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あれから4年、今のシリアは「明かりが消えた国」。 #WithSyria #FailingSyria

2011年3月、#Mar15 のハッシュタグで「革命」が告知されたシリアでは、事態はあっという間に武力紛争になりました。それから4年、国外に脱出した難民は400万人に迫り、国内避難民はもっと多く、死者も毎日増え、衛星写真で夜の明かりが消滅しているのが確認できるほどです。

更新日: 2015年03月15日

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nofrillsさん

あれから4年が経過する。

2011年3月15日、東京は大きめの余震が続いていた。福島第一原発が大変なことになっているということは既に日本国内の最大の関心事だった。「アラブの春」は、リビアで吹き荒れ、バーレーンで弾圧されていた。「3月15日」のハッシュタグは、パレスチナの統一行動(西岸地区とガザ地区)で予約されていて、私は日本国内のことを英語にしたりしながら、リビアとバーレーンとパレスチナのニュースを見てた。

その夜遅く、#Mar15 #Syria と流れてきたのだった。

http://twilog.org/nofrills/date-110315/asc

What are the 6 facts you need to know about the #SyriaCrisis as we approach the 4-year anniversary? See unocha.org/top-stories/al… #WithSyria

人道支援団体のポリシー・アドバイザーをしているステファニー・ハモンドさんが、UNOCHAのサイトのURLをツイート。「もうすぐ4年になります。シリア危機に関してこれだけは知っておくべきという6点が説明されています」

UNOCHAのサイトで挙げられている6点は:
http://t.co/GqyxeheuMN

1. シリアは現在の世界で最大の人道危機である。
2. 支援活動の手が、支援を必要とする人全員に届かない状態が続いている。24万人が包囲下にある。
3. 国連は紛争当事者に対し、国際人道法のもとでの義務の遵守と支援団体の立ち入りを何度も要請してきた(がそれができていない)。
4. 支援団体は、厳しい状況下でできる限りのことをしている。
5. 強制的に家を出ざるをえなくなった人は900万人と世界でも他にない規模で、半数は子供である。
6. 政治的解決が見つからない限りは、状況は悪化するばかりである。

As we enter the fifth year of fighting in #Syria, 9 children are still killed every single day #withSyria pic.twitter.com/o9HdBAhznY

「5年目に入る現在、シリアでは今なお、毎日毎日、1日あたり9人の子供が殺されています」とOxfam.

3 million children unable to go to school in Syria. I stand #withSyria. @theIRC's work: bit.ly/1wgPaJv pic.twitter.com/JheeYAakgh

「シリアでは、学校に行けてない子供たちが300万人います」

デイヴィッド・ミリバンド元英外相(在2007年6月~2010年5月)。現在はInternational Rescue Committeeの代表。
http://en.wikipedia.org/wiki/David_Miliband

Meet Noor. After fleeing the war in #Syria, she believes it’s her duty to educate her country’s children oxf.am/ZNcX #WithSyria

「シリアの戦争を逃れてきたヌールさん。彼女は、自国の子供たちを教育することが自分の義務だと考えています」

ヌールさんは30歳。身体が不自由な夫と、幼い子供たちともども、シリアを脱出してきました。この10年間、教師としてアラビア語を教えてきた彼女は、避難先のレバノン北部で難民キャンプの子供たちのための学校を始めました。使えるものは限られていますが、ヌールさんの教室には近くのキャンプからも生徒が集まります。母として、妻としてもやるべきことが数多くある彼女は、「シリア人はシリア人を助けねばならない」と言い、シリア人の子供たちに教育を施すことを自分の義務と信じています。レバノンに避難したシリア人の子供の66%は学校に通っていません。「金銭的支援はできなくても、精神的な支援はできます。私を何より勇気付けているのは、子供たちが学校を大好きでいてくれること。学校で嬉しそうにしている様子を見ると、私の疲れなど吹き飛んでしまいます」

Noor: A Syrian refugee teaching hope
https://www.oxfam.org/en/node/6393

2014年の #WithSyria の映像作品。絵はBanksy, 音楽はElbow, ナレーションはIdris Elba. youtube.com/watch?v=2VVoCx… 歌詞はこちら→ azlyrics.com/lyrics/elbow/t…

▼#FailingSyria……国際的人道支援団体による国連安保理への評価

Despite 3 resolutions, UN Security Council is #FailingSyria oxf.am/ZNp8 Scathing #WithSyria report pic.twitter.com/S16malyPKR

「3件の安保理決議がなされたにも関わらず、国連安保理はシリアについて何ら手を打てていません」という報告書。
https://www.oxfam.org/en/pressroom/pressreleases/2015-03-12/aid-agencies-give-un-security-council-fail-grade-syria

Powerful states #FailingSyria need to stop fuelling the conflict and instead work for a political solution #WithSyria oxf.am/ZNGi

UN Security Council condemned it but Assad keeps barrel bombing civilians in Syria bit.ly/17tNQHm #WithSyria pic.twitter.com/6hSZdCH4gI

アレッポで反政権側が掌握している地域に対する「たる爆弾」の投下のデータ。

(2014年以降もときどき「アレッポに取材に行きました」という報道記事が出ますが、政権側の掌握している地域の取材ではこういった「反政権側の地域」のことは伝えられません。それでいて「アレッポ全体」のように流通するので、非常に厄介。)

精密な爆撃は出来ない、運搬手段は脆弱で前線には投入出来ない。樽爆弾が非人道兵器扱いされるのは殺傷力の高さからではありません。殺傷力は正規の爆弾の方が強力です。樽爆弾の非人道性は、市民の居住区への無差別爆撃にしか使えない兵器だからです。問題とされているのは使い方であり、この使い方しかできない兵器だから、存在自体が糾弾されているのです。構造上はただの爆弾であり、国際法に違反した禁止兵器ではありません。(中身に塩素ガスを詰めた場合は禁止兵器になります。)

「たる爆弾」については、↑この記事をまだお読みになっていない方は、ぜひ。詳しい構造などは下記参照。
http://brown-moses.blogspot.jp/2013/12/syrias-barrel-bomb-technology-relative.html

(最初「たる爆弾 barrel bomb」なるものが現地から報告されたときは「噂では」とも言われてたはず。しかし「住宅地にスカッドミサイル」など考えられないことが何度も報告された後で、本当に「ドラム缶」がガワになったものの証拠写真が出てきて、アナリストも唖然としていた記憶が……「テロリストじゃなく政府軍がこれ作って使うのか」って)

▼夜の明かりが消えた国

WATCH: War without end, war without law. #Syria plunged back to dark age. Turn lights back on. We stand #withSyria! youtu.be/EWwLzEQazcc

「終わりなき戦争、法なき戦争。シリアは暗黒時代に戻ってしまいました。明かりを再びともしましょう。私たちはシリアとともに立ちます」

#Syria シリアの「蜂起」が2011年3月に本格化して4年。ほどなく「内戦」化した紛争は、終わりが見えない状態が続く。今日リリースされたらしい #WithSyria キャンペーンの短編映像作品(1分半)が象徴的に現状を訴える。 youtu.be/EWwLzEQazcc

上のと同じ映像。

映像は「2011年、シリア」で始まる。以下、字幕の日本語訳。 (父親が「カリド」と呼びかけて)「まだ起きているのか。本を読むなら明日にしなさい」 息子が「やだ。本は持ったままで寝る」 父親が「ぐっすりおやすみ」と言い、立ち上がってドアの脇で「何も怖がることはないよ、大丈夫だから」

画面、切り替わって「2015年、シリア」。砲弾か何かの轟音や銃撃音が響く中。破壊された家屋の中を懐中電灯で見て回っている子供が、布団か何かの下にもぐりこんでいる幼い子供を見つける。声変わりした少年の声が「何も怖がることはないよ、怖がらないで、大丈夫だから」と語りかける。

最後に「シリア全土で83パーセントの明かりが消えました」という言葉が英語、アラビア語、フランス語の字幕で表示され、「元のように明かりをともすため、ご支援ください」としてサイトのURL。 #WithSyria

ただしこのサイト、今はアクセスしないほうがいいかも。「不正なセキュリティ証明書を使用しています」というエラーメッセージが出ます(添付画像参照)。このサイトについては昨年の報道記事参照: independent.co.uk/news/world/mid… pic.twitter.com/bMzVbYKeZ6

シリアで、2011年以降、83パーセントの明かりが消えたという件は theguardian.com/world/2015/mar… を参照。 #withSyria pic.twitter.com/olHwWolKlE 地図を横に置いて見てみてください。アレッポやデリゾール、ハマ、ホムス……

このリンク先の記事については少し後のほうで見ます。

※GIFアニメです。動いてなかったら画像の上で一度クリックしてください。

2011 v 2015: #Syria plunged into dark. 83% of lights out after 4 years of war. Aleppo all but disappeared. #withSyria pic.twitter.com/Fi7GbeUpQn

「2011年と2015年を比較すると、シリアは真っ暗になってしまった。4年間の戦争で明かりの83%が消えた。アレッポはほとんど、消えてしまっている」

Heartbreaking #Syria entered dark ages. NGOs condemn international community for abandoning people, Stand #withSyria.withsyria.com

「シリアが暗黒の時代に入ってしまった。胸が痛む。国際社会はこの人々を見捨てたとNGOが糾弾している」

97% of lights out in Aleppo - #withSyria

「アレッポは、97%の明かりが消えてしまった」

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