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人類は強し!?電王戦FINAL第二局の結果に将棋ファン大興奮!

永瀬拓矢六段がSeleneに勝利!勝ち越しまで後一歩!

更新日: 2015年03月23日

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電王戦第2局永瀬拓矢六段がSeleneに勝利!人間側2連勝!

3月21日、プロ棋士と将棋ソフトによる5対5の団体戦「将棋電王戦FINAL」の第2局・永瀬拓矢六段対Seleneの対局が行われ、Seleneがプログラム上の問題で「角成らず」を認識できず反則負けになるという異例の結末を迎えました。

第一局は斎藤慎太郎五段がAperyに完勝

人間側の先鋒は真っ直ぐな将棋と人柄、そして甘いマスクで「西の新王子」とも呼ばれる人気の若手棋士・斎藤慎太郎五段。コンピュータ側は前回の世界コンピュータ将棋選手権で優勝も飾った実力ソフト「Apery」が登場

序盤でリードを奪い、徐々に差を広げて押し切るという、対コンピュータ戦において理想ともいえる勝利。今回の第1局は斎藤五段の強さが目立った一方、Aperyにとっては不出来な一局だった。

そして第二局…ソフト側の次鋒は"Selene"

Selene(セレネ)開発者の西海枝昌彦(さいかいし・まさひこ)は1974年生まれ。珍しい姓で、同じ姓の人には、親戚以外には会ったことがない。現在はIT業界で、銀行や保険会社のシステムのマネージメントをしている。

Seleneの特徴は、常に「アプローチが異なる複数種類を並列的に、というか気が向いた順に」開発を進めている点。そのため、出場する大会ごとに毎回かなり毛色の違うソフトが出来上がる。同一のソフトを少しずつ改良し、その延長線上で高みを目指す――というアプローチは取らない。

ソフトの名を考える際には、紙にいっぱいになるほどに、いろいろな候補を書いてみた。最終的にはその中から、妻が「Selene」という名を選んだ。ギリシャ神話の月の女神のことである。

迎え撃つ人間側次鋒は永瀬拓矢六段

永瀬拓矢六段は1992年生まれ。第1局でソフトに完勝した斎藤慎太郎五段(18歳でプロ入り)よりもさらに早い、17歳と0カ月でプロの世界に足を踏み入れた。20歳時には、トッププロを目指す棋士の登竜門とも言える棋戦「新人王戦」で優勝。早くから頭角を現す。

デビューからしばらくは三間飛車を得意とする振り飛車党だったが、2013年頃から居飛車党に転向した。

その棋風以上に彼の代名詞とされるのが「千日手を全く厭わない」姿勢にある。棋士にとってちょっと有利かも?とされる先手番を持っても、不利な状況・面白くない状況に置かれたならば、すぐに千日手の筋を手繰り寄せようとする豪腕の持ち主

「将棋というのは、努力ですべて決まると思っているので。将棋には才能なんか一切いらないんです。逆に負けるというのは努力が足りなかっただけなので」

白熱した対局…永瀬六段勝勢の中、意外な結末が

序盤、なかなか角筋を開けないSeleneに対して、飛車先を進めて角頭を攻め、17手にやっと開いたら即角交換をした。その後、seleneが、時間をかけて進み午前中は永瀬六段が残り4時間32分、Seleneが3時間38分と1時間ほど差がついた

午後に入ってもしばらく駒組みが進み15時半ぐらいにSeleneが49手目▲2四歩と仕掛けてから、本格的な戦いが始まった

中盤ではSeleneがわずかにリードしたと見られた瞬間もあったが、その後、永瀬六段の鋭い踏み込みで一気に後手が勝勢

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