さん

▼「イルミネーション・エンターテインメント」の歴史

2007年、20世紀フォックスでアニメーション部門を立ち上げ『アイス・エイジ』や『ザ・シンプソンズ MOVIE』などを手掛けてきたプロデューサー、クリス・メレダンドリ(Chris Meledandri)が独立しイルミネーション・エンターテインメントを設立する。

手掛けた作品は『アイス・エイジ』、『ロボッツ』、『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』など

会社はユニバーサル・スタジオと総合的契約を交わした。

今ではユニバーサルを代表するキャラクターになったミニオン

▼長編アニメーション第一弾『怪盗グルーの月泥棒』が大ヒット!そして次々とヒット作を連発!

2010年、第1作となる長編アニメーション映画『怪盗グルーの月泥棒』を公開する。ユニバーサル・ピクチャーズ初の3Dアニメ作品となった本作で世界興行収入5億4200万ドルのヒットを記録した。

2012年には第3作目となる『ロラックスおじさんの秘密の種』が興行収入3億4800万ドルを記録した。

2013年、第4作目となる『怪盗グルーのミニオン危機一発』がヒットし興行収入9億7000万ドルを記録、2013年度の世界興行収入ランキングで3位となった。本作はアカデミー長編アニメ映画賞にノミネートされた。

▼イルミネーション・エンターテインメントの特徴

アメリカでの人材確保が困難だったイルミネーション・エンターテインメントだからこその独自路線

私がFOXで初めてアニメーションをやると決めた時に多くの人たちが言いました。「もうそんな余地はないよ。競争が激し過ぎて、君たちが生きる場所がないよ」と。ほとんどの会社は否定的で、ピクサーだけが僕たちを励ましてくれました。ほかはかなり冷たい反応でしたね。
でも『アイス・エイジ』を公開して、それが大成功しました。

その後、3年前になりますが、私がFOXを辞めて新しいアニメーションの会社 イルミネーション・エンタテイメントをスタートすると発表した時は、また同じ反応だったんです。
「そうしたアニメーションの会社をスタートするには競争が激し過ぎるよ」と言われました。でも、私はそんなことは絶対ないと思いました。いい映画、本当に価値のある作品を作れば、そこには場所はあります。

私が目指したのは、この作品をワールドクラスの映画にすることです。制作には真に一流のアニメーターたちにかかわってほしいと思いました。
しかし、(イルミネーション・エンターテインメントは)まだ新しい会社だったので、アメリカでそうした才能を探すことが不可能だったのです。そうした人材はほかの映画会社に取られてしまっているためです。

ピクサー、ドリームワークスの2大アニメーション製作会社に加え、メランドリが在籍した20世紀FOXのブルースカイスタジオやソニー・ピクチャーズ アニメーションなど既に優秀なクリエイターたちは大きな会社に取られていました

アメリカでの人材不足から行き着いたのは「フランス」のアニメーターたち

他のアニメーション・スタジオでは見れない独特なタッチのキャラクターがフランスのアニメーターたちによって生み出されました

そこでいろいろ探した結果、フランスのアニメーターたちの感性がこの物語には合っていることに気づきました。
当初はアメリカでキャラクターデザイン、脚本、ストーリーボードを始めましたが、その後は編集者やプロデューサー、監督など20人ほどのスタッフはフランスに移動しました。そこでマック・ガフの一流のアニメーターたちと仕事をしました。

『怪盗グルーの月泥棒』の監督

フランスのソルボンヌ大学を中退してアニメーションスクールに学び、スティーヴン・スピルバーグのアニメーションスタジオ、イギリスのアンブリメーション(1989-1997)でジュニア・アニメーターとして1年働いたのちに帰国し、フランスの大手アニメーション会社エクスマクナに入社。アニメ部門のトップとして活動後、アニメーション監督としてパッション・ピクチャーズに移り、数々のコマーシャルを製作。最近はオアシスのPVやフランスのアヌシー・アニメーション・フェスティバルのTBシリーズ部門特別賞を受賞した『Pat et Stanley』の監督を手がけ、ハリウッドでの活動はまだ浅いものの、フランスでは実力が認められている人物だ。

【最新作】

監督
カイル・バルダ
ピエール・コフィン

脚本
シンコ・ポール
ケン・ダウリオ

製作
クリス・メレダンドリ

「怪盗グル―」シリーズの第3弾。晴れて結婚したグルーとルーシーの前に、新たな敵バルタザール・ブラットが現れる。1980年代に子役として人気を博した過去の栄光にすがり、80年代ファッションに身を包んだバルタザールは、様々なガジェットを駆使して犯罪を繰り返し、グルーを反悪党同盟から追い出してしまう。そんな時、グルーにドルーという生き別れになっていた双子の兄弟がいることが判明。父親から莫大な遺産を相続しているドルーは、父の志を受け継ぎ天下の大悪党になることを夢見ていた。一方、グルーの相棒ミニオンたちは、グルーが反悪党同盟をクビになったことで再び悪の道に戻ってくることを期待していたが、グルーにその気がないことを知り、新たなボスを求めて旅に出るのだが……

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