1. まとめトップ

痛み止め<鎮痛剤> 強さランキング(処方薬編)

辛いことがあったり、二日酔いだったり、捻挫だったり・・・痛みってほんとうに嫌ですよね。病院に行って痛み止めを処方してもらって飲むと……あら不思議。すっかり良くなったみたい・・・な錯覚に陥るほど、病院でもらえる痛み止めの強度を知っておきましょう

更新日: 2017年06月22日

miyamontaさん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
339 お気に入り 1778324 view
お気に入り追加

世の中に、いろいろな種類の痛み止めがある。その強さを知っておこう

痛み止めは・・
最近は薬局で手に入るようになりました。
が、やはり医者が処方しないと買えない薬のほうがリスクが高いので、強力そうですよね・・・
どうなんでしょうか・・・

鎮痛効果の強さランキング

鎮痛薬は3段階ありまして、一番強力なのが麻薬(モルヒネ) 2番目が弱い麻薬(コデイン) 3番目がNSAIDs【非ステロイド性鎮痛抗炎症剤】(アスピリンとか)

最も一般的な非ステロイド系鎮痛剤の強さは・・・

ジクロフェナクナトリウム(ボルタレンなど)≧ロキソフェナクナトリウム(ロキソニン)>インドメタシン>イブプロフェン>ポンタール≧アスピリン

実は、この中で薬局で直接買えないのがボルタレン。よって、非ステロイド系鎮痛剤の最強はボルタレンなのである。

非ステロイド性鎮痛抗炎症剤の詳細を知りたい方は↓のリンクを参照

結構強い
ジクロフェナク(ボルタレン) 炎症効果強い。胃に負担大きい
ザルトプロフェン(ペオン) 副作用少ない
インドメタシン(インダシン、インフリー、クリノリル) 炎症効果強い 胃に負担大きい(外用で使う事多い)

強い
ロルノキシカム(ロルカム) 持続性 副作用多い
ロキソプロフェン(ロキソニン) 副作用少ない
セレコキシブ(セレコックス) 持続性 副作用少ない
メロキシカム(モービック) 副作用少ない
エトドラク(ハイペン) 副作用少ない
メフェナム酸(ポンタール)

普通
イブプロフェン(ブルフェン) 安全、小児に使える
アセトアミノフェン(カロナール) 安全、小児に使える

弱い
アスピリン(バファリン) 用量を少なくすると血栓予防として使える(こっちの使い方の方が多い)
総合感冒薬

よく使うNSAIDsにも欠点が・・・

NSAIDsの一番効果的で安全な使い方は、60歳以下の急性(2週間以内)炎症性疼痛です。

NSAIDsのリスクは使用期間の延長とともに高くなり、また効果は、時間とともに少なくなってきます。「最初の1週間から2週間、NSAIDsを集中して使う」が一番有効で安全な使い方です。

そこで、最近注目されているのが・・トラムセット

トラムセットはアセトアミノフェン+モノアミン再取り込み抑制+mオピオイドレセプター作動薬の3つの鎮痛効果を有する薬剤で、神経痛の有無にかかわらず、広く整形外科領域(運動器)の痛みに有効

心因性要素の大きく関与する疼痛には効きません。
抗炎症作用は有りませんので、急性期の炎症にはNSAIDsが第一選択

NSAIDsにみられるような生命に危険を及ぼすような重度の副作用はありません。
習慣性(中毒)になることは無く、中断する際にも禁断症状が出ることはありません。

ただし・・強い吐き気を伴う場合があるので、そこだけ注意でしょう・・・

トラムセットは非がん性疼痛で非オピオイド製剤では治療が難しい場合に用いられる、弱オピオイド配合製剤です。
オピオイドとは、薬の作用としては、麻薬系鎮痛剤と考えてよいです。
ただ、トラムセットはオピオイド系ながら、日本の法律上は麻薬扱いされていないようです。他のオピオイドより、依存性が少ないとされているからかもしれません。

麻薬系鎮痛薬は、痛みの量に応じて、適切に用いる限り、薬物中毒を起こさないことが知られています。
適切に用いる限り、危険性はありませんよ。
特にトラムセットは他のオピオイド製剤より、依存性も低いようです。

トラムセットは、副作用がきついのではなく、鎮痛効果が強力ということです。

史上最強の鎮痛剤は・・・

『TRK-820 (Nalfurafine Hydrochloride)』:モルヒネに比べ、最高で約100倍の鎮痛効果を持つといわれています

他にも強いものが沢山

除痛効果
モルヒネ<オキシコドン<フェンタニル です。

モルヒネは腎機能が下がると副作用が出やすくなるので、そうなったらオキシコドンに変えるとか、経口摂取が困難になり、貼付剤であるフェンタニルに変えるとか、モルヒネでコントロールがつかなくなったのでフェンタニルに変えるとか工夫をします

その他特殊な痛み止め

神経が圧迫されたりウイルスによって障害されたりすると、神経が傷つくことで痛みが起こります。これがいわゆる神経痛です。より正確に言うと、神経が傷つくことによる痛みは神経障害性疼痛と表現されます。

この神経障害性疼痛に対する痛み全般を取り除く薬としてプレガバリン(商品名:リリカ)が使用されます。プレガバリンは神経障害性疼痛にのみ強力な抑制効果を発揮します。

1 2





miyamontaさん

リハビリ関係のまとめを中心に、時事ネタや気になったことのまとめ、備忘録的なまとめ等 色々まとめています。

このまとめに参加する