アメリカでジャズが大学の教科となった事はジャズの歴史を大きく変えました。厳密には、そこに流れが向かった時から大きく変わっているのですが、取りあえずウィントン・マルサリスの功罪の内の、罪の部分だとはっきり言う事が出来ます。(この作品の中には、マルサリスの名前が出てきます)。
 ウイントンはスクエアでも何でもなく、大変なヒップですが、残念な事に、その志に比して、政治がヘタクソ過ぎ、白人のクソ共に搾取されまくった挙げ句、ジャズが、こんな陳腐なキッチュの素材に使われるのに最適なジャンルに成り下がってしまったのです。
 ヘヴィメタでやればこれは、抱腹絶倒の安心して観れる素晴らしいコメディになったでしょう。ヒップホップやファンクでは成り立たないでしょう。アメリカの大学のビッグバンドジャズだから成り立つのです。陳腐な侮辱と、特に面白くもない、悪趣味な空回りが、白人が仕切り、白人が学ぶ大学科目としてのジャズには、お似合いなのです。

出典<ビュロ菊だより>号外『第87回アカデミー賞直前予想(「直前」はギリ挫折)』:ビュロ菊だより:ビュロー菊地チャンネル(菊地成孔) - ニコニコチャンネル:音楽

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【詳細まとめ】映画「セッション」論争『菊地成孔vs町山智浩』 #tama954 #denpa954

2015年 第87回 アカデミー賞「編集賞」「録音賞」「助演男優賞」受賞映画「セッション」についてジャズミュージシャンの菊地成孔さんが長文酷評を公開。映画評論家の町山智浩さんがそれを批判しYahoo!ニューストップに掲載され炎上!時系列で本人同士のブログをソースの軸にして経緯を詳細にまとめました。

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