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部屋のドアの横に記載されている火元責任者とは一体どんな役目なの?

部屋のドアの横に記載されている火元責任者とは一体どんな役目なのでしょうか?

更新日: 2015年04月08日

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bc.pikoさん

ドアの横に書いてある「火元責任者」って一体どんなもの?

大きなオフィスビルの場合、フロアに「火元責任者・○○○○」とプレートが設置されていることがある。

消防署員の名前ではなく、従業員のなかから責任者が指名されているのだが、いったい何の責任者なのだろう。

「火元責任者」とは、どの法律に基づいて設置されているのでしょうか。また、その者が負う法的責任とは、どのようなものでしょうか。

実は火元責任者は資格は必要ない

位置付けは防火管理者の補助者ですが、具体的に定めている法律等もありません。

▼一体何をする人なのか?

防火管理者の補助を行う役目

消防法施行令によって、一般の出入りがある建物の場合、収容人数が30名以上のもの、オフィスビルであれば50名以上のものに1名以上「防火管理者」を置かなければいけないとされています。

この防火管理者とは、消防機関のおこなう講習を一二時間受けないと取得することができない資格。

火元責任者の設置には義務はなく、防火管理者の補助をする人として消防署の指導によって置かれているもの。

消防の用に供する設備、消防用水若しくは消火活動上必要な施設の点検及び整備又は火気の使用若しくは取扱いに関する監督を行うときは、火元責任者その他の防火管理の業務に従事する者に対し、必要な指示を与えなければならない。

過失により責任を追及されることはあるの?

法的に責任を負うのは防火管理者であり、またはそれを任命する管理権原者であって、火元責任者に直接責任が及ぶことはない

防火管理者と、一般の従業員とのパイプ役のような役割をするだけで、実際の火事のときなどに責任を追及されたりすることはめったにない

実際にこれらの建物で火災が起こった場合、法的責任を問われるのは防火管理者またはそれを任命した管理権限者

むしろ大変なのは防火管理者で、火元責任者は名称を見るとすごそうなイメージがあるものの、実はほとんど形骸化したような役割だということ

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