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花粉症を根本原因から解決する

なぜ国は花粉症問題を解決しない?対策も必要だけど、原因解決が最優先なのに。予防・治療法や情報提供など一時しのぎの対策よりも、花粉を無くすのが優先では?くさいトイレにふたもせず「対応策」を打ち出してる状況。苦しむ人がたくさんいるにもかかわらず、問題解決へのアクションが何もない日本政府に疑問。

更新日: 2015年04月05日

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periclesさん

花粉が飛散する原因

なぜ現代になって花粉がたくさん飛散するようになったのでしょう。

1960年代後半から、花粉を多く作ることのできる樹齢30年以上のスギ林の面積が多くなりました

昔一斉に杉や檜を植えた人工林の多くは、充分な手入れをされず放置

放置されたスギ林は枝打ちや間伐などの手入れをされないまま、最も花粉を飛ばす年頃になってしまいました。本来スギ林は適切な手入れを行い、建材に適正な大きさで伐採すれば、ほとんど花粉を飛ばすことはないのです。

緑:針葉樹、黄色:広葉樹

1945年との比較。針葉樹のほとんどは花粉症の原因となっている杉です。

元々日本の森林は広葉樹を主体とした多種多様な樹木が分布しており森林の90%近くが広葉樹であった。しかし高度経済成長による建築用木材の需要増大で生育が早く加工が容易でまっすぐに成長する杉や檜などの針葉樹の植樹が各地で行われた。

針葉樹は動物の食糧となる木の実が成らず、針葉樹林は緑の砂漠と言われる。針葉樹林の増加は人間だけではなく森にすむ動物にとっても深刻な問題である。

樹齢31年以上のスギ林の面積は70年ごろから急上昇をし、80年ごろからはさらに急カーブを描くように線が上向きになっています。これでは、花粉飛散量が急増するのも当然といえるでしょう。

なぜスギ林が増えたの?

花粉症の原因である樹齢30年以上のスギ林、なぜ増えたのでしょう?

国が植林事業を大幅に拡大し始めたのは1950年頃からですが、その時点ではスギ花粉症は顕在化しておらず、実際に花粉症が蔓延し始めたのは1980年頃からです。

国が植林事業を拡大してからまさに30年後に花粉症が蔓延しています!

国産材の高騰、安い外材の流入、林業人口の減少が重なり、放置されたスギ林は枝打ちや間伐などの手入れをされないまま、最も花粉を飛ばす年頃になってしまいました。本来スギ林は適切な手入れを行い、建材に適正な大きさで伐採すれば、ほとんど花粉を飛ばすことはないのです。

60年代には、さらに安価な外国産の木材の輸入が自由化されました。そのため木材を扱う業者の方は、木材の調達元を外国産に切り替えたのです。また鉄筋コンクリートの建物なども増え始め、次第に杉の木の需要は減っていきました。その結果、大量に植えた杉の木は維持・処分するにも費用がかかるという理由もあり、放置されてしまったのです

政府の取り組みは?

花粉症で苦しむ人にとっては、原因について責任の所在などどうでもいいこと。解決に向けて具体的にアクションを起こしてほしいところ。

花粉症は、花粉症を有する者の数が約30%であるという報告もあり、国民的な広がりを見せており、政府として関係省庁が一丸となって積極的に取り組む必要のある疾病である。
 近年、花粉症に対する国民の関心は高まっており、引き続きこれまで以上に的確かつ効果的に施策を実施する必要がある。このため、次に記載する事項について、政府として、総合的かつ一体的な花粉症対策を実施する。

何十年も経っているのに、問題に対してこの程度の認識。しかも解決策ではなく対策です。解決できない問題として位置付けているのではないでしょうか?全く成果を上げてきていないのに、これまで以上に頑張りますといった定性的な方針では、「やらなければならないのはわかっているから前向きの姿勢だけ見せる」ための言い訳文章にしか見えません。

政府の具体的施策

1)花粉及び花粉症の実態把握
2)花粉症の原因究明
3)花粉症の対応策
①予防・治療法の開発・普及(文部科学省・農林水産省・厚生労働省)
②花粉症対策品種の開発・普及(農林水産省)
③花粉の少ない森林への転換等の促進(農林水産省)
④花粉症に対する適切な医療の確保(厚生労働省)
⑤花粉及び花粉症に関する情報の提供(厚生労働省・農林水産省・環境省)

問題解決には遠いですね。解決に直接結びつく施策がありません。少しは考えてください。

③花粉の少ない森林への転換等の促進(農林水産省)

唯一可能性のありそうな対応がこれですが、「促進」では問題意識が薄いです。期限や成果目標一切提示せず、やる気なしですね。政府に花粉症の人はいないのでしょうか?

なんで伐採して解決しないの?

たくさん伐採したら生態系が乱れるなんて言う人がいるけど、過剰に植林した人工林を伐採・手入れするなどして、元の姿に戻すということですよ。

大黒柱に最適と言われる40年生の太いスギでも、たったの700円から1000円なんです。

安いですが低品質なので売れないらしいです。

スギ花粉は杉を伐採すれば良いのではと思う方もいると思うのですが、伐採するにはお金もかかるし非効率みたいなので、やはり花粉症は予防や対策をしてうまく付き合っていくしかないようです><

うまく付き合うとか、お断りです。悪い意味で、日本人らしい考え方ですね。こんな考え方が、これまでの政府の対応を受け入れ、状況を作り上げてきているのです。もはやお金の問題ではないでしょう。

政府がやらないのなら

花粉症による経済的損失は、1兆円との試算もある。この数字は、医療費や花粉症による労働生産性の低下が含まれている。あくまで参考的な数字ではあるが、花粉症になんらかの対策が必要であることを考えさせる。

もし1兆円の予算で森林の手入れ等を実施すれば、かなりの効果があると思います。

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