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母娘が火災で死亡…原因となった「過電流」の危険性

川崎市のアパートで火災が発生。母娘の2人が死亡してしまった。出火原因は「過電流」と見られている。

更新日: 2015年03月16日

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haru-tomoさん

■川崎市でアパート火災が発生

火災があったアパート。

火事があったのは川崎市高津区のアパートの一室で、警察などによると16日午前0時半ごろ、近所の住民から「1階から火が見える。中に人がいるかもしれない」と通報があった

火は1階に住む福田武己さん(49)の部屋から出ていて、約1時間半後に消し止められた

・この火事で、娘と助けに行った母が死亡してしまった…

福田さんの妻泰枝さん(51)と中学1年の長女芽己さん(13)が心肺停止状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された

出火当時は泰枝さんと芽己さん、高校三年の長男(18)の三人が就寝中で、泰枝さんと長男はいったん家を脱出した

長男は消火器を取りに室外に出たが、泰枝さんは長女に火災を知らせようと奥の部屋に戻ったという

■落ちたブレーカーを上げた所、出火した

長男が自室の電気ヒーターの電源を入れた際に室内の電気が消え、泰枝さんと一緒に玄関脇にあるブレーカーをあげたところヒーターから出火したという

警察に対し、長男は「ブレーカーが落ちたので復旧したら、火花が出た」と話している

・原因は「過電流」と見られている

警察はヒーターのスイッチを切らずにブレーカーを復旧したために、一気に電流が流れる「過電流」で発火した可能性もあるとみて、詳しく調べている

■「過電流」とは何なのか?

過電流は、大きく分けてショート(短絡)と電気の使いすぎ(過負荷)の2種類がある

ショート(短絡)とは、屋内配線や電気機器の電源コード(電路)において、間違っ た配線接続・故障などが原因で、2線間が接触したり、2線間の絶縁抵抗が極端に低下した時に、配線や電気機器に危険な電流が流れること

電気の使いすぎ(過負荷)とは、電気ストーブやアイロン、ドライヤーなどの電気製品を一度に多く使用し、配線に許容量以上の大きな電流が流れることをいいます

・過電流が危険な理由

電線には、電気を流せる最大量(許容電流)が定められており、許容量以上の電気が継続して流れると、電線が発熱し煙が上がり、最後には発火に至る可能性があります

■今回の過電流は「延長コードの継ぎ足し」が原因?

長男は、「電気ヒーターのスイッチを入れたらブレーカーが落ち、ブレーカーを上げたら、延長コードのあたりが燃えていた」と話している

警察は、延長コードが途中で切られ、30cmほど継ぎ足されていたことから、ここから出火したとみて調べている

電気コードを接続する場合、ねじったため素線(細い線)が切れてしまい半断線の状態となったり、素線の数が違う電線をつなぎ合わせたため許容電流(電線に流せる最大電流)が変わり、素線の少ないコードに負荷がかかり発熱したり、絶縁処理が不十分なためプラスとマイナスの線が接触し短絡(ショート)して火災になったりします

■ブレーカーが落ちた場合の対処法

・Aのアンペアブレーカーが落ちる場合 全体の電力を使いすぎています。

・Cの安全ブレーカーが落ちる場合 落ちた回路の電力を使いすぎています。

ブレーカが作動した場合(いわゆるブレーカ落ち)は、そのレバーをONにすれば復旧できますが、大切なのは「なぜ落ちたか」を把握することです

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