綾戸氏は、冒頭に「音楽をする私としては吐きそうな映画や」と仰り「でもいろんな人が見る。先生も生徒も親も。それぞれに強烈なメッセージを送れるという点ではピカイチの映画や!」と続けて、最後は「私はニコルとピザ食べたーい」と結んでいます。
 綾戸氏らしい、実にオトナな、バランスのとれた素晴らしいコメントだと思います。
 以下ネタバレますが、「ニコル」はものすごく可愛い映画館のモギリで、主人公であるドラマー志望のガキと恋に落ちます。その、最初のデートがピザ屋で、そのデートのシーンだけが、本作の、普通に美しい、ハートに染み入るシーンです。若い2人は、ごくごく普通に、はにかみながらも熱く、夢を語ります。

出典<ビュロ菊だより>No.60『「セッション!」~<パンチドランク・ラヴ(レス)>に打ちのめされる、「危険ドラッグ」を貪る人々~』:ビュロ菊だより:ビュロー菊地チャンネル(菊地成孔)

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【詳細まとめ】映画「セッション」論争『菊地成孔vs町山智浩』 #tama954 #denpa954

2015年 第87回 アカデミー賞「編集賞」「録音賞」「助演男優賞」受賞映画「セッション」についてジャズミュージシャンの菊地成孔さんが長文酷評を公開。映画評論家の町山智浩さんがそれを批判しYahoo!ニューストップに掲載され炎上!時系列で本人同士のブログをソースの軸にして経緯を詳細にまとめました。

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