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オランダを震撼させた恐怖のフクロウ「ワシミミズク」が捕獲される

オランダ北部プルムレンド市の住民たちを1年ほど前から恐怖に陥れてきた、ならず者のワシミミズクが、ようやく捕獲された。市当局が同日夜に声明を発表して明らかにした。なぜワシミミズクは人を襲ったのか?ワシミミズクの生態をまとめてみました。

更新日: 2015年03月15日

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rainshineさん

ワシミミズク

フクロウ目フクロウ科に属する絶滅危惧種の大型猛禽類の一種。ユーラシア大陸の大部分に生息している。

全身が褐色で,翼上面と背面には黄白色と黒褐色の斑が,胸部には黒褐色の太い縦斑が,腹部には細長い黒褐色の縦斑がある。

日本には冬鳥として北海道に渡来する事もある。昼間は原生林の中や山間の岸壁で休んでいます。

フクロウ類最大の大きさ

ワシミミズクはフクロウ類では世界最大で全長60-75cm、体重2-4.2kg、翼を拡げると1.5m以上に達する。

最強の「夜の猛禽」

警戒心がとても強く、飼育員が近づくと、羽を膨らませて体を大きく見せて威嚇します。

体が大きく力が強いので、もっとも強力な「夜の猛禽」と呼ばれる。日中は樹木の枝や岸壁にとまって休んでいるが、一般に夜になると猛禽類の本領を発揮する。

その形態は、獲物が通るのをじっと待ち、見つけるやいなや、音も立てずに幅の広い翼をゆっくりと羽ばたいて、襲いかかる。

キツネやノロジカまでも食することから"夜のイヌワシ"と称される。彼等は他の昼行性や夜行性の猛禽類をも餌食し、その中には一部の鷲類も含まれる。

2007年12月5日、北京市で数か月間にわたり養鶏場を襲い、数十羽もの被害を出してきた怪鳥。夜な夜なニワトリを襲ったその怪鳥が鶏舎の前にはった網によって捕らえられた。怪鳥の正体は、中国で国家2級保護動物に指定されているワシミミズクだった。

韓国でも同じ年の9月に、養鶏場にワシミミズクが入り込み、ひよこ約3000羽が死亡する事件が起こっている。

このワシミミズクがオランダを震撼させていた

在オランダの日本人がよく利用するゴルフ場もあるプルメレンド普段は平穏な町だが、ここ数週間、音を立てずに滑空するワシミミズクの襲撃に遭い、住民ら数十人が負傷したという。

住民ら数十人が医療機関を受診したという。先月24日夜にも、地元の陸上クラブのメンバー2人がワシミミズクに襲われ、そのうちの1人は頭を6針縫う大けがを負った。

地元の養護施設の広報担当者がAFPに語ったところによると、同施設では少なくとも15件の被害報告があり、入所者や従業員らは恐怖に怯えているという。

これまでに50回以上、人間を攻撃したとみられている。上空から音も立てずに急降下しては人を襲い、先月には頭を6針縫う大けがをした人も出ていた。

しかしようやく捕獲されたという

市役所の声明によると、ワシミミズクはこの日、鷹匠によって捕獲された。健康状態は良好で、飼育場所が決定するまで、市が一時的に保護しているという。

ワシミミズクは保護動物であることから、市は特別許可を取得した上で捕獲に乗り出していた。

ワシミミズクはなぜ人を襲ったのか?

被害者は女性が多い。ワシミミズクは現在繁殖期に入っており、メスが人間の女性を競争相手と見て襲うのではという憶測もされている。

オランダのフクロウの専門家は、このワシミミズクの行動について、普通ではないと語る。

「おりの中で飼育された個体は、人間と食べ物を関連付けている。その理由から、野に放たれた個体の行動は、実際の『攻撃』と異なる。ただ、繁殖期に体内のホルモン値が上昇し、縄張り意識が高まるなど、行動に影響が出るかもしれない」と述べ、このワシミミズクが雌である可能性があることを指摘した。

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