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2015年、本屋大賞は「鹿の王」 上橋菜穂子さん

書店の店員の投票によって決定する「本屋大賞」が4月7日発表されました。「2015年本屋大賞」に選ばれたのは、角川書店 上橋菜穂子さん著の「鹿の王」。

更新日: 2015年04月09日

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rosetta178さん

【2015年本屋大賞】上橋菜穂子氏の『鹿の王』に決定

全国の書店員が“今いちばん売りたい本”を決める『2015年本屋大賞』(本屋大賞実行委員会主催)の発表会が7日、都内で行われ、上橋菜穂子氏の『鹿の王』(KADOKAWA 角川書店)が大賞に選ばれた。上橋氏は、昨年、1994年に受賞したまど・みちお氏以来日本人作家としては2人目となる国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。

受賞作は未曾有(みぞう)の危機に立ち向かう父と子を描いた長編作品。上巻の「生き残った者」、下巻「還って行く者」の2巻が刊行されている。

2014年9月の発売からすでに現在11版・累計28万部を突破!今年に入っても勢いは止まらず、著名人からも多くの反響が寄せられている。

上橋 菜穂子(うえはし なほこ、1962年7月15日 - )は、東京都生まれの児童文学作家、ファンタジー作家、SF作家、文化人類学者。
日本児童文学者協会会員。

香蘭女学校中学校・高等学校を経て、立教大学文学部史学科卒業、同大学院博士課程(後期課程)単位取得退学。
後に博士(文学)(立教大学、2007年)。
女子栄養大学助手、武蔵野女子短期大学(→武蔵野女子大学短期大学部を経て現・武蔵野大学)非常勤講師、川村学園女子大学講師を経て、同大学児童教育学科教授、2012年10月には、特任教授として教育学部児童教育学科で児童文学を担当している。

上橋氏は1989年に『精霊の木』で作家デビュー。主な著書に『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズや、「獣の奏者」シリーズなど。なお、『精霊の守り人』は2016年より女優・綾瀬はるか主演でNHKにて「大河ファンタジー」と銘打ちドラマ化が決まっている。

受賞のトロフィーを手にとった上橋氏は「本屋さんとは、子どもの頃から一緒に人生を歩んできた。人生で初めてのアルバイトは書店でした」といい、「ですので、書店の皆さんが本を読んでくれて、『面白かった』と投票してくれたのが本当にうれしい」と喜びを語った。

著名人からも多くの反響が

養老孟司(解剖学者)
冒険小説を読んでるうちに、医学を勉強し、さらに社会を学ぶ。1回で三冊分。

夏川草介(作家)
命をどうとらえるか、重層的な生命観をファンタジー小説として読めるということに感動しました。

萩尾望都さん(漫画家)
『鹿の王』は深い森のような物語だ。人間と生き物の物語だ。

福岡伸一(生物学者)
ウイルスは未知の外敵ではなくかつて宿主ゲノムの一部分だった。つまり感染は一種の帰還であり何らかの補完的意味を持つ。征服するものとされる者もまた絶対的な敵対者ではない。『獣の奏者』から引き継がれた大いなる生命論的テーマがここにさらに深化する。

為末 大(元プロ陸上選手)
命の教科書。読んでいるうちに全ての命が素晴らしいと思えてくる。

『鹿の王』物語

強大な帝国にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団<独角(どっかく)>。その頭であったヴァンは、奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。ある夜、ひと群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。その隙に逃げ出したヴァンは幼い少女を拾う。一方、移住民だけが罹ると噂される病が広がる王幡(オウハン)領では、医術師ホッサルが懸命にその治療法を探していた。ヴァンとホッサル。ふたりの運命が交叉するとき、見たこともない世界が眼前に現れる。厳しい世界の中で、暖かく他者を支えながら生きる人々の、激しくも美しい物語が、いまはじまる!

『鹿の王』ネタばれ解説

主人公は飛鹿のピュイカという軍用の乗鹿を巧みに操る寝室鬼没の戦闘部隊・独角を束ねる男、欠け角のヴァンです。
ヴァンは塩鉱山に奴隷として繋がれており厳しい労働に耐えながら死を待つ過酷な日々を送っていたんです。そんな時に、塩鉱山を謎の獣が襲撃をします。
獣の牙にかかった人間は激烈な病に侵されるという奇病に悩まされ、塩鉱山は全滅をしてしまいます。

そんな中で生き残ったヴァンと家事をする奴隷が残した幼児でストーリーは生き様と絆を軸に発展をしていきます。
この「鹿の王」は家族の絆がテーマになっています。
人間と奇病、そして生きることとの関係性。そこに政治的要素が加わりかなり面白い作品なんですね。

東から押し寄せたツオル帝国と辺境伯、それに飲み込まれてもしたたかに自治を保つアカファ王国にそれぞれの生き残りの道を探る部族、主を巧みに乗り換え、知識と技術を安全な影響力で維持するオタワルの学徒たちの勢力が混ざり合い、驚愕の展開になっています。

おそまきながら、上橋菜穂子さん、『鹿の王』での本屋大賞2015大賞受賞おめでとうございます!『獣の奏者』も本日からお祝いの帯になっております。『鹿の王』の次はぜひ『獣の奏者』を。コミック版も4巻(コミックス第8巻ぶん)まで刊行中です。 pic.twitter.com/i5J0ieAi4U

平塚駅ビル内のサクラ書店平塚ラスカ店さん! 2015年・本屋大賞第1位に輝いた、上橋菜穂子さん『鹿の王』のコーナー展開がすごいです! 店舗スタッフの方々の手製ディスプレイをぜひ見に来てください! 本の魅力がまっすぐに伝わります! pic.twitter.com/XLvX4H8eM6

テレビなどでご覧になられているかもですが、全国の本屋さんが選んだ「本屋大賞」が発表され、上橋菜穂子著「鹿の王 上・下」に決定しましたね!おめでとうございます! たっぷり入荷していますのでこの機会にぜひ読んでみてはいかがでしょうか? pic.twitter.com/EtR68gTnAj

本屋大賞ゲットしてきたー 「鹿の王」 もう一作気になった「土漠の花」もついつい衝動買い。 pic.twitter.com/oY2zh7YAXe

上橋菜穂子 著書一覧

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