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スマートウォッチは花開くか ~真打ちApple Watch登場

iPhone、iPadと続いて、次はApple Watch。それにしても、このAppleの動きのおかげで、周囲は一社また一社とスマートウォッチに参入してくるようになった。子供の頃の夢が、いよいよ実現するのだろうか。楽しみである

更新日: 2015年04月26日

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どんでん返しさえなければ、二大OS陣営の争いとなるはず。本命呼び声高いAppleは、半年分の売上だけで昨年のAndroid系Watchすべてを超えるとも言われる。他方、様子見を決め込んでいた消費者が最後は比較検討の末、他社を選ぶ可能性さえある。そして、本まとめでも紹介するが、スイス系の本格時計に近いモデルや、活動量計などを採用した第三勢力のモデルなどもあり、勝敗の行方は混沌としてきた。意外と価格的要素が、最後まで消費者の決断を鈍らせるのではないか(※本文は同サイトの訳ではない)

▼果たして、スマートウォッチはほしいか。ほしい人は誰か。どのような市場か

スマホは便利だが、ポケットに入らないし、わずらしいと思っている人は少なくないはず。かと言って、スマートウォッチでは、操作しずらく、逆にイライラしそう。だから、投影式というアイデアも出てくるのだろう

▼「スマートウォッチ」市場とは、いったいどの程度だろうか

2014年、あくまで第四四半期の販売結果だが、3ヶ月で120万個。二位のPebbleとは大きな差をつけた。Samsungには、独自OSのTizenがあり、スタンドアローンモデルであり、Android wearではカウントされない。他方、そのライバルのApple Watchでは、2015年全体で1500万個(四半期400万個弱)を狙っているといい、首位に踊り出ると目されている

Android to be Challenged for Market Share in the Wearables Space Following the Introduction of Apple’s Smart Watch, Says ABI Research:
2015年、Androidは爆発的に伸びる(600万個→1500万個)が、それ以上にAppleが大成功をおさめる。市場全体が膨張するので、Androidは三年連続シェアを落とすのはやむを得ない

ウェアラブル市場が本格的に離陸するとしている。表現としては「personal computing hub」というカテゴリーだ。向こう5年間、「ウエアラブル」は35%平均で成長し、2019年には1.48億個に達する。「スマートウォッチ」は41%で成長し、カテゴリーの中でも59%から70%越えに達するらしい

▼今後のスマートウォッチを、三大類型で考えてはどうだろうか

【まとめ編者が考える三大類型】:
1)《ファッション》伝統的な腕時計が主体、各種センサーが従としたタイプ
2)《センサー》今の活動量計や睡眠識別に、もう少しセンサーが加わるタイプ
3)《スマホ機能代替》電話、通知、道案内、翻訳、計算機(株価・為替)等、今、スマホでなされている行為の一部を代替できる未来形先進機種

「普通の時計に見えるデザイン」のスマートウォッチコンセプトが公開されている。やっぱり、こういうタイプがほしい人、多いのかもしれない

アナログ(針)式を中心に、従来型の時計のデザインそのままに、デザインしてくるスマートウォッチが増えているように感じる。果たして、未来のスマートウォッチは私たちの「時計」観によって制約を受けてしまうのだろうか

2014年8月にガートナーが2,000を超えるテクノロジのトレンドをマッピングした。そして「Internet of Things」がトレンドの頂点にきた。その中でも本命が「スマートウォッチ」と言われている。特に、スマホの普及が行き渡ってきたことが背景にある。今、三大類型があり、1)従来式の腕時計、2)アクティビティトラッカー、3)それらの両方どり。今後、果たして、PCからスマホへシフトしていったのと同じようにスマホからスマートウォッチへシフトしていくのか。それとも時計らしい独自の進化を遂げるのか

▼いよいよウエアラブル時代と言われたGoogleのスマートウォッチ専用「OS」の登場だったが、まだ不発状態

トップシェアのSamsungが落ちた:34%(2013年)→23%(2014年)。全体としては680万個まで「+82%」で成長し、12.91億ドルに達した。ただし、これも専門家の見込みほどは伸びなかったことになる。やはり、Apple待ちという結果だろうか

スマホなくしては何もできないものが大半である。スタンドアローンも登場しつつあるが、バッテリーの問題やアプリの制約もあって、後者にはまだ目処が立っていない。当面は、スマホ連携型だし、むしろそうあるべきだろう

ベストなスマートウォッチが100万台しか売れてないってことは、どういうことか。これでもしApple Watchがコケたら、スマートウォッチ市場全体への期待も一気に崩れてしまう。スマートウォッチ市場という爆弾は、本当は不発弾だったのかもしれない

代表的なスマートウォッチであるPebbleは、Kickstarterで驚異的なサクセスストーリーを作りだしたが、それでも2014年末時点で、売れたのはたった100万台。この数字を少ないと見てしまうのは、知らず知らずのうちに、スマホと比較してしまうからだろう

グーグルが2014年発表したウェアラブル用モバイルOS「Android Wear」対応商品が目立つようになった。ソニーもこれに切り替えた。モトローラやLG、サムスンなど大手はもちろんのこと。スマホ市場が3,739億ドルあり、腕時計が600億ドル。さあ、2015年あたりが本当の勝負年になるのでは。はたしてスマートウォッチはどのあたりにつけるか。スマホとの関係で爆発的に伸ばすことができるか

▼アップルの登場は、スマートウォッチ市場に多大な影響を与える

アップルによって、メディアやネットが注目し、たくさんのニュースが流れると、否応なく多くの消費者が興味をもつだろう。そして店頭なり、情報なりを見た時、往々にして、傍らの競争製品にも目を向けるはずだ。ポイントは、そこで何が起こるかだ。アップル製品の高めの価格を見てためらいを覚えるなら、その一部は他社製品に流れるだろう。あるいは、デジタル的デザインにてやっぱりヤメた消費者は、アナログタイプか、普通の時計に興味を持ち出すかもしれない。これが楽観シナリオであり、逆に、アップルでさえコケてしまった場合、スマートウォッチの市場は総崩れになる可能性すらある

42mmサイズのアップルウォッチでもAndroid Wearを搭載した、スマートウォッチよりもずいぶんと小さくスッキリ、スマートみたいだ。

●アップルウォッチのサイズは
38 mm model: 38.6 x 33.3 x 10.5 mm
42 mm model: 42 x 35.9 x 10.5 mm
●他のスマートウォッチのサイズ
Asus ZenWatch: 51 x 39.9 x 7.9 ~ 9.4 mm
LG G Watch R: 53.6 x 46.4 x 9.7 mm
Moto 360: 46 x 46 x 11.5 mm

出典nge.jp

スマートウォッチのパイオニア「Pebble Time」はクラウドファンディングの『Kickstarter』を利用し、尋常ならざる勢いで2,000万ドル(約24億円)の金額と、7万7,000人以上の支援者を獲得した。Apple Watch発表後に支援額が倍増したことにも注目すべきだろう。ただ、この流れでもって、従来型の機械式・クオーツ時計に取って代わるものというレベルの話ではないだろう。また、腕時計という固定概念に対する新しいスマートウォッチという構図を描くこと自体がナンセンスなのである

▼とりあえず、本まとめでも取り上げている「2015年のスマートウォッチ」モデルをざっと見ておこう

- Tag Heuer(発表のみ)
- Alpina
- Breitling B55 Connected
- Frédérique Constant
- Gucci and will.i.am
- Kairos
- Mondaine Helvetica No 1
- Vector Luna and Vector Meridian
- Apple
- Guess Connect
- Huawei
- LG Urbane (LTE)
- Pebble (Steel)
- MyKronoz ZeWatch 2 (ZePhone)
- Montblanc e-Strap
- MOTA G2
- Asus ZenWatch 2
- Bulgari Diagono Magnesium
- Microsoft
- Motorola Moto 360 2
- Sony FES

▼ちょうど(2015年3月)、時計世界最大のイベント「バーゼルフェア」を迎え、やはり注目はスマートウォッチだった

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