1. まとめトップ

なぜ「刑務所に入りたい」という理由で犯罪を犯すのか?

ニュースを見ていると「刑務所に入りたい」「刑務所に戻りたい」という記事が目に留まりました。普段当たり前に生活している人にしてみたら違和感があるキーワードだと思うんです。何度も軽犯罪を犯し、刑務所に舞い戻ってくる人の背景を調べていたら現代が抱える“闇”が見えてきた。

更新日: 2015年03月23日

1 お気に入り 34878 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

sun3355さん

刑務所に入りたくて軽犯罪に手を染める人もいる

何度も軽犯罪を犯し、刑務所に舞い戻ってくる人も少なくない。

近年、受刑者の中に障害者や高齢者が大勢いることが明らかになってきました。福祉の網の目からこぼれおちてしまった人たちです。

出所した後も、万引きなどを繰り返し、舞い戻ってくる人も少なくないと言います。

「2011版の『犯罪白書』にもあるように、1991年から10年まで、65歳以上の高齢犯罪者は右肩上がりで増加の一途。

これら高齢犯罪者の多くは窃盗犯。モノ盗り目的ではなく、捕まることが目的と思ってもいい。

高齢化が進み、社会の環境が変化するにつれ、犯罪に関わる高齢者が年々増加し、ここ10年で高齢者の犯罪件数が2.5倍となった。

有罪の宣告を受け、刑務所に入っている高齢者は2028人(受刑者の8%を占める)いた。うち7割が2回目の入所、4割が6回目以上の入所だった。

さまざまな背景を理由にして入所する場所ではないけど、刑務所内のほうが良い生活ができる。

食事が出て、畳と布団の上で眠れ、薬も貰え、話相手がいて、介護まで受けられる、刑務所での暮らしの方いいと思う高齢者が多くいます。

まず刑務所での服役中は、衣食住費や医療費はタダ。もちろん出所後に服役中の食事代や医療費などを請求されることもない。

また、更生保護施設へ入所すれば、こちらも刑務所と同じく、食費をはじめとする生活費はかからず、完全無料といっても差し支えないですね。

刑務所に入れば雨風をしのげ、3食、食べられるからだけではない大きな問題もある

貧困や孤立という現実を目の前にして、犯罪を繰り返す再犯者になる人が多くいる。

再犯を犯す高齢者には、貧困や孤立・困難といった、社会的要因があると言われています。

出所しても仕事はなく(履歴にあるとアルバイトでも断られます)、そして、家族からも見放されてしまう事が多いようです。

背景には高齢者の貧困問題がある。釈放後の引受人がいない、帰住先が確保できないことに加え、出所後に働くことが困難で経済的困窮に陥り、犯罪を繰り返す再犯者になる可能性が高いのだ。

行き場のない出所者は、更生保護施設に最長6か月間滞在できるが、再就職が見込める若い人が優先される。高齢者や障害者で入れる人は少なく、当てもなく出所する人が多い。

実際に刑務所を出たあとに、福祉へつないでいくことが必要になってくるんですけれども、やはり司法が社会制度の中から孤立している。

結果として刑務所を出た人は、そのまま場合によってはホームレスになって福祉へつながらない。

近年では、受刑者の高齢化が進み要介護状態の人も多い。若年の受刑者は刑務作業として高齢受刑者の介護に当たることも多く、一部の刑務所は介護施設の様相を呈しているという。

お風呂の介助や着替えの介助などを受ける男性受刑者がいる。彼は認知症となり、犯した罪を反省するどころか、罪を犯したこと自体を忘れていた。もちろん自分が刑務所にいることも認識はしていない。

認知症で自分の世話すらおぼつかない受刑者もいるという。刑務作業ができない受刑者がいます。

単独室で生活せざるを得ず、おむつ替えにも食事の介助にも職員の手が必要。刑務所というより老人ホームに近い。

社会環境の整備が進んでいく

社会的孤立とか、社会的な困難など再犯防止に向けた対策が書かれています。
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201406/1.html

政府は2012年7月、「世界一安全な国、日本」の復活を目指して、「再犯防止に向けた総合対策」を策定・発表した。

1 2