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【わかりやすい教訓?】イソップ寓話まとめ【心に残るお話】

アイソーポス(古希: Αἴσωπος、紀元前619年 - 紀元前564年ごろ)は、古代ギリシアの寓話作家。奴隷だったと伝えられる。日本では英語読みのイソップ (Æsop, Aesop) という名でイソップ寓話の作者として知られる。

更新日: 2015年04月01日

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face1000さん

イソップ寓話

『イソップ寓話』(イソップぐうわ、古希: Αισώπου Μύθοι)は、アイソーポス(イソップ)が作ったとされる寓話を集めたとされる寓話集。特に動物(下記を参照)、生活雑貨(例えば、瀬戸物と金物など)、自然現象(太陽と風)、様々な人々(旅人など)を主人公にしたものが有名でイソップ物語・イソップ童話と呼ばれることもある。

ライオンとイノシシ

ある夏の暑い日、のどの渇いたライオンとイノシシが、泉に水を飲みにやって来ました。しかし、泉は小さく、お互いに自分が先に飲みたくてにらみ合いになりました。そして大ゲンカとなり、殺し合う寸前にまでなりました。
 ふと、2匹が同時に岩場を見ると、ハゲワシがケンカの様子を眺めていて、負けて死んだほうの肉を食べようと、舌なめずりをしているではありませんか。
 「こんなことでハゲワシの餌食になるなんてバカバカしい。譲り合って仲良く水を飲めばいいんだ」
 2匹はやっとそのことに気づき、仲直りしました。





【教訓】 くだらないことで貴重な時間やお金などを浪費してはならない。

オオカミと少年

羊飼いの少年が、退屈しのぎに「オオカミが出た!」とウソをついて騒ぎを起こしました。大人たちはあわてて武器を持ってきますが、徒労に終わります。その後も少年は繰り返しウソをついたため、本当にオオカミが現れた時は、大人たちは信用せず、誰も助けに行きませんでした。そのため、羊は全てオオカミに食べられてしまいました。

【教訓】 人は嘘をつき続けると、たまに真実を言っても信じてもらえなくなる。常日頃から正直に生活することで、イザと言う時に他人から信頼と助けを得ることができる。

ライオンの分け前

ライオンとロバとキツネが、狩りに出かけました。たくさん獲物が取れたので分け合うことになり、ロバが3匹に平等に分けたところ、ライオンはこれに怒ってロバを食べてしまいました。
 そして今度はキツネに、獲物を分けるよう命じました。キツネは、大部分をライオンのものとして、自分はわずかな物を取っただけでした。これに満足したライオンは、なぜこのように分けたのかと聞きました。キツネは答えました。「ロバの運命が、私にこの分けかたを教えてくれたのです」







【教訓】 身近な者の不運や災難は、人に分別や知恵を与えてくれる。

旅人とクマ

友達2人が旅をしていました。そこへ大きなクマが現れ、1人はさっさと木によじ登り隠れました。逃げ遅れたもう1人は、地面に伏して死んだふりをしていました。
 クマは、この男に鼻面(はなづら)を近づけて嗅ぎまわりますが、男はじっと息を殺していました。やがてクマが去り、木から降りてきた男が、「クマは何とささやいていたのか」と尋ねると、こう答えました。「危難の時にそばにいてくれない友人とは、今後一緒に旅をするな、だって」






【教訓】 友人は大切にせよ、自分だけいい目を見ようとするな。

泥棒と雄鶏

泥棒たちがある家に忍び込み、あちらこちらを物色したが、見つけたのは雄鶏(おんどり)一羽だけだった。仕方なくその雄鶏を奪って引き揚げた。そして、彼らに殺されそうになった雄鶏は、「私は毎朝、暗いうちから人間をたたき起こして、仕事に行かせる役に立つ鳥だから、どうか逃がしてください」とお願いした。
 それを聞いた泥棒は、「それだから、なおのこと殺してやる。奴らを起こすのは、俺たち泥棒にとっては邪魔なのだから」と答えた。






【教訓】 ある人に役立っても、他の人には迷惑なこともある。

農夫とその子どもたち

ある農夫に、働かず怠け者の3人の子供がいました。年老いた農夫が亡くなる間際に、「畑に宝物を隠してあるから、収穫を終えたら深く掘り起こしてみよ」と子供たちに言い残します。子供たちは言いつけ通り畑の隅々まで深く掘り返しますが、宝物は見つかりません。しかし、翌年の収穫は、畑がよく耕されたことから、今までにない大豊作に恵まれました。









【教訓】 労働こそが宝、働くことこそが尊い。

水辺のシカ

泉で水を飲んでいるシカが、水面に映る自分の姿を見て、大きな角が見事に枝分かれしているのを得意になった。それに比べて、細くていかにも弱々しい脚が悲しい。そこへ突然ライオンが現れた。シカは、一目散に逃げ、すぐにライオンを引き離した。
 しかし、樹木の生い茂る場所に来ると、大きな角が枝にからまって走れなくなり、とうとうライオンに捕まってしまった。シカが殺される間際に独り言のように言った。「ああ、情けない。裏切られると思っていたものに助けられ、いちばん頼りにしていたものに滅ぼされた」。


【教訓】 危難に際しては、疑われていた友が救いとなり、信用していた友が裏切り者になることがよくある。

農夫とヘビ

農夫の子どもを、ヘビがかみ殺しました。ヘビに仕返ししようとした農夫は、ヘビ穴の前で待ち、ヘビが首を出したところへ斧を振り下ろしました。しかし、狙いが外れて、そばの岩を割ってしまいます。慌てた農夫は、そこで一転してヘビに仲直りを申し出ましたが、蛇はこう言って断ります。
 「この抉(えぐ)れた岩を見たら、あんたと仲良くするなんて、とてもできない。あんただってそうだろう。息子の墓を見れば」


【教訓】 不倶戴天の敵同士が和解するのは難しい!

中年男と二人の恋人

白髪がちらほら見え始めた中年男が、同時に二人の女に求愛しました。一方は若い女で、もう一方は年増女でした。 年増女は、自分より若い男に言い寄られたのが恥ずかしく、男が訪れてくるたびに、黒い毛をごっそり抜きました。一方、若い女は、年取った男の妻にはなりたくないと、白髪を見つけ次第、片っ端から抜いていきました。 こうして、二人に毛を抜かれ続けた男は、あっという間にハゲ頭になってしまいました。





【教訓】 あちら立てれば、こちら立たず。

王様を欲しがるカエル

池に棲むカエルたちが、ゼウスの所へ使者を送り、王様をくださいと頼みました。ゼウスは王様として木ぎれを池に放り込みます。カエルたちは最初は恐れをなしますが、動かない木ぎれをやがてバカにし、水面に上がってくると飛び乗って遊んだりしました。
 カエルたちは再びゼウスを訪ね、最初の王様は愚図だからと、取り替えてくれるようお願いしました。ゼウスは腹を立て、今度は水蛇を王様として遣わしました。カエルたちは、たちまち水蛇に捕まって食われてしまいました。









【教訓】 支配者にするには、事を好むならず者より、愚図でも悪事を働かぬ者が、まだましだ。

病気のライオン

年老いて、獲物を獲れなくなったライオンが、策略によって獲物を獲ろうと考えました。彼は洞穴の奥に横たわって、病気のフリをしました。そして自分が病気であることが、世間に知れ渡るようにと画策しました。
 ほかの獣たちは、お見舞いのため、一匹づつ、洞穴へとやって来ました。すると、ライオンは、やって来た獣たちを、片っ端からむさぼり食いました。こうして、多くの獣たちが姿を消してしまいます。

このカラクリに気付いたキツネが、ライオンのところへやって来ると、洞穴の外からライオンの加減を尋ねます。 「どうも具合がよくないんだ」 、ライオンはそう答えると、更にこう言いました。 「ところで、なぜ、お前は、そんな所に立っているのだ? 話が聞こえるように、中に入ってこい」
 するとキツネがこう答えました。 「だって、洞窟の中へ入って行く足跡はたくさんあるのに、出てくる足跡が一つも見あたらないんですから」




【教訓】 他人の災難は人を賢くする。

ガチョウと黄金の卵

ある農夫の飼っているガチョウが毎日一個ずつ黄金の卵を産み、農夫はお金持ちになりました。しかし、一日一個の卵が待ち切れなくなり、腹の中の全ての卵を一気に手に入れようとして、ガチョウの腹を開けてしまいます。ところが、腹の中に黄金の卵はなく、その上ガチョウまで死なせてしまいました。





【教訓】 欲張り過ぎて一度に大きな効果を得ようとすると、その効果を生み出す資源まで失ってしまうことがある。

恋するライオンと農夫

ライオンが、ある農夫の娘に恋をして結婚を申し込みました。しかし、農夫は娘を猛獣にやる決心も、ライオンが恐ろしいので断わることもできず、一時しのぎに次のように答えました。
 「私は、あなたが娘の夫にふさわしいと思っていますが、娘はそのするどい歯と爪をこわがっているので、歯を抜き爪を切るのでなければ、娘を嫁にやることはできません」

娘に心を奪われていたライオンは、すぐにこの申し出を受け入れました。歯と爪がなくなると、農夫はライオンをすっかりバカにして、ライオンがやって来ると棒でなぐって追い出してしまいました。



【教訓】 自分の優れたところを大切にしなくてはならないのに、他人の言葉を信じて自分の利点を捨ててかえりみない者は、やがて軽蔑される。

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