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【2018年更新版】宅建に合格したままの人が、登録して「宅建士」になる方法

合格しただけで未登録、放りっぱなしのもったいない「宅建合格者」が、宅地建物取引士証をもらうまでのプロセスについてのおさらいです。結構手間ヒマ要りますよ!

更新日: 2018年07月20日

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この記事は私がまとめました

1.まずは、「合格証書」を探しましょう

合格証書、無くさずにちゃんと保管してますか?あなたがこれから宅地建物取引士(宅建士)になるために、合格証書が必要です。早速探しましょう。

もしも紛失していたら、一般財団法人 不動産適正取引推進機構に、代わりとなる「合格証明書」の交付を申請します。

不動産適正取引推進機構「宅建試験合格証書を紛失した場合」
→ http://www.retio.or.jp/exam/exam02.html

なお、合格が昭和62年度以前の方は、上記ではなく、合格した都道府県の宅建業法主管課に問合せましょう。
http://www.retio.or.jp/exam/summary03.html

2.登録実務講習の受講を申し込みましょう

宅建試験に合格した人が、宅建士として登録するには、2年以上の実務経験が必要です。ですが、実務経験が2年に満たない人・実務経験の無い人でも、「登録実務講習」でチャンスが開けます。

登録実務講習を受講・修了することにより、あなたも「2年以上の実務経験を有する者と同等以上の能力を有する者」と認められ、宅建士の登録要件を満たすことができることになるのです。

登録実務講習を行なっているスクール等を以下に挙げましょう。

 住宅新報社 http://www.takkengoukaku.tv/kouza/jitsumu.php
 資格の学校TAC http://www.tac-school.co.jp/kouza_takken/takken_jitumukou.html
 LEC東京リーガルマインド http://www.lec-jp.com/takken/kouza/jitsumu/
 その他 http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/sosei_const_tk3_000068.html

・・・受講申し込みに必要なものは?費用は?

ここではやくも「合格証書」が必要になります!

なお、登録実務講習の受講申し込み手続き、および必要な書類等については、講習を実施する各スクール等(実施機関)によって、さらには、郵送・Webなど申し込み方法の違いによって、微妙に変わってきます。

たとえば、「住宅新報社」に「Web申し込み」をする場合は・・・

・宅建試験の合格証書のコピー
・顔写真のJpegデータ(もしくは顔写真(縦3cm 横2.4cm)2枚)
・受講料の振込み控のコピー

が必要になります。

TACの窓口に直接出向いて申込む場合は・・・

「記入済み専用申込書と受講料(現金)、合格証書の写し、顔写真(縦3cm×横2.4cm)1枚を持参、必ず受講する本人が申込む」

と、いった具合。

■なお、受講料は、各スクール等によって違いますが「2万円前後」です。

・・・受講申し込みの際、決めることとは?(スクーリング日程等)

登録実務講習を修了するためには、「通信(自宅)学習」のほか、教室(会場)に出向いて「12時間の演習+1時間の修了試験」からなるスクーリングを受講しなければなりません。

スクーリングは、連続する2日間に振り分けて設定されている場合が一般的です。

そこで通常、受講申し込みの際は、「スクーリング日程」と「スクーリング会場」の希望も併せて申し入れします。詳しい手続きについては、各スクール等の案内に沿って行なってください。

3.教材が到着。まずは自宅で勉強開始です

上段にもふれたとおり、スクーリングだけでなく、その前の約1ヶ月間の通信(自宅)学習も合わせて全部が、あなたの受講する「登録実務講習」です。

そのため、スクーリング受講日のひと月ちょっと前くらいまでに、申し込み先のスクール等から、テキストなど教材一式が送られてきます。それを使って、自宅学習の開始です。

ここで自信満々の人は、スクーリング当日までテキストを開かずにいるなどします。すでに不動産会社などに勤めていて、知識は十分。必要な実務経験「2年」を待てずに、宅建士登録を急ぎたい人などはそうでしょう。

ですが、そうでない人、特に宅建試験合格から年数が経っている人は、あらためて真面目に勉強した方がよいでしょう。

かつて、試験勉強した際には無かった法律や、その後改正された法律などがある場合、いきなりスクーリングでそれらに出会うと、修了試験の際、若干焦らされることになるからです。

・・・送られてくる教材の一例

上記写真、および以下は、住宅新報社の例です。(2015年のもの)

・「不動産取引業の実務ハンドブック」~メインのテキストです。
・「演習用参考資料」~スクーリングの際に使用します。
・「演習ワークブック」~同上
・「練習問題(50問)」~自宅練習用問題集ですが、修了試験の1問1答式○✕問題は
             この中から出題されますので、とても重要です。
             必ず全問チャレンジしておくことをオススメします。
・「視聴覚教材」~DVDです。実務ハンドブックと練習用問題集でしっかり勉強すれば、
         修了試験合格のためには、観る必要はほとんどないでしょう。
・その他「受講のしおり」などの書類

これらを使って、自宅学習をします。

なお「不動産取引業の実務ハンドブック」と「演習ワークブック」は、修了試験の際、持ち込み・参照することができます。

・・・以上は(繰り返しますが)住宅新報社の例。

他のスクール等にても、こうした構成にほとんど変わりはないはずですが、たとえばDVDの代わりにウェブ講義が導入されるなどの動きは進んでいきそうです。受講する際は、それら機関からの説明・案内をしっかりと確認してください。

4.いよいよスクーリング。そして修了試験です

スクーリングについては、欠席・遅刻・早退が一切認められません。すべての受講時間にわたって、もれなく出席・受講することが、修了試験を受験するための「要件」となっているからです。そのため、公共交通機関の遅延による遅刻についても、考慮してもらえない場合があります。

体調をしっかり整え、時間の余裕をもって出席してください。

なお、スクーリング中、講師の先生は、修了試験に出題される内容のほとんどを教えてくれるはずです。また、上段にもあるとおり、修了試験の際は、決められたテキストなどを持ち込み・参照することができます。

よって、スクーリング中は、講師が示してくれる出題・解答ポイントについて、「持ち込み可能なテキスト等にしっかりメモ書きしておく」こと。慌てずスムースに試験を終えるコツです。

スクーリングの日程の例です。(住宅新報社)
・第1日 講義 9:15~17:00
・第2日 講義 9:15~15:35 修了試験 16:00~17:00

・・・修了試験の合格基準は?

修了試験では、

1.一問一答の○×式
2.空欄記述式

で、出題がされます。制限時間は60分です。

上記1と2、いずれも8割以上を正解すれば、めでたく「合格」です。

ちなみに、8割以上と聞いてひるむ必要はありません。上段にあるとおり、スクーリングを真面目に受けつつ、講師の先生が教えてくれる出題ポイントを「持ち込み・参照可能なテキスト等」にしっかり書き込んでおけば、大抵の人は合格どころか、満点に迫れるはずです。

5.修了証が届きます

終了試験合格者には、数日後に「登録実務講習修了証」が届けられます。いつ発送されるかは、試験の際、スクール側から伝えられるはずです。

到着したら、すぐに記載内容を確認してください。間違いなどなければ、いよいよ「宅地建物取引士資格登録申請」に向けての作業のスタートです。

6.あなたの登録先の都道府県はどこですか?

あなたが宅地建物取引士資格を登録する先は、「かつてあなたが合格した宅建試験を実施した都道府県」です。
早速、該当する都道府県のウェブサイトを検索、宅建業担当部署のコーナーにある「宅地建物取引士資格登録申請」のページを開きましょう。

なお、一都三県における該当ページは、以下のとおりです。

 東京都 http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/sinsei/820-02-1-1sinseiyousiki.htm
 千葉県 http://www.pref.chiba.lg.jp/kenfudou/tetsuzuki/takuchi/02touroku.html
 埼玉県 https://www.pref.saitama.lg.jp/a1106/s-touroku-kanenndo.html
 神奈川県 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f531874/p15662.html

上記を開くと、登録申請窓口の案内等が載っているはずです。

まずは、申請窓口を確認しましょう。

・都道府県庁
・都道府県庁および委託先機関(宅地建物取引業協会など)
・委託先機関のみが窓口になっている

のいずれかのパターンになっているかと思います。

以上を確認後、さらに登録申請に必要な提出書類等を確認し、それらを揃える作業に入ります。

<作業はまだ続きます。気合を入れて・・・!>

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