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建築費用が割高に?施主支給の知っとくべき落し穴

施主支給とは、住宅新築・建替え・リフォームで、施主自身が建材や内装部材を手配し施工会社に支給すること。建築・改修費用を節約し安くするための努力ですが、知らないと割高になり大損することも…。ここでは知って得する施主支給の問題点と対策を紹介します。

更新日: 2015年05月19日

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builderさん

施主支給とは?

施主支給とは一般的には、建築・改修費用を安くあげるのが第一目標の、施主自身が割安な建築・リフォーム材料を探して回る行為です。

ゼニカネじゃねえ!

施主支給もあります。

思い出、伝統を残すための施主支給

夫婦が恋人時代にデートで行った砂浜で拾った貝殻を、室内の白壁などにレイアウトして塗りこんで貰ったり、思い出深い古机や鏡なんかを建材の一部に使用するようオーダーしたり。金、かかります。

現在の住まいで使われてる建材、または先祖代々から伝わる大黒柱や伝統ある鴨居なんかを建替える新居に再利用することも、「施主支給材料」扱いになります。

思い出や伝統を守るための「施主支給」は、贅沢品ですから、まさに金に糸目をつけない、ゼニカネじゃない「デザイン」なので、施工費用も高くつくのは、これモチロン。

節約とは無関係。これは施主もわかってやってること。

新築、建替え、リフォームのオプション

施主支給は、施主が自分で建材・内外装材を注文し、配送の手配などを行い、施工会社(住宅メーカーや工務店、リフォーム会社など)に支給することです。

普通の新築や建替え工事、リフォーム・リノベーションを行う場合、建築会社や施工会社に依頼し、設計や施工・監理などは依頼を受注した請負会社が進めていきます。

設備機器や建材は、設置工事費・施工費用も含め、請負う建築施工会社が準備するのが、ほとんどの建築~リフォーム工事の常識です。

ただし、上記の「思い出、伝統を残すための施主支給」など、こだわりや思い入れの深い家造りのために、材料を別に用意するオプションは昔から存在しました。

古民家を訪ねて売買交渉したり、骨董品専門店やネットオークションで購入したりして、囲炉裏を購入して和風の居間に設置工事してもらったり、海外から暖炉を取り寄せて洋間を本格的にあつらえたり、施主支給はそもそも贅沢な「オプション」でした。

家造り費用を節約するための施主支給

最近は住宅建築価格が、サラリーマン賃金アップよりも激しい上昇を見せています。

「建築資材のうち、自分で仕入れたり買った方が安くできる部材は自分で足を使って探そう!」

会社員の方々が家族のため、節約できるところは節約しようとする「家造りへの参加活動」が今どきの施主支給です。

施主支給のメリット

施主支給のメリットは、住宅メーカーにはない照明器具や内装材料を膨大な選択肢の中から自由に選べること。

そして、時間をかけて市場調査すれば、格安に建築材料を仕入れられ、組合わせ次第で超オシャレなインテリア施工を割安に仕上られること。

最近は出品が減り、価格も高くてメリットないですが、昔は内装屋さんが端材や余った資材などをヤフオクで売っていました。

住宅の話しと逸れますが、ヤフオクでそれらのハンパ材料を買い込んで、店舗作りに使っていた店舗内装屋さんが知人にいました。

「一般的な国産の建築材料」を安く購入するのは難しいけど、なぜか、住宅施工会社の半額くらいで支給材を揃える素人もいます。

出典itot.jp

ホームセンターの店内改装バーゲンや年末のたな卸し商品・新古品・傷モノ・ワケあり品のセールコーナー等をマメにチェックして、「これを新居に使えたら」というのを買い貯めておく方法もあります。

施主支給のデメリット

■商品だけ建主が用意したら、施工会社さんから取付け・設置費用や工事代金はもちろん別途請求されます。
■施工会社が使った事のない資材を使う場合、仕様の確認など時間と手間が余計にかかります。
■工事と別に自分で購入するわけですから、住宅ローンやリフォームローンの対象に、支給商品は入りません。
■施工会社がその品質に責任も保証もしてくれないことが最も重要なデメリットといえます。

オシャレな外国製インテリアを安く買えたけど規格が違って使えなかった、支給する商品が多過ぎて工事現場の室内が混乱した、上下水道の配管や電気工事やガス工事に支障をきたし時間のロスが起きた、施工会社に仕入も丸投げしたほうが安かったこと…が後から分った、などなど。施主支給のデメリットはいつも後で発覚します。

施主支給で建築・リフォーム工事を成功させる方法

まず、節約のためとはいえ、あまりにあちこち動き回って無駄な時間を使うのを慎みましょう。

【無駄なこと】
・「モデルハウスの展示品」「メーカー在庫」は、「実店舗」を探して買いに行く。ネットショップは「釣り」が多い。写真と違う現物を送ってくることもありクレームもネットの向こうでは通用しないからやめた方がいい。
・施主支給品をネット販売する会社で商品だけほんとに安く売ってくれる会社もあるかも知れませんが、施主支給激安とうたいつつ「工事を当社がやるからこの価格なんです」なんて面倒くさいことをいう会社が多い。
・施主支給する建材・商品は、選別する。あれやこれや買いまくらない。

施主支給リフォームで得するもの
• 洗面台部分の蛇口や洗面ボウル、鏡や洗面台(上下水道部を含まないインテリア内パーツ)
•照明関係(自分で買ってくる方がバリエーションも値段も数倍お得)
•IHクッキングヒーター(数世代前のデザインのものが中古でヤフオクとか楽天で格安で買える)
•インタフォン・ドアフォン(ネットで買って、自分でDIYできることも)
•ポスト(ネットで買って、自分でDIYできることも)

施主支給リフォームで損するもの
•トイレ・ウォッシュレット他のもの(自分で買ってくるのはとにかくリスキー)
•壁紙(ネットで売ってる壁紙屋さんで購入して、寸足らずが届いてクレームも無視される人多し)
•木材、塗料、キッチンの水周り、ドア・襖・扉系、バスタブ(プロに任せよう+ネットショップの信頼性に疑問)

【やるべきこと】
・工事を発注する前、住宅を購入する段階で「施主支給を考えている」ことを業者に告げ、協力してくれるよう相談する(工事を発注してから施主支給うんぬんいうと施工会社のスケジュールも狂わせることになる)。
・施主支給品を工事現場である自宅に届けるスケジュール手配の計画は、最初のうちから工事現場管理者に相談し、それに合せて配達するよう調整する。

ニトリとイケアもホームセンターとは別の角度から施主支給品を探せたり、流行のインテリアデザインを調査するのに役立ちます。

施主支給はできるだけ足を使って動き回って、一々、目で見て確認してから購入するようにしましょう。

実店舗に行って施主支給すべき照明などの現物を調査する。

アキバのヨドバシ行って、ついでにヤマギワの照明館でも覗こうかと思ったら無かった。

・・・もう、10年以上前に店舗経営から撤退していたんですね。知らんかった。

正直、昔もそれほど買い物したわけじゃないけど。いや、ほとんど買ったことなかった。

でも、ヤマギワ照明ビルは小学校の頃から見ていた風景だったので残念。

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