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花粉症大国の日本でいまだにスギが植林され続ける理由

いまや国民の3人に1人が花粉症患者となっていて深刻な社会問題となっている日本。それなのに花粉症の原因とされるスギがいまだに植林され続けています。その理由や背景は何なのかまとめました!

更新日: 2015年03月31日

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この記事は私がまとめました

霧生幻さん

今年も…花粉症患者には辛い季節がやってきた

花粉辛すぎ 今日布団干したからだ 鼻ムズムズするし目かゆいし もおやだ

今年の花粉飛散量は昨年の倍なのか…生きていけるかな…花粉症ツラオ

花粉症がいよいよ悪化してきました。日常生活と原稿に支障が出ています。そろそろ3月~5月は働かなくていい法律が出来ていいはず。

日本は花粉症大国、年々増加する患者が深刻な社会問題に…

花粉症の患者数は、統計によっては3人に1人(環境省資料)とされ、もはや国民病の1つだ。

花粉症の患者さんは年々増加しています。なかでもスギ花粉症の増加が目立っており、1998年と2008年で比較すると、有病率は16.2%から26.5%へと1.6倍に増加しています。

また、花粉症は子供には少ないといわれていましたが、近年14歳以下の患者数が大きく増加し、花粉症発症の低年齢化も深刻な問題となっています。

花粉症による経済的損失は、1兆円との試算もある。この数字は、医療費や花粉症による労働生産性の低下が含まれている。

花粉症患者増加の背景は高度経済成長の負の遺産…

元々スギは育てやすく、成長が早く、建築資材としてのニーズが高い。戦後、木材需要の高まりにこたえるため、国が積極的な造林が進めてきたことが背景にある。

だが、国内の木材価格の低迷により林業従事者は採算上厳しい立場に置かれた。木材は高値で売れず、伐採やその後の植林にもコストがかかるため、放置された挙句に花粉を増大させているスギは少なくない。

成長したスギの木が花粉をまき散らし、現在それが国民に猛威を振るっている。今般、日本国内に蔓延しているスギ花粉を主原因とする花粉症は、高度経済成長の負の遺産なのだ。

現在のスギの生育状況から、花粉の飛数量は2050年には現在の1.8倍に増え、花粉症の患者さんも同じ割合で増加していくと予想されています。

しかも…スギはいまだに植林され続けている

花粉が少ない品種への植え替えも進んでいないようです

林野庁のまとめでは、2013年度に植林されたスギの苗木は1581万本にも達する。約30年後には新たに植えられたスギが花粉をまき散らすことになる。

花粉症被害の増加を受け、近年は花粉を少なくする品種が開発されているが、13年度ではわずか201万本で、全体の12.7%にとどまっている。一般のスギに比べて花粉量が1%以下の少花粉品種は130種類以上、無花粉のものは2種類が開発されているにもかかわらずだ。

日本人こんなにスギ花粉に苦しんでるひといるのにどうして杉を植林するの?

花粉症が辛くてなんのやる気も出ない… いまだに被害が出るの分かってて花粉の出る杉を植林してるとか信じられない。もはや公害病指定でも良いのでは…

いまだにスギが植林され続ける背景と少花粉種への植え替えが進まない理由

二酸化炭素吸収の公益性より花粉症被害で被る不利益の方が大きくないでしょうか?

農林水産省は戦後に拡大造林政策を行い、その一環として各地にスギやヒノキなどの成長率が高く建材としての価値が高い樹木の植林や代替植樹を大規模に行った

林野庁はこのような状況の変化にもかかわらず、拡大造林計画を見直すこともなく今日までスギやヒノキを延々と植林しています。

「林齢」が50年までは、スギの二酸化炭素吸収力はヒノキやカラマツ、クヌギと比べて相当優れている。国としては公益性の面から、スギを「ゼロ」にするわけにはいかないようだ。

業界の保守的な慣習が一因となっているようです…
画像は、花粉の少ないスギ品種「神崎15号」

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