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IT業界の最変人、リチャード・ストールマンの偉大な人生

フリーソフトウェア運動の始祖、リチャード・ストールマン。変わり者で発言には疑問も多いけれど、ソフトウェアの世界に多大な功績を残した彼の半生をまとめます。

更新日: 2015年04月21日

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リチャード・ストールマンという変人の偉大な人生

リチャード・マシュー・ストールマン
(1953年3月16日 - )
アメリカ合衆国のプログラマー、フリーソフトウェア活動家。

Richard Stallman氏は、ユーザーがコードを自由に改変したり再配布できる「フリーソフトウェア」という考えを提唱した人物

1985年に非営利団体のFree Software Foundationを設立し、以来、フリーソフトウェア運動を続け、コンピュータの技術と文化に大きな影響を与えてきた人物です。

伝説的なハッカー、フリーソフトウェア活動「GNUプロジェクト」の中心人物、そして少々変わり者

UNIX全盛だった30年前にすべてをフリーソフトウェアで行なうためのソフトウェア群を揃えることを目標に、GNU Projectを創始。

コピーレフトの強力な推進者として知られ、現在にいたるまでフリーソフトウェア運動において中心的な役割を果たしている。

1990 年度のマッカーサー奨学金受給者、米国計算機学会のグレース・マレー・ホッパー賞の受賞者(こちらも 1990 年)、社会経済的改善への貢献に対して贈られる武田財団による武田賞の 2001 年度の共同受賞者、元 AI ラボハッカー

「Emacs」は、当時 MIT人工知能研究所在籍中のリチャード・ストールマンが開発したものである。後にC言語で書き換えられ、現在のように広く普及した。

Emacs(イーマックス)とは高機能でカスタマイズ性の高いテキストエディタ。スクリーン・エディタとしての人気が高く、特にUNIXのプログラマを中心としたコンピュータ技術者に愛用者が多い。

「リチャード・ストールマンがいなかったら、まず先に、彼を発明する必要があっただろう」と多くの人々が述べている。この賛辞は、オープンソース運動は、今日でも伝道し普及に努めているフリーソフトウェアという動きがなければ起こり得なかったという事実を真摯に認めたものである。

ストールマンの変人伝説

人間としてのかれはかなりの変わり者で、直接つきあった人の多くは「あいつとは二度と口もききたくない」と罵る。ただしそういう人も、ストールマンの業績の偉大さについては、諸手をあげて認めるのだけれど。

ストールマンは質素な生活で知られる。彼はリサーチ・アフィリエイトとしてMITに在籍しているが無給であり、また、同大学のコンピュータ科学・人工知能研究所にオフィスを構えている以外には、定住のための住居を持っていない

住居を持たずにどう暮らしているかというと…勤務先のMITに住み着いているらしいw

追跡を受けることで重大なプライバシー侵害が生じうるという理由で携帯電話を持たないことを推奨しており、同様に入室の時間と回数の追跡が可能になるという理由で、オフィスのある建物のカードキーを使うことを避けている。さらに、「個人的な理由」から、GNUやFSFの自分のページかそれに関連するページ以外は自分のコンピューターから直接ブラウズすることはないと述べている。

プライバシーの問題に強い意識を持っていることでも知られています。

2007年の段階で、Webブラウザを使わないと書いています。サーバ上のデーモンにメールを送り、そのデーモンがwgetした結果をメールで返してくるのを読む、というのです。

「レスポンスは遅いけれども、とても効率的な時間の使い方だ」とのこと。

仲間だろうが敵対者だろうが、弔事だろうが慶事だろうが空気を読むなんてしない

発言もすごい。以下、名言(迷言?)集。

ストールマンの名言

「想像してください。レシピがブラックボックスの中に包装されていたら、どうなるでしょう」とストールマンは言い、ギアを入れ変える。「何を材料に使っているのか分からず、ましてレシピを変えることはできません。で、友達にレシピのコピーをつくってあげたら、どうなるでしょう。彼らは、あなたを海賊と呼び、刑務所に何年間もほうりこんでやろうとするでしょう。そんな世界は、レシピを共有していたすべての人々を憤慨させるでしょう。しかし、それがまさに占有的ソフトウェアの世界の有様なのです。その世界では、他人に対する普通の親切が、禁じられたり、妨害されたりするのです。」

クールに監獄を作り、自由を騙して奪うサーバを設計したこととして知られるスティーブ・ジョブズが死んだ。

腐敗した前のデーリー市長についてシカゴ市長のハロルド・ワシントンがこう言った:「私は彼が死んで嬉しくないが、彼がいなくなって嬉しい」。死にふさわしい人は誰もいない、ジョブズでも、ビルでもない、彼らよりも大きな邪悪の人々の罪でもない。しかし、人々のコンピューティングに悪い影響を与えてきたジョブズの終わりは値する。

残念ながら、彼の不在にも関わらずそれは影響し続ける。我々は、彼の遺産を継続しようする彼の後継者の影響が小さいことを期待するだけである。

Appleのスティーブ・ジョブズの死に際して自身のサイトにて述べた発言。
当然、波紋を呼びました。

娘が生まれたばかりの Emacs メンテナに対し、「子孫を作るってのには大した才能は要らない。植物でさえできることだ」と言い放った

リコーダーを奏でるストールマン。

「Amazon Kindle」の場合は、本を購入するのにID入力が必要で、どのページを読んでいるのかを「スパイ」し、これらの情報を収集してAmazonに送る。メモを作成したら、その内容も収集する。「悪意ある技術だ」とストールマン氏、そういった特徴から“Kindle”ではなく、“搾取”を意味する“Swindle”だと形容した。

「君が何かのプログラムを書き、それを私と共有しない。 そして、私が何かのプログラムを書き、それを君と共有しない。 誰かが何かのプログラムを書き、それを我々と共有しない。 それぞれの会社は他の会社の敵である、ということだ。」
「彼らはそれを君に使わせるが、必ずある条件のもとで、しかも君がお金を支払うならそれを認める。 それでは、常にピストルを突き付けられているようなものではないか。 プログラムを手に入れるには、君は誰とも共有しない、というライセンスにサインしなければならないんだ。 私には、そのことが社会の崩壊と同じことのように思われた」

「私はいつも安上がりな生活をしてきた……つまり学生みたいにね。私はそういう生活が好きなんだ。そういう生活ならカネの言いなりになる必要がないからね」

「われわれは皆、高性能で便利なプログラムをつくりたいし、いい仕事もしたいと思っている。しかし、社会のすべての人にとって最も大切なことは、自由と正義をサポートすることではないだろうか。」

みんなの声

なぜ誰もストールマンを目指さないのか。現代のコンピュータを裏で牛耳るGNUを作った人なんやで。

もし、リチャード・ストールマンがおらず、OSSムーブメントもなく、商業的なソフトウェアしかなかったら、自由に読むことが限定されていたでしょう。OSの生の知識が手に入るのは一部の限定された人たち、という状況になっていたのではないかと思うんですよね。

ストールマンの最高傑作は、コピーレフトというコンセプトであり、GPLという共有のためのライセンスだ。ちなみに、ウィキペディアが可能だったのは、コピーレフトというコンセプトと、それを実現する法的に有効なライセンスが用意されていたからだ。

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