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岡山の痛車文化発祥の地『平食』がついに閉店!? 34年の歴史に幕を下ろす。

平食の愛称で親しまれる平田食事センターがとうとう閉店する。岡山市の2号線沿いにある同店は長距離トラックドライバーやバイカーの憩いの場、痛車などの萌え文化を愛するオタク達の聖地、自販機マニアのお宝スポットとしても広く全国に知られる古き良き昭和の匂いを漂わせる「心の故郷」的ドライブインだ。

更新日: 2016年07月25日

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ceylon1341さん

◆皆さんは『平食』をご存知ですか?

地元民の間で『ひらしょく』の愛称で親しまれた古き良き昭和の哀愁漂う大衆食堂だ。
また、稀に平田食堂と呼ばれる事も有る。

現在の岡山市南区箕島の国道2号線岡山バイパス沿いに隣接し、広島方面行きの本店と、大阪神戸方面行きの上り店とが有った。

広大な敷地を有する店舗の奥には大規模な大型車専用の駐車場を完備しており、長距離トラックのドライバーさん達の憩いの場としても全国的に有名。

平食と同じ敷地内には、地元近県のデコトラ野郎達の集う店としても全国的に有名な老舗トラック用品ショップルート2さんが出店している。

かつてはデコチャリ専門のWEBサイトを公開してデコチャリの普及活動の一端を担っていた事もあって、デコチャリ少年達が集う店としても全国的に有名だ。

※平食が閉店してもルート2さんは営業を続けるとの事です。

2015年6月16日(火)に惜しまれつつも閉店した平食のすぐ隣には、『楽遊(らくゆう)』の愛称で親しまれたゲームセンター『楽遊楽座』がある。

この楽遊楽座も平食の閉店から丁度一年、2016年6月20日(月)、午後11時50分をもって22年の歴史に幕を下ろす事となった。

◆平田食事センター閉店当日の動画

◆平食が廃業してしまう理由とは?

経営者の平田竜哉さん(57)によると、店を閉じる理由は、客足が落ちていた上に、得意先の卸売業者が廃業し、安い食材の仕入れができなくなったためだそうだ。

「昔はここにしかなかったものが、今はどこにでもあるようになった。うちは時代に取り残された」と平田さんは笑顔を見せつつ、少し寂しそうに語った。

平食が閉店してしまう理由…これも時代の流れなのかもしれない。

◆岡山が誇る『痛車文化発祥の地』としても全国的に有名!

平食主催の痛車イベントでテレビや雑誌の取材を受けた際に『痛車文化発祥の地』を宣言した事で大々的に取り上げられ、秋葉原や日本橋と肩を並べる全国的に有名なオタク文化の聖地となった平食。

全国各地から数多くの痛車乗りが聖地巡礼の遠征に訪れ、記念に名刺を貼り付けて行った。

色んな県から遠征してくる痛車が多く、全国各地のナンバープレートを拝見する事ができた。
さすが痛車の聖地だけの事はある。

天井には「萌え」の文字の暖簾と、なぜか女児用のスクール水着がぶら下がっている。

…ここは本当に大衆食堂のゲームコーナーなのか!?

確か2010年頃、アニメで言うと「鈴宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」が全盛期の頃であろうか?

UFOキャッチャー等、各種アミューズメントマシーンの景品はアニメグッズやコスプレ衣装など、まさにカオス空間。

平食主催の痛車イベントには、地元の運送会社(有)山本水産さんと、地元の痛車のステッカーの施工を個人で一手に引き受けていたはらいち製作所の全面協力で初音ミクの痛トラックまで出現。

写真は記念撮影時のもの。

平食でのイベントにあわせて限定配布された幻のムック本「平G」。

なんというか、やりたい放題である(笑)

ところが、痛車が大量に押し寄せたせいもあり、一般のお客さんの車の出入りが阻害されるというクレームが発生。

店舗入り口付近に痛車を止めてはならないという「痛車禁止令」が出される始末。

この事件を境に県内外からの痛車の来店数は低下の一途を辿ったとか。

◆平食の店内の様子をご覧ください

菅原文太演ずる「一番星=星 桃次郎」と、愛川欽也演ずる「やもめのジョナサン=松下 金造」の名コンビが食事をとっていた昭和の大衆食堂がそっくりそのままタイムスリップして来たかの様な懐かしい雰囲気の空間だ。

出典ameblo.jp

「レバニラ炒めと飯大盛!あと豚汁一丁!」
「あのぅ、僕今日はコーヒーで。食欲が無いんですよ。」

正にトラック野郎ごっこをするにはもってこいの店である(笑)

基本的に自分の好きな惣菜を自分でお盆に載せていくスタイル。
ボリュームの割りに値段もリーズナブルで野菜も豊富な為、栄養が偏りがちなドライバー達の胃袋を満たすには打ってつけだ。

決してウマイとは言えないのが玉に瑕だが、一度食べるとクセになるのがこのラーメン。

出典ameblo.jp

わざわざ県外から食べに来るマニアが存在する程の人気を博する平食のおでん。

人気のおでん種は補充してもすぐに売切れてしまう。

新聞雑誌のコーナーとは別に、店舗の中にコンビニ「ヤマザキYショップ」が併設されていた。

最新の雑誌やおつまみといった通常のコンビニにある品揃えは勿論の事、手袋やロープといったトラックドライバーには欠かせない小物をラインナップするといった心配りも凄かったことには驚きを隠せない。

◆著名人も数多く来店!

「高速有鉛」誌でお馴染み、糸目姐さんの大のお気に入りのレトロスポットの一つでもあります。

リアルタイムで生放送を配信しながら全国を旅していたニコニコカー一号が来店した事も!

ちゃっかり私の愛車も生放送中に取材されました(笑)

◆そんな平食はまもなく閉店の時を迎えようとしている。

◆平食、閉店までの年表

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