
どっちが正しい? 「糖質制限ダイエット」 の争い、専門家も「混乱中」!!
「炭水化物」は是か非か、「糖質制限」は是か非か。賛否両論が激突"している「糖質制限ダイエット」 論争、専門家の間でも真逆の見解が飛び交っていています。情報過多が「混乱」を招いている原因なのかもしれません…
更新日: 2015年03月22日
「炭水化物」は是か非か、「糖質制限」は是か非か。賛否両論が激突"している「糖質制限ダイエット」 論争、専門家の間でも真逆の見解が飛び交っていています。情報過多が「混乱」を招いている原因なのかもしれません…
更新日: 2015年03月22日
賛否両論が"激突"
糖質制限については、専門家の間でも真逆の見解が飛び交っていて、ダイエッターにとってはどれが正しいか、本当に悩むところですね…
米、麦、イモ類、パン、トウモロコシ、パスタ・麺類…
炭水化物は是か非か、「糖質制限ダイエット」は是か非か。今、この問題をめぐって主張が真っ向対立する2冊の翻訳本が、書店の店頭に並んでいる。
そもそも「糖質制限ダイエット」って…?
糖質オフダイエットとは、三大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質のうち、炭水化物に含まれる糖質の摂取を控えるものだ。
糖質を制限してしまうと、代わりにタンパク質を構成しているアミノ酸を、肝臓が糖に作り変えるというシステムが働き始めます。
糖質を多く含むのは、ごはんやパン、麺類などの主食、甘いお菓子など。1回の食事の目安となる糖質量は20~40gですが、ごはんは茶わん1杯で糖質が55gにもなるので要注意です。
糖質制限ダイエット「賛成派」の主張
血液中のブドウ糖が増えすぎると、インスリンというホルモンが分泌されます。インスリンの働きで余分なブドウ糖は血管の外へ追い出され、細胞に取り込まれて、その一部は皮下脂肪として蓄積されます。
炭水化物は食品の中で最も血糖値を上げ、その血糖値は高い方が危険であるということ。そして、血糖を下げる手段は炭水化物の制限しかない… 炭水化物さえ摂取しなければ、余計な脂肪はつかない。
人類は何百万年も続いた旧石器時代の狩猟採集生活に適応するように進化してきた。農耕が始まったのはわずか1万年前のこと。原始人にならって穀物を食べることをやめて肉食中心の食事に変えれば、健康になる、というのが「糖質制限ダイエット」派の主張である。
「脳はブドウ糖しか利用できない」というのは、はっきり間違いなのです。ガイトン臨床生理学によれば「イヌイットは時々完全脂肪食を摂取するが、通常ブドウ糖しかエネルギー源として利用しない脳細胞も、この時は50~75%のエネルギ-を脂質から得られるようになる」
文明が進み、パソコンのOSがどんなにアップデートされようにも、あなたの体は20万年前から変わらず〈人類1.0〉のままだ。わたしたちは、野性的に暮らすよう進化によって決定されている
タンパク質と脂質を十分にとることが大事。タンパク質は筋肉や組織の材料。 だからタンパク質と脂肪は外部から取り入れるしかない… つまり炭水化物は必要なく、タンパク質を摂っていれば十分。
糖質制限食はその人本来の健康な姿を達成することのできる食事方法ですから、ある程度の期間、実践すれば、その人の標準体重に落ち着くからです。
肥満によるインスリン抵抗性の上昇など、インスリンが高血糖を抑えきれていないので、結果的には高血糖が勝って糖尿病へと進んでいくのです。高糖質食でインスリン分泌能をあげても、糖尿病罹患者は増えるし、糖尿病発症者は悪化するだけだ。
糖質制限すると、内臓脂肪が最初の数週間で劇的に減ります。ですから隠れ肥満で内臓が多い人は、たとえあなたが標準体重であったとしても、糖質制限をやってみてください。
激突する2冊の翻訳本 ― 賛成派 ―
その「糖質オフ」にお墨付きを与えているのが、ハーバード大学医学部のジョン・J・レイティ博士が書いた『GO WILD 野生の体を取り戻せ!』(NHK出版)だ。
科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス
ジョンJ.レイティ (著), リチャード・マニング (著), 野中 香方子 (翻訳)
人間の体は糖質の摂取を減らすとエネルギーが足りなくなり、脂肪を分解して補おうとする。そのため、脂肪が減り体重が落ちる。
昔の人は野草や野菜を中心に食べてきた。穀物がないと生きていけないというのは幻想… たばこや酒のような、「嗜好品」の一つでしかない。
糖質制限ダイエットは食事制限をするダイエット方法ではありませんので、満腹感のある食事を楽しむことができます。何か特定のダイエット食品を買うわけでもないのでコストも掛かりません。
糖質制限ダイエット「反対派」の主張…
炭水化物は、エネルギー源となるので、学業・仕事など、日常生活に支障をきたします。一般的には、脳が正常に働かず、ボーッとしたり、集中力の低下、無気力などが引き起こされます。
「現在一部で広まっている糖質制限は、糖尿病や合併症の重症度によっては生命の危険さえあり、勧められない」と注意
「炭水化物を総摂取カロリーの40%未満に抑える極端な糖質制限は、脂質やたんぱく質の過剰摂取につながることが多い。長期的には腎症、心筋梗塞や脳卒中、発がんなどの危険性を高める恐れがある」と指摘。
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