1. まとめトップ

【簡易まとめ】映画「セッション」論争『菊地成孔vs町山智浩』 #tama954 #denpa954

2015年 第87回 アカデミー賞「編集賞」「録音賞」「助演男優賞」受賞映画「セッション」についてジャズミュージシャンの菊地成孔さんが長文酷評を公開。映画評論家の町山智浩さんがその酷評を批判しYahoo!ニューストップに掲載され炎上!その論争を簡潔にまとめました。

更新日: 2015年05月17日

2 お気に入り 13060 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

kikuchigumiさん

2015.04.08 菊地氏 映画セッションを約1万6千文字で酷評

今から約1万6000文字という、大変な文字数で本作を酷評します
先ずはお手数ですがコチラをご覧下さい
「セッション!」公式サイト → http://session.gaga.ne.jp/comment/index.html
 この中に「ジャズミュージシャン」「ジャズ批評家」そして何はなくとも1人の主人公の職業である「ジャズドラマー」もしくは、もう1人の主人公の職業である「ジャズのビッグバンドのリーダー」が、1人でもいるでしょうか?ぎりぎりまで範囲を広げ「ジャズ関係者」としても、何人いるでしょうか?

本作の様な大変なゲテモノが登場し、ゴールデングローブやサンダンスを始めとした多くの映画祭でフェイムとプライズを獲得した。というのは、「まあ、そろそろこういうキツいのが来るだろうな(笑)」という、うっすらした予想を遥かに覆す事実で、ジャズミュージシャンノ端くれとして、とにかく申し上げたい事は「念のため誤解なきよう。これはマンガです」という一言のみです。

2015.04.17 映画『セッション』劇場公開

2015.04.17 町山氏 菊地成孔の酷評を批判

映画『セッション』を潰そうとする菊地先生は『セッション』で、ジャズ・ドラマーを目指す若者を潰そうとするフレッチャー先生にダブります。

(菊地氏の論点を9つ箇条書きした後菊地氏への2007年の批判記事リンク掲載)
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20071122
 菊地先生は黒人音楽映画について、非常に非常に特殊な視点というか視力をお持ちです。

 菊地先生の言葉を信じて「あの映画はマーケティングばっちりで」とか言い出す人が出てきそうで嫌だなあ。

 菊地先生とジャズに詳しい人々は「あの演奏にはグルーヴがない」と批判していますが、それがわからない素人にとってはまさにフレッチャー先生に「走りすぎか遅すぎか」と問い詰められて「わかりません」と言わされるアンドリュー君の気分です。
 自分ではわかってないのに菊地先生に追従して『セッション』の演奏をけなすことで自分が偉くなった気分になる人もいるようですが。

2015.04.19 菊地氏 町山智浩へ長文アンサー

「潰す」って何ですかね?

 菊地先生は『セッション』の、ジャズ・ドラマーを目指す若者を潰そうとするJKシモンズ扮する先生にダブります。なんて、しょっぱなからカマされたりなんかしたら、「あらあ、いきなり一発来たわー」と、楽しくなってしまいますよ。
 「どうせ潰せる訳なんか無い。ジャズ界は今はマイノリティだ」と思い、「だから最低限の事は言わせてもらう。誰もあいつに文句言えないだろうから」と思って、あの先生、あの丸ポチャくんに椅子投げたりビンタしてたんですかね?だったらワタシとだぶりますが。

 ワタシが一文字も書いていない(思ってもいない)「潰す」という言葉は、誠に失礼ながら自白的であるとしか思えません。ワタシはどうやら潰されてしまう様で、なかなか怖いですね(笑)。

(町山氏の批判から菊地成孔『セッション』酷評の要約について)
 「ジャズ関係者の絶賛コメントが無い」と「この映画は最初に一発キツいのを入れるだけのワンパン映画である」を入れて下さると有り難いです。

 せっかく箇条書きでワタシの発言を要約して下さっているのに、最重要時が飛ばされてしまうのは大変残念です(他にも大分飛ばされてますが)。ワタシが「要約→引用」を嫌うのは、こういう操作が意識的/無意識的の差なく、不可避的に行われるからである旨は、冒頭ちかくに書きました。

 というかワタシの文章を本当に総て読んで下さっているのかどうか不安になってきました。

まとめ編集者 : 菊地氏はここで"「要約→引用」を嫌う"と掲載しているため、筆者は配慮し先に詳細まとめを公開した。→ http://matome.naver.jp/odai/2143011442130302501
しかし、後に菊地氏から短いまとめの要望がありこの簡易まとめを編集するに至った。

町山さん、ワタシのような雑魚相手に楽しい経験をさせて下さり有り難うございました。特に、「監督に主人公と同じ屈辱体験がある」という事実のご教示は、ワタシの本作に対する拭いきれないモヤモヤをかなりスッキリと晴らし、ワタシが何故この映画にあそこまでの憤激を憶えたか、かなり明確になり、個人的には非常に実りの多い対話となりました。しかし、すっかり権力側の振る舞いがお似合いになりましたなあ(笑)。

2015.04.22 町山氏 きくちなるあなアンサーへ返信

せっかく紳士的に書いたのに「町山さん、昔は仕掛けるときそんな口調じゃなかった癖にさ!(笑)ちょっと見ない間に、すっかりもう!!(笑)」ときやがった。
 わかったよ、なら、昔通りの言葉遣いでやったろうじゃねえか。
 オラァ! きくちなるあな!
 読めねえ名前親につけられてんじゃねえよ!
 これでどうだ!
 菊地さんがジャズを愛してるように、オイラも映画を愛してるし、この『セッション』という映画が大好きだから、1万6千字も使って口汚く罵倒されて、「菊地さんの批判を読んで観ないことにした」なんてツイートまであったから頭にきたんだよ! この小さい映画を守りたかったんだよ!

オイラを「権威」だの「権力」だの「ナチ」だの「人種差別」だの。どうして菊地さんの映画評に異議示したら人種差別なの? いったい何人種だよ!

菊地さんのリンク先を読んだら、若干一名がメールしてきたってだけじゃん!
 それっぽちで「信者の私兵化」なの?
 どんだけ大げさなんだよ!
 俺なんかもっと凄い量の嫌がらせをもらってますよ(自業自得)。
 そもそも、オイラが本当に権威だったら、どうして頭の先から足の先まで着てる洋服代を全部足しても1万円超えないんだよ。どうして10年前のジーンズメイトのスウェット着てるんだよ! どうして映画会社から一度もお中元もお歳暮ももらったことないんだよ! どうして映画会社は一度もお中元もお歳暮も寄越さないんだよ! そもそも人生でお中元やお歳暮もらったことないよ! てか誰か送れよ!
 何が「権力側」だよ。どうして『セッション』をかばったら権力側なの?

ていうか、菊地さんに原稿を依頼した配給会社か宣伝会社は、たとえ原稿をボツにしても、「すみません。素晴らしい原稿ですが、残念ながら掲載できません。でも、それはあくまでこちらの都合ですので、お忙しいところ、映画をご覧いただき、原稿を書いていただいたのですから、原稿料はお支払いさせていただきます」と言って、たとえ彼が「ボツにするなら稿料はいらない」と固辞したとしても、お詫び代としても黙って払っておいたらよかったね。せっかく書いた原稿がボツにされて、相手は頭にきてるんだから。 
で、念のために「申し訳ありませんが、この批判文の発表は、せめて公開日までお待ちいただけませんか」と深くお願いして約束してもらっておくとよかった。そのルールを知らない人も多いから。

【注意!】この引用部分は当時の内容と意味が大きく違う。初稿では「菊地は映画会社から稿料をもらってるのに公開前に批評を公開するのはルール違反」という内容だった。あまつさえ翌日、この部分を感情的な表現で赤字で大幅に加筆しツイートで啓蒙した。しかし、数日後なんの告知もなく内容が全く違う現在の文章に何度かに渡り編集され啓蒙ツイートは削除された。

菊地さんの音楽愛がわからなくて失礼しました。私自身はやりとりのなかで、理解を深められましたが、菊地先生にとっては「だから最初から愛って書いたじゃねえか」と呆れるだけで、何も得るものもなく、ただ迷惑なだけでしたね。貴重なお時間を無駄にさせてすみませんでした。

2015.04.25 Yahoo!ニューストップ掲載

2015.04.28 菊地氏 まちゃへアンサー2

ワタシは、因縁つけられた側として、せめて終結を提案する権利は頂きたく、簡単に申し上げるならば、町山さんがこの文章への反応を書くのをやめていただきたいです。町山さんは、前回の最後に終結を宣言されておりますが、この文章にリターンしないで頂ければ、終わる訳です(要するに「最初に町山さんが仕掛けた一回分の償却を既得権として要求している」ということです)。

 「まちやま」という音は、非常に発音しずらいです(どなたもが内心で感じていると思いますが)。
 「ち」と「や」が拗音として結合しやすいので(リエゾンですね)「まちゃま」となりやすいのを必死でこらえ「ま/ち/や/ま」といわねばなりません。類例を挙げるなら「小森のおばちゃま」を「小森のお/ば/ち/や/ま」と言わされるようなもので、読者にとって、コレはもう拷問です。
 ですので、以下、二人称を全て「まちゃ」にして進めさせて頂きます。

ミスリードだらけです。
悪質なので、即刻撤回して頂きたいのは
「菊地はジャズを愛し、町山は映画を愛している」という、物を知らないバカにばかりわかり易い、雑なマッチメイクです。
 ワタシは勿論ジャズのみならず、音楽総体を愛している音楽原理主義者ですが、映画も愛しています。
 マイメンまちゃクンは、論戦を仕掛けるには、相手の事を余りに知らな過ぎ(「知って欲しい」と言っているのではありません)、そのまま突っ走って、ワタシの事を知らぬ人々(それはつまり、ほとんどの人。ですが・笑)と共に興奮しているだけだと思われます。

「ていうか、菊地さんに原稿を依頼した配給会社か宣伝会社は、たとえ原稿をボツにしても、菊地さんにはギャラだけは払ったよね?」(※現在削除されている町山氏ブログの引用の一部)
 1円も頂いてないです。ワタシの文章を、ちゃんと、全部、読んで下(以下略)。

 マジで飲んでないすか?(笑)すっごい楽しそうなんですけど(笑)。

 まさか謝られるとは思わなかったので唖然としてますし、時間の浪費をさせてしまったのは粘っこいワタシの方で、まだまだ浪費させますよ。多くの人々に(笑)。
(楽しかったです。有り難うございました)

※この記事を全て読めば町山氏のアンサーの返信の初稿が概ねわかります。

▼詳しく知りたい方は詳細まとめも御覧ください

1