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daiba49さん

東芝と川崎市は、再生エネルギーと水素を使って電気や温水を作り出すエネルギー供給システムの実証実験を始めました。世界初の移動可能なシステムということです。

 東芝と川崎市は、太陽光と水で水素を発生させ、電気と温水を作り出すエネルギーシステムの実証実験を始めました。タンクにためた水素を使えば、300人に対し、1週間分の電気と温水を作ることができるということです。太陽光と水だけで稼働できるうえ、太陽光パネル以外の機器をすべてコンテナ内に収容しているため、災害時などにトレーラーに乗せて被災地に運び、電気と温水を供給することも可能です。東芝は今年度中の製品化を目指しています。

20年前から開発に取組む
 水素は、究極の無公害エネルギーと位置づけられています。これは、世界共通の認識です。水から安価に必要なだけ水素が得られるようになれば、人類は永遠にエネルギー問題から解放されることになります。
 しかし、人類はまだそのような水素製造法を手にしておりません。水から水素を得る技術の開発が日本で始まったのは1973年、オイルショックの直後でした。それから30年が経ちます。途中で熱がさめてしまったということはありますが、依然未到の技術なのです。

ついに“青い鳥”見つける
 太陽の光には、女性が嫌う紫外光、人間の目に見える可視光、物を温める赤外光が含まれています。それらの割合は、紫外光が2~3%、可視光がおよそ50%、赤外光が50%弱です。したがって、これまでに開発された紫外光を吸収する光触媒では、太陽光のエネルギーの僅か2~3%しか利用できないわけです。これでは効率的な水素製造は望めません。
 このため、早くから可視光で水分解できる光触媒の探索が行われてきましたが、その“青い鳥”は見つかりませんでした。

電気は水素で貯められる

R水素(再生可能水素)は、既存の自然エネルギーの普及になくてはならないものです。自然エネルギーを水素にすることで、エネルギー密度を高めた状態で、使いたいときに使えるように備蓄しておくことができます

日本国としての取り組み

経済産業省が2008年3月にまとめた「Cool Earth――エネルギー革新技術計画」は、2050年までに温室効果ガスを大幅に削減することを目指した計画であり、環境に配慮した新しいエネルギー革新技術が21テーマ掲げられている。この中に、「燃料電池自動車」「定置用燃料電池」「水素製造・輸送・貯蔵」という3つの水素エネルギー技術が取り上げられている。

2009年には「水素利用社会システム構築実証事業」が公募・選定された。東京都心と羽田空港/成田空港を結ぶ高速道路を使った燃料電池自動車・燃料電池バスの長距離定期運行、北九州市における水素パイプラインから一般家庭等への水素供給に関する社会実証が実施されるとともに、佐賀県で原子力発電所立地地域内における深夜電力を利用した水素の製造~貯蔵~供給までの「水素供給インフラの社会実証」が実施された。

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