もし本作が、あの愛すべき「スクール・オヴ・ロック」だったら、<ギッシリ>の中に、どれだけロックミュージシャン、ロックギタリストがいたことでしょう。もし本作が、あの素晴らしい「キャデラック・レコード」だったら、どれだけブラックミュージックの批評家や愛好家がいたでしょう。先日、ワタシがラジオでご紹介したばかりの「はじまりのうた」だったら、どれだけの女性ポップスシンガー(ギターを弾きながら、自作曲を歌う。というスタイルの)が、どれだけのポップスの名プロデューサーがコメンテーターとして名を連ねたでしょうか?
 読者の皆様ご存知かどうか、我が国には、世界に出しても全く恥じる所のない名ジャズドラマーが数多くいます。実名を出しますが、小曽根真氏のような、世界を股にかけて活躍されている、ジャズのビッグバンドの偉大なバンドマスターがいます。あらゆる音楽大学にはジャズ科があり、一流の現役ジャズミュージシャンでもある講師達がいます(ワタシの友人も、その中の数多くを占めます)。そして何せ、実名を出しますが、あの菊地成孔大先生がいらっしゃいます(←この中で、最も程度の低い男ですが)。

出典<ビュロ菊だより>No.60『「セッション!」~<パンチドランク・ラヴ(レス)>に打ちのめされる、「危険ドラッグ」を貪る人々~』:ビュロ菊だより:ビュロー菊地チャンネル(菊地成孔)

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【詳細まとめ】映画「セッション」論争『菊地成孔vs町山智浩』 #tama954 #denpa954

2015年 第87回 アカデミー賞「編集賞」「録音賞」「助演男優賞」受賞映画「セッション」についてジャズミュージシャンの菊地成孔さんが長文酷評を公開。映画評論家の町山智浩さんがそれを批判しYahoo!ニューストップに掲載され炎上!時系列で本人同士のブログをソースの軸にして経緯を詳細にまとめました。

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