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起業を目指す人は知っておきたい「リーンスタートアップ」理論とは?

近年、Webサービスを立ち上げる起業家が増えていますが、その起業家の多くが参考にしていると言われるビジネス理論があります。それはアメリカの起業家エリック・リース(Eric Ries)が提唱した理論「リーンスタートアップ(Lean Startup)」。いったい、どんな考え方なのかまとめます。

更新日: 2016年02月12日

springspringさん

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◆「リーンスタートアップ」理論?

「リーンスタートアップ」理論とは、エンジニア出身の起業家、エリック・リース(Eric Ries)により2011年に提唱された理論

『The Lean Startup』は大きな反響を呼び、全米でベストセラーとなった(日本語版は日経BP社が発行)。

「リーンスタートアップ」理論は、様々な起業の手法を取り入れつつ、マネジメント論として体系化されている

その適用範囲はWebサービスを提供するベンチャーや起業家にとどまらず、エンタープライズ分野の中堅・大企業における新規社内プロジェクトにまで及ぶ

※『ありとあらゆる起業に応用できる』という人もいる。

1979年生まれ、イェール大学卒。紆余曲折の末にインターネットのコミュニケーションサイトを運営するベンチャーの立ち上げに成功した。

「リーン」(lean)には「余分な肉がなく細い」「無駄がない」といった意味がある

※この「リーン(lean)」と、「起業」を意味する「スタートアップ」を組み合わせたのが「リーンスタートアップ」。

「リーンスタートアップ」理論のベースにはトヨタ生産方式がある

※トヨタの在庫を極限まで抑えるjust in timeのトヨタ生産方式は、米国で“Lean Manufacturing”と呼ばれ、米国の様々な事業者の生産工程の革新のお手本とされた。

◆「リーンスタートアップ」理論の具体的なポイントは?

そぎ落としていくのが「リーンスタートアップ」。

フィードバックを意図的に継続する

※仮説を立ててフィードバックをもらって検証するということを短いイテレーションで繰り返す作業を "フィードバックループ" と呼ぶ。

うまく行かなかったら、路線を変更(=「ピボット」)する

※「どれだけ素早く、数多くピボットが行えるかが、成功の秘訣の一つ」とされる。

このサイクルを繰り返すことで、起業や新規事業の成功率を飛躍的に高める

※仮説の構築、製品の実装、および軌道修正、という過程を迅速に繰り返すことによって、成功に近づく。

◆ものすごく単純に言うと

それが「リーンスタートアップ」の本質。不完全なプロダクト(=製品)を初期の顧客からの意見を元に改善していくという手法。

要はWebサービスの場合、お金をあまりかけず、1~3ヵ月程度でさっさとサービスを立ち上げてしまうやり方

スタートアップやその類が新しい事業を始めるときに普通にやってるとだいたい失敗する

だから、コストをかけずに最低限の製品やサービス、試作品を作って顧客の反応を見る

ちょっと好奇心の強い人たちが振り向いてくれればいい程度のものを作り出し、それにどんどんダメだししてもらう

※ちょっと好奇心の強い人たち=アーリーアダプターのこと。

◆起業において「リーンスタートアップ」理論を取り入れるメリット

特にWebサービスの場合では"不確実性"は顕著になる。

スタートアップとは、"とてつもなく不確実な状態"で新しい製品やサービスを創り出さなければならない組織

※エリック・リースによるスタートアップ企業の定義。

スタートアップにおいて、仕様書や稟議書や計画ばかりに莫大な時間やコストをかけるのは無駄なこと

また、間違った製品を構築し、そしてそれに長い時間をかけ、構築に無駄なお金をかけるだけでなく、その間違った製品を売ろうとセールスやマーケティングに多額のお金をかけるくらい無駄なことはない

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