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現代の出島に?大阪カジノ・IR候補地 夢洲(ゆめしま)ってどんなとこ?

夢洲(ゆめしま)って何だ?大阪市民も知らない、もしくは忘れている人工島・夢洲。大阪オリンピック構想の負の遺産のこの島が、統合型リゾート(IR)の候補地として、また万博会場の候補地として注目を集めている。人口島・夢洲は、鎖国時代の長崎・出島のように世界とつながる場所になるのか。そんな夢洲をご紹介。

更新日: 2018年06月01日

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気散じ屋さん

カジノ・万博の候補地となっている夢洲 (ゆめしま) という空き地

位置的には大阪市中心部から離れた湾岸エリア。
自動車であれば大阪梅田から13km・30分程度の立地。

駅としては「咲洲」にある地下鉄中央線「コスモスクエア」が最寄り。でも歩いては渡れない。

何もないから、大阪市民が行くことはほとんどなく、存在を知らない、もしくは忘れている場所です。

夢洲の南部に水深15mの高規格コンテナターミナルが2つあるが、全体的には広大な空き地が広がっている。

夢洲は大阪オリンピック構想(招致活動は2001年)から生まれた負の遺産

夢洲はもともと大阪五輪の会場や選手村にする計画だったが誘致に失敗。約140ヘクタールの活用のめどが立っていない

「事業開始は平成3年」「総事業費 1,390億円、既投資額 552[454]億円」と25年度の大阪市の資料。

招致活動は大阪市の主導で行われ、JOCへの支援要請や民間の人脈活用を図るなどの工夫がされず、お役所仕事と批判された

IOCモスクワ総会では1回目の投票で最下位となり落選(6票)

何もない人工島・夢洲がカジノ(IR)や万博の候補地として期待されている

1634年江戸幕府の鎖国政策の一環として長崎に築造された人工島。扇型になっており面積は3969坪(約1.5ヘクタール)

出島と同様の人工島。面積は390ヘクタール。

隔離された島なので周辺社会への影響を抑えながら、国際化や税収などのメリットをつくり出せそうな立地。

現在は住人ゼロ。大半の土地は活用めどの立っていない、ただの空き地。
それが意味あるものに生まれ変わるかもしれません。

カジノを中心とした統合型リゾート(IR)とはなに?

写真は、シンガポールのカジノを含む統合型リゾート。

現在、考えられているIRは、多くのカジノが集まるラスベガスとは異なるカジノを含むリゾート。カジノ以外の施設も充実することになります。

衆院にカジノを中心とした統合型リゾート(IR)を推進する法案(カジノ法案)を再提出

統合型リゾート(英称:Integrated Resort 、略称:IR)とは、国際会議場・展示施設などのMICE施設、ホテル、商業施設(ショッピングモール)、レストラン、劇場・映画館、アミューズメントパーク、スポーツ施設、温浴施設などにカジノを含んで一体となった複合観光集客施設

IR全体の中で、カジノの占める割合は3%程度という話で進んでいるようです。もちろん叩き台的な構想だと思われますが。

カジノばかりが話題ですが、MICEによるビジネス・観光拠点にも注目

MICE(マイス)は、Meeting(会議・研修)、Incentive(招待旅行、travel, tour)、Conference(国際会議・学術会議)またはConvention、Exhibition(展示会)またはEventの4つの頭文字を合わせた言葉

企業などの会議やセミナー、報償・研修旅行、国際会議や総会・学会、展示会・見本市・イベントなど、観光および旅行の観点から着目したものです。

MICEという言葉・内容の認知の低さは、いわゆる「カジノ法案」の成立や、IRを設置する際の地元同意などで、カジノばかりが注目されマイナスに作用しそう。

一般的な観光旅行より経済波及効果が大きく、ビジネス・イノベーションの機会を創造し、国・都市の競争力を向上させる効果があるとされている

たとえば、医学系の学術会議が行われれば、会議の出席者が来るのはもちろん、医療機器や薬品などの展示会が行われたり、様々な波及効果が期待されます。

まるで、鎖国時代の出島のようになれるのではないでしょうか。

税金ではなく、民間が作ってくれるので大阪でも開発可能

現在、夢洲の埋め立てが終わっていない部分の埋め立ても含めて、民間が投資してくれるという提案がなされているようです。

写真はシンガポールの統合型リゾート「マリーナベイ・サンズ」カジノは一部だけ。

築造費用は、門・橋・塀などは幕府からの出資であったが、それ以外は石嶺匠、高島四郎兵衛などの長崎の25人の有力者(出島町人)が出資
http://ja.wikipedia.org/wiki/出島

コスモスクエア(咲洲)から見た「夢洲」。

大阪市にある人工島で、現在、ほとんど活用されていません。つまり、ムダに遊んでいる土地を活用しようというアイデア。

奥に浮かんでいるのが夢洲。
写真はWTCビル(咲洲)からの撮影されたもののようです。

夢洲の左の方に水があるのは、埋め立てが終わっていない部分だと思います。

大阪市にある人工島は、
南港の咲洲 (さきしま)・北港の舞洲(まいしま)・同じく北港の夢洲(ゆめしま)の3つ。


●咲洲はまだ開発が進んでおり、マンションなどもありますが、全体としては利用されていない土地も多く、スカスカな感じがあります。
●舞洲も大半は公園。行ったことのある人も多少はいるかもしれませんが、有効活用されているとはとても思えません。

それらの人工島の中でも夢洲となると・・・
最も海に飛び出している未開の地。

夢洲に渡るには、咲洲からのトンネルか、舞洲からの橋を利用する必要があります。

夢洲へのアクセス・舞洲から夢洲へ

夢舞大橋(ゆめまいおおはし)は、大阪市此花区の大阪北港地区にある2つの人工島「夢洲」と「舞洲」の間に架かる橋梁。
世界初の浮体式旋回可動橋で、建設には600億円以上の税金がかかったが、しばらくは夢洲が未開発のため工事関係者などを除いて使われておらず、新聞で「税金の無駄遣い」と指摘

ちなみに「舞洲」は、USJのある所から橋で渡った人工島。

こちらの人工島も、活用の余地あり。統合型リゾートが「夢洲」にできれば波及効果が期待されます。

「舞洲」は、ヨットハーバーやUSJのある所から橋で渡った所にある人工島。

大部分はスポーツ公園で、スペースは余っているので、活用の余地あると思われます。統合型リゾートが「夢洲」に決まれば、波及効果も期待できそう。

写真は、悪名高い大阪市のゴミ処理場。
このデザインでUSJでも、カジノでもない。

夢洲へのアクセス・咲洲から夢洲へ

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