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将棋電王戦FINAL第4局が行われたが…プロ棋士が敗北

5人のプロ将棋棋士がコンピュータ将棋ソフトと団体戦で戦う「将棋電王戦FINAL」の第4局・村山慈明七段 対 ponanzaの対局が4日、奈良県・薬師寺にて行われた

村山慈明七段(30)が97手でソフト「ponanza」に敗れて対戦成績は2勝2敗となり、決着は最終局に持ち越された。

FINALと銘打たれた本戦

メンバーは、阿久津主税(ちから)八段、村山慈明(やすあき)七段、稲葉陽(あきら)七段、永瀬拓矢六段、斎藤慎太郎五段の5人

「これで勝ち越せなかったら、もうタイトルホルダーでないとコンピュータには勝てない」という同意は十分に得られるメンバーである

相手は「強くなりすぎ」とも言われるソフトたち

とにかく全体的にレベルが上がっている。Ponanzaをはじめとする最上位のソフトが強いのはもちろんだが、この半年ほどの間、コンピュータ将棋にかなり大きな変革が起きていた

「本当にみんな強くなりすぎですよ。電王戦に出られる棋士にはがんばってほしいとしか言いようがないんですが……」

遠山雄亮五段

しかし!蓋を開けてみれば人間側が開幕連勝!勝ち越し王手!

第1局は、14日20時44分、斎藤五段が「第2回将棋電王トーナメント」第5位の将棋ソフト・Aperyに勝利し、全5局のうち、まずプロ棋士側が先勝

第2局が21日、高知市の高知城で指され、永瀬拓矢六段がソフト「Selene(セレネ)」を破った。永瀬六段が勝勢といわれていた局面でセレネに不具合が発生し、王手放置の反則負けとなった

棋士側の開幕2連勝。過去2回の団体戦ではそれぞれ1勝ずつしか挙げられなかった棋士側は、今週末の第3局で勝利を挙げれば、団体戦として初の勝ち越しを早々に決めることとなる

ところが!勝利は堅いかと思われた稲葉七段がまさかの敗北…

「将棋電王戦FINAL」の第3局が28日、函館市の五稜郭で指され、ソフト「やねうら王」が稲葉陽七段を破った。対戦成績はプロ棋士側の2勝1敗となった。

若手実力者の稲葉七段は終盤、リードを許して苦しい展開に。粘りを見せたが、最後はソフトの正確な読みに屈した。

「ふがいない内容で申し訳ない。自分の弱さが出た将棋になってしまった」

稲葉七段

そして第4局、ソフト側は"Ponanza" 開発者は山本一成さん

2013年3月30日、第2回電王戦第2局で佐藤慎一四段と対戦して勝利し、現役のプロ棋士に公の場で勝った史上初の将棋ソフト

山本一成(やまもと・いっせい)さんは、現在のコンピュータ将棋界におけるアイコン的存在だ。新聞やテレビ番組、各種イベントなどに登場することも多く、普段は陽の当たることの少ない将棋ソフト開発者の中でも、例外的に世間に名が知られている。

山本さんの考える将来のコンピュータ将棋の理想像は、人間のための「ラーニングツール」だ。実際にバックギャモンのプロも、チェスのプロも、ソフトを教師役として使うことで自分の実力を向上させてきた。将棋でも近い将来に同様のことが起こるのは、ほぼ間違いないと見る。

「私はポナンザが人類最高の知性と戦うところを見てみたい。ポナンザに戦う舞台を用意してあげたい。そのためにもっとポナンザを強くしよう。細かい改良も大事だが、やはりリスクを取った大きな改良を目指そう。そして何より楽しんで作ろう。今日も私はプログラムを書く。」

迎え撃つは序盤研究家として名高い村山慈明七段

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