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いつか行ってみたい…!イラクのおすすめスポット10選

約半世紀のあいだに幾多の戦争を経験し、今も収拾がつかない状態が続いているイラク。実はこの国、意外にも観光資源は豊富なんです!いつかこの戦乱が収まることを願いつつ、この国のおすすめスポット10か所をご紹介します!

更新日: 2015年04月23日

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kentoripさん

1.バビロン遺跡(バビロン)

旧約聖書の中に登場する「バベルの塔」のモデルとなった古代都市です。

アムル人がバビロン第1王朝を建設し、前18世紀に第6代の王ハンムラビがメソポタミアを統一した。

「目には目を、歯には歯を」のハンムラビ法典で有名ですね。

ちなみに実物のハンムラビ法典はこちら。現在はルーブル美術館(パリ)で見ることができます。

紀元前600年代の新バビロニア王国時代になって、その首都となるとイシュタル門や、今でも謎を残す空中庭園などの建造物が作られ、オリエント有数の大都会として栄えた。

こちらが実物のイシュタル門です。デカイ。。。
現在はペルガモン博物館(ベルリン)で展示されています。

バビロン遺跡には復元されたイシュタル門がそびえ立っています。こちらも相当な規模です。

こちらはバビロン遺跡で有名な、人を踏みつけるライオン像です。おそらく当時の人々もライオンをおそれていたのでしょうね。

2.【イマーム・アリー廟】(ナジャフ)

なんとゴー☆ジャスな…。

アリー・イブン・アビー・ターリブは、イスラーム教の第4代正統カリフ(在位656年 - 661年)。同教シーア派の初代イマーム。

イスラーム史上最後の正統カリフがこの方です。

そんな彼のお墓がこちら。すさまじい数の信者たちに囲まれていることがおわかりいただけると思います。熱気が凄そう。。。

18世紀頃からシーア派の多数派である十二イマーム派の高位法学者が数多く居住するようになり、イラクにおける十二イマーム派の中心都市に発展するとともに、イランなど遠隔地に住む十二イマーム派の信徒を留学生や巡礼者として集めるようになり、イスラム世界全体を見渡してもマッカ、マディーナに次いで巡礼者を集める国際都市へと成長した。

あのイラン革命の精神的指導者ホメイニ師もここナジャフに亡命していた時期がありました(のちにパリに亡命)。

イラン革命(1979)達成後、彼はイランの最高指導者となりました。当時イランに権益を持っていたいた欧米諸国はこれをよく思わず、イラクのサダム・フセインをそそのかして約十年にもわたる戦争(イラン・イラク戦争: 1980~1988)へと導きます。

3.【マルウィヤ・ミナレット】(サーマッラー)

世界的に知られる、イラクを代表するシンボルの一つです。

アッバース朝第8代カリフのムウタスィムがサーマッラーに建築したサーマッラーの大モスクに付随している螺旋式のミナレット

ちなみにミナレットとは、モスクに付随して建てられる礼拝呼びかけのための塔のことを指します。

螺旋式のミナレットは世界に3つしか存在しない。

めちゃめちゃ貴重な遺産なんですね…!

2007年に「サーマッラーの考古学都市」としてユネスコの世界遺産に登録された。イラクの情勢に鑑みて、登録と同時に「危機にさらされている世界遺産」リストにも加えられた。

世界遺産にも登録されています。

シーア派(十二イマーム派)の10代、11代イマームが祀られているため、サーマッラーは多くのイラク人にとっては重要な聖地でもあります。

2006年、2007年の二度にわたりスンニ派のなかの過激派による爆破テロが起こり完全倒壊したアスカリ廟。現在その再建に向けた工事が進んでいます。

4.【エ・テメン・ニグル】(ウル)

「ウルのジッグラト」としてその名を知られています。

紀元前2100年頃、ウル第三王朝のウル・ナンムが建造したとされている。

今から4000年以上も前の話です…!

紀元前6世紀、新バビロニア帝国最後の王ナボニドゥスにより再建築

ずっとそのままの形で残っていたわけではないんですね。

サダム・フセイン治世に、最下層のファサード、階段が改築

彼はバビロン遺跡の改築も行っています。イラク人にとっては悪者だったのかどうか…。

5.【イマーム・フサイン廟】(カルバラー)

ここカルバラーには3代イマームのフサインとその異母弟のアッバースの廟があります。

シーア派がフサインをカリフに押し立てて反乱を起すという動きを察知したヤズィードは先手を打って3000の軍隊を派遣しフサインとその護衛を攻撃、戦いはウマイヤ朝軍の圧倒的勝利に終りフサインはまともな抵抗すら出来ないまま息子もろとも殺されることになる。

スンニ派との権力闘争に敗れ惨殺されたフサイン。これがスンニ派とシーア派との最大のしこりとなって現在まで続いています。そのためシーア派のカルバラーに対する思いはひときわ強く、彼らにとって精神的な中心地として今もなお信仰を集めているのです。

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