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受験に受かる子・受からない子のタイプまとめ

オフィス・宮島です。もうしばらくすると、新年度が始まります。今年受験生になる方は、これを読んでいただいて、自分がどのタイプに当てはまるかを分析してください。合格するタイプの人でも落ちるし、不合格タイプの人でも合格するケースがあります。

更新日: 2016年06月04日

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あなたはどのタイプに属しますか?

これは実際に弊社が指導に当たった生徒の実際の話です。これを読んで自分がどのタイプに当てはまりますか?

受験に受かった子の年間スケジュール①

実際に弊社にて、指導し合格した受験生が1年間をどのようにして過ごしていたかを生徒本人に書いてもらったものです。

志望校に合格したケース①(中学3年生・女子)
4月…1年生の復習(基本問題を一からやり直す)

5月…2年生の復習(基本問題を一からやり直す)

6月…この時点まで学校で習った3年生の復習

7月…1年~3年までの基本問題を徹底的に復習

8月…今まで受けた定期テストをもう一度解きなおす

9月…高校入試の過去問に挑戦

10月…1年生の復習(最終チェック)

11月…2年生の復習(最終チェック)

12月…3年生の復習

1月…私立高校推薦入試に向けた面接練習および入試過去問を使った問題演習

2月…県立高校推薦入試に向けた面接練習・作文練習および入試過去問を使った問題演習

彼女は吹奏楽部という非常に忙しい部に所属していたので、細切れ時間を計画的に使用せざるを得ませんでした。そこで、どのようにしたら細切れ時間を無理なく有効活用できるかを考えてました。
そして、作ったのが上に示したものです。

また、彼女は大会に参加している間、移動時間は遊んでしまうため勉強できないと判断し、自由時間を有効に活用して勉強していました。

弊社の卒業生もよく私に「吹部(吹奏楽部)は休みがなくてとても大変」とよくこぼしていました。
彼女は引退したのも12月でした。

なお、写真はイメージです。

受験に受かった子の年間スケジュール②

実際に弊社にて、指導し合格した受験生が1年間をどのようにして過ごしていたかを生徒本人に書いてもらったものです。しかし、これを読んだとき、「とても合格できるとは思えない」ような内容でした。なぜこのようないい加減なスケジュールでも合格できたかを後で解説します。

志望校に合格したケース①(中学3年生・男子)
4月…
受験を意識せず、とりあえず学校指定のワークおよび新研究※1を使って復習。
学校の課題を20分~40分かけてこなす。

5月…
4月と同じことを行う。

6月…
新研究を使って25分~45分かけて復習。

7月…
とても勉強しているとは思えなかったので、弊社に来てもらい、夏季集中講義を受講させる。
部活を引退し、受験を意識し始め勉強時間を1時間~2時間に延ばす。

夏休み中に実力テストがあったが、その時は、教科書をパラパラと読んで復習をした。
その内容は…
数学:公式だけを復習
理科:教科書の欄外を読み、実験パターンと結果を覚える
社会:教科書に太字で書かれた単語を覚える
英語:教科書にある例文を読んで覚える。その後ワークの問題を解く。きちんと覚えたかを
   確認することを一切せず

8月…
7月と同じことを行う。
その時に行われた実力テストの結果が出ても、特に気にせず。

9月…
8月と同じ。

10月…
弊社にて、マインドマップ※2の使い方を習う。
実際に2年の時に習った単語を覚えるために使用。ただし、それほど変わらなかったとのこと。
マインドマップ作製の解説書を読んだとき、様々な疑問が生じたが、恥ずかしさから弊社代表に
尋ねることができなかったため、疑問が解消しないまま使い続ける。

11月…
マインドマップを使っているときに発生した疑問が解決しなかったため、マインドマップの使用を
やめ学校指定のワークおよび新研究をひたすら解く方法に戻す。
このころになると、大手学習塾が行っている模試を受ける生徒が急増するが、それでも一切見向きもせず。
なぜ模試を受けなかったのかというと…翌々月に受ける私立高校の入試で『受験の雰囲気が体感できるから必要ない』という理由でのこと。

12月…
11月と変わらず。
このころ、結果が乱高下し始めたため少し焦り始めたが、最初のペースを崩さなかった。
それと同じころ、弊社代表が心配して親御さんに何度か電話をしたが、特に親から子へ話し合いをした形跡はなかった。

1月…
私立高校を推薦で受験するため、その練習を行う。また、私立高校の過去問を使って問題演習を
行った。

2月…
私立高校の入試が終了したので、県立高校の入試過去問を使って問題演習を行った。
この時、間違った問題を新研究を使って復習した。また、新研究の章末問題を使って最後の復習

3月…
2月と同じ。

新学社が発行している問題集です。弊社代表である筆者が、中学生だった頃も存在し、高専合格に大きな貢献をしたのもこれでした。これを舐めるように「完璧に」勉強すれは、1年から2年までの復習はこれだけで終わります。

神経加速伝達記憶想起法とも呼ばれるため、中央から末端に向かって広がってゆく神経細胞とよく似た形になります。いくつかの塾や研修でも採用されています。

弊社の学生にもこれを紹介・指導しましたが、ほとんどの生徒に不評でした。

これを本人に見てもらって、「どう思うか?」と聞いたところ、「計画性がなく、客観的ではない」と感想を述べていました。それなのに、彼はきちんと合格しました。なぜでしょうか?

では、ほかの生徒のケースを見てみましょう。

受験に受かった子の年間スケジュール③

実際に弊社にて、指導し合格した受験生が1年間をどのようにして過ごしていたかを生徒本人に書いてもらったものです。(中学3年生・男子)

4月~8月…宿題および定期テスト・実力テストの勉強に追われる

9月…本格的に始動

10月~12月…今勉強しているところをひたすら勉強。1・2年の復習は後回し。

1月…1・2年の復習に取り掛かる

2月…入試対策

                       ◇

各月の勉強時間はこのようになっております。
4月~8月…1時間前後

9月:2時間~2時間30分

10月~12月:2時間~2時間30分

1月:3時間

2月:3時間30分

勉強に使用していたのは、新研究・学校の教科書・テスト問題と入試過去問です。

彼に「好きな教科と嫌いな教科の勉強の比重は?」と質問したところ…好きな教科と嫌いな教科は
7:3の比率で勉強していたとのことです。

受験に受かった子の年間スケジュール④

実際に弊社にて、指導し合格した受験生が1年間をどのようにして過ごしていたかを生徒本人に書いてもらったものです。(中学3年生・男子)

4月~夏休みの終わり…課題に取り組む

9月…本格的に始動

10月~11月…苦手教科に取り組む

12月…模試の結果を見て、「このままでは合格できない」と判断し、総復習に取り掛かる

1月…数学・理科の復習

2月…社会の総復習

3月…入試前最終チェック

                       ◇

彼の話によると、受験が終わるまで毎日(土日祝日含む)平均2時間~2時間30分勉強していたそうです。

5教科はこのように取り組んでいたとのことです

国語:学校の問題集

社会:教科書を丹念に読む、授業のノートをまとめ直す

数学:学校のテスト問題をすべて見直す、弊社代表が渡した問題集を解く

理科:教科書を読む、問題集を解く、テストを見直す

英語:単語をとにかく覚えた

彼に「好きな教科と嫌いな教科の勉強の比重は?」と質問したところ…好きな教科と嫌いな教科は
10:0の比率で勉強していたとのことです。

受験に受かった子の年間スケジュール⑤

実際に弊社にて、指導し合格した受験生が1年間をどのようにして過ごしていたかを生徒本人に書いてもらったものです。(中学3年生・女子)

4月~8月…ほとんど勉強せず

9月…始動するも身が入らず

10月…新研究を中心に復習

11月…同上

12月…同上

冬休み明け…模試や実力テストでわからなかった問題を復習し、教科書と新研究を丹念に
      読み直す

2月…入試過去問およびiPadに勉強アプリを大量にインストールして、それを寝る前に解く

3月…同上

                      ◇

各月の勉強時間はこのようになっております。
4月~8月…ほとんど勉強せず

10月~12月…1時間

1月~3月…4時間

勉強に使用していたのは、教科書・新研究・入試過去問・勉強アプリです。

彼女に「好きな教科と嫌いな教科の勉強の比重は?」と質問したところ…好きな教科と嫌いな教科は2:1の比率で勉強していたとのことです。

やはり、教科書は基礎を固めるにはもってこいの教材のようです。

実際に入試まで彼女が使用していた、勉強アプリです。「手で書く」勉強を終えた後、これで「本日のおさらい」を行っていたそうです。

…となっております。では、彼らはなぜ合格できたのでしょうか?

なぜ彼らは受かったの?

では、なぜ彼らは受験に合格することができたのでしょうか?
私なりに分析してみました。

①中学3年生女子のケース
・自分が最大限集中できる時間を客観的に見つめ、その時間は勉強のことのみ考えて没頭していた

・吹奏楽部という忙しい部に所属していたため無理せず1年間持続できるスケジュールを組んだこと

・テストは苦手(本人談)だったので、提出物・課題を完璧に仕上げて内申点の積み上げを行った

・細切れ時間を有効に活用した

・きちんと復習した結果が出ているかを確認していた

・「これで受かればもうけもの」と思い、開き直って試験に臨んだ

②中学3年生男子のケース
・模試を一切受けなかったため、友人たちから実力テストの点数を聞き出し、それを自分の点数と
 比較して、自分の立ち位置を大まかにつかんでいた

・学校で行っている実力テストをすべて何度も解きなおした。間違えた個所について、「なぜ
 間違えたのか」を時間をかけて考えた

・間違えた個所の答えを見て、3パターンほど答えを導く方法を考え、それを使って実際に答えを
 導いた

・普段から図鑑などをたくさん読んでいた(これが理科の成績アップにつながった)

・不得意教科は最低限の点数を取れる程度の勉強をし、得意教科を可能な限り点数を引き上げて
 不得意教科の穴埋めを行った

・長時間集中できないので、自分が集中できる時間を測り、その間は勉強のことのみ考えて没頭
 していた

・筆者に叱られてものほほんとしていた(きわめて楽天的であった)

③中学3年生男子のケース
・とにかく今やっている場所中心に勉強して3年生の勉強を行っていることに注目すると、
 野口悠紀雄氏が提唱した「パラシュート勉強法」と非常に酷似している…というよりそれその
 ものであることが分かる。3年生の復習と同時に1・2年生の復習も無意識に行っていたため、
 非常に能率的だった

・初めのうちはやる気が出なかったが、受験が近づくにつれ、危機感が出て、自然と勉強に身が
 入るようになり、勉強時間が長くなっていった

・めげそうになっても、うまく気分転換をして、勉強の集中力を切らさなかった

・苦手教科に時間・精神力を取られるくらいなら、好きな教科に時間を充てて、可能な限り点数を
 上乗せすることを心掛けた

④中学3年生男子のケース
・休むことなく毎日一定時間勉強していた

・わからないことがあったら、時間が許す限り弊社代表に質問をして、納得がいくまで聞いていた

・苦手教科に時間・精神力を取られるくらいなら、好きな教科に時間を充てて、可能な限り点数を
 上乗せすることを心掛けた

・たとえ試験で悪い結果が出ても、「次で取り返せばよい」と考えていた

・模試で悪い判定が出たことが、かえって自分を奮い立たせた
 (「もし、よい判定が出ていたら?」と質問したところ、「慢心していただろう」とのこと)

⑤中学3年生女子のケース
・iPadを使って勉強することが非常に性に合っていた

・模試を受けたことで、今まで見たことのない問題パターンに触れることができ、それがきっかけ
 でより丁寧に教科書や新研究を読むようになった
 (教科書や新研究の欄外もちゃんと注意して読むようになった、とのこと)

・勉強アプリを使う際、ダラダラやらずに「30分で解いて満点を取る」という基準を自分に課し
 基準をクリアするまで繰り返し行った

・Wikipediaをくまなく読んでいた(これが国語の読解力向上につながった)

・嫌いな教科は、基礎のみ固め、「最低限点が取れればよい」と割り切って試験に臨んだ

・勉強の妨げになるものは自分の視界から排除していた

・不満をため込まず、適度に発散していた

…これらより、次の点がお互いに作用しあうことで、よい結果が出たものと思われます。

①とにかく勉強に集中できる環境を作ることに専念したこと
②好きな教科を勉強することに比重を置いて、嫌いな教科は最低限取れればよいと割り切って勉強
 したこと
③自分の立ち位置を把握していること
④危機感・緊張感をもって試験に臨んだこと

…が合格に結びついたものと考えられます。

受験に落ちた子の年間スケジュール

では、逆に受験に失敗した子のスケジュールはどうだったのでしょうか?
大変辛いことでしたが、1年間どのように過ごしたのか、何が受験に失敗した原因だったのかを
本人に述べてもらいました。(中学3年生・男子)

先に述べた受験に合格した学生のスケジュール①~⑤と比較しながら読んでください。

4月~6月…課題に取り組む

7月…部活を引退し、夏休みに突入するが、一向にやる気が出ず

8月…体育大会の役員に抜擢されたため、勉強に時間を割くことができなかった

9月…受験が近づいていることが分かっていても、やる気が出なかった

10月…とりあえず始動

11~12月…新研究を使って、復習開始

1月…本格始動

2月…弱点克服、入試過去問を解く

3月…入試前最終チェック
                      ◇

各月の勉強時間はこのようになっております。
4月~5月…2時間~3時間(課題のみ、復習等には一切使わず)

6月~7月…同上

7月~8月…ほとんど行わず

10月~12月…1時間

1月~3月…1時間30分~2時間

勉強に使用していたのは、教科書・新研究・入試過去問です。

入試に失敗した原因は?

彼が受験に失敗した原因は何なのか?
彼の1年間の軌跡をもとに、彼の証言や私なりに分析したところ…

・これは私の責任でもあるのですが、彼のやる気を引き出すことができなかった
 (彼の証言によると、受験勉強が非常につまらなかったとのこと)

・受験に対する意識が希薄だったため、勉強に身が入らなかった

・成績が上がれば志望校をランクの高いところに、成績が下がればランクの低いところに試験が
 あるたびに変更していたため、目標が定まらなかった

・普段の試験が悪くても、本番で取れればOK…という気持ちで臨んだ
 (ただし、下準備なしで)

・高校入試がすぐそこまで近づくまで、全く緊張感がわかなかった

・勉強時間が合格した学生たちの半分以下であった

…ことが原因だと思われます。

緊張感・危機感の有無が合格に大きく寄与するものが今回の指導を通じてわかりました。

また、先生が指導しても、生徒のやる気を引き出すことができなければ、効果が得られないこともわかりました。

このようなことになった責任は先生半分、学生半分だと思います。

まとめ

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オフィス・宮島です。
個人事業主なので、社員は1人もおりません。手探り状態で進めているので経営に関してはよくわかっていません。
経営に関するアドバイスなどいろいろいただけるとありがたいです。

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