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daiba49さん

スンニ派=コーランやハーディスを重視

 ムスリム(イスラム教徒)の人口の約90パーセントはスンニ派です。

 「スンニ」とは、イスラムを広めた預言者ムハンマドの「慣行」、つまりどのように行動したか、どのような判断をしたか、という意味です。スンニ派にとっての信仰の拠り所は、ムハンマドが神から預かったとされる言葉を記した「コーラン」と、ムハンマドのスンニをまとめた「ハディース」です。
イスラム教「スンニ派」と「シーア派」どう違うの?

[図]スンニ派とシーア派の違い

 イスラムの大きな特徴は、その教えの中に、個人の信仰と社会のルールの両面があることです。そのため、イスラムの教えにのっとった法律、イスラム法というものがあります

シーア派=血脈が宿るリーダーを重視

 一方、少数派のシーア派は、主にイランに多い宗派です。

 シーア派は、もともと第4代カリフのアリーを支持し、「シーア・アリー」と呼ばれた信者たちです。その後、「アリー」が省略され、「派」や「党」を意味するシーアだけが残りました。

 シーア派はイスラム法の根拠として「類推」や「合意」を認めていません。それは、もともと人間は不完全なもので、寄り集まっていろいろ知恵をしぼって、その結論が多くの信者に受け入れられたとしても、それが神の意思に適っているとは限らない、という考え方があるからです。

 そんなシーア派にとって重要なのは、「絶対に間違いを犯さないリーダー」です。そこでシーア派は、ムハンマドがもっていた特別な人間としての資質が、ムハンマドのいとこで娘婿だったアリーをはじめ、各時代に一人のイマーム(導師)に、その血脈を通じて宿ると考えるのです。シーア派にとっての最高指導者はイマームです。

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