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なぜカレーが日本の国民食になったの?

カレーが日本に入ってくるまでの経緯や、日本の国民食となるまでの道のりをまとめました。カレーの歴史まとめ。

更新日: 2015年05月06日

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WhiteTerrierさん

◆ ”カレー”が日本で国民食になるまでの歴史!

▼ 「カレー」が誕生するまで

▽ インドで生まれたのは「カリ」であり、”カレー”ではない!

カレーまたはカリーは、多種類の香辛料を併用して食材を味付けするというインド料理の特徴的な調理法を用いた料理に対し、欧米人が名付けた呼称。

▽ 意外な事実!!

実はインドには料理を示す“curry”という言葉はないんです。
インドには、14もの公用語があります。そのどれにも、いわゆるカレーをさす言葉は見つかりません。

▽ では、なぜ”カレー”という名前が世界に広まったのか? 有力な2つの説。

1つめは、タミール語で「ご飯にかけるタレ状のもの」という意味の「カリ(kari)」という言葉を、西洋人が料理の名前と勘違いしたという説。

2つめは、ヒンディー語で「香りの良いもの」「美味しいもの」という意味の「ターカリー(turcarri)」という言葉を、これもやはり西洋人が料理の名前と勘違いしたという説です。

▼ 西洋人によって名づけられた”カレー”が西洋に広がるまで

▽ まずはイギリスでデビューします

1772年、インド総督のウォーレン・ヘースティングズによって、イギリスに植民地インドの「カレー」料理が紹介され、評判となった。

さらにイギリスのクロス=アンド=ブラックウェル社(C&B)は
ガラムマサラを世界で初めて、カレー粉として売り出した。

▽ お次は美食の国、フランスへ!

フランスでもフランス料理にカレー風味を添えるものとして度々利用されるようになりました。

そして、ソースを重んじるフランス料理の影響から、小麦粉のルウでカレーにとろみを出す料理法が編み出されたといわれる。

▼ 各国を巡って進化を遂げ、ついに日本にやって来ます!

▽ まずは文献としての登場です!

日本人でカレーについてのもっとも古い記録を残しているのは福沢諭吉です。福沢は1860年に「増訂華英通語」という辞書を出版しました。
この中で、英語の「curry」に「コルリ」という発音が記されれています。

▽ ”日本人と”カレー”のファーストコンタクト!

日本人で実際にカレーを目撃したもっとも古い記録を残しているのは、
1863年(文久3年)幕府遣欧使節の一人だった三宅秀です。

▽ 初めて見た”カレー”の印象は?

三宅はインド人たちが食事をしている光景を見て、
「飯の上にトウガラシ細味に致し、芋のドロドロのようなものをかけ、これを手にて掻きまわして手づかみで食す。至って汚き物なり」と日記に記している。

▼ そんなイメージの悪い”カレー”がどうやって国民食になったのか?

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