1. まとめトップ

この記事は私がまとめました

daiba49さん

12年のデータでは、男性の単身高齢者の貧困率は29.3%、女性の単身高齢者は44.6%です(阿部彩〈2014〉「相対的貧困率の動向:2006、2009、2012年」貧困統計ホームページ)。

 なぜ1人暮らしの高齢者に貧困が多いのか。女性に関しては、現役時代に就労していなかったり、就労していても非正規という人が多いことが一因です。年金額は、現役時代の所得や働く期間を反映するためです。結婚していれば、配偶者の年金も合わせて生活していけますが、未婚や離婚した女性で現役時代に低所得であった方が1人きりのまま老後を迎えると、貧困に陥るケースが考えられます。

日本の年金は今後、手取りの5割まで低下する
ところで、あなたは今の生活状況を把握していますか。家計はどのような状況でしょう。もし毎月貯蓄ができていないとしたら、あなたの老後は悲惨なものに可能性があります。将来の生活は、今の延長線上にあります。もし、年金が生活費の100%を負担するような仕組みであれば、今お金を貯める必要はありません。しかし、日本の年金は手取りの6割を支給する制度になっており、今後5割まで低下します。つまり、今の生活の半分の金額で生活を続ける必要があるということです。

家計相談で多いのは、支出をどうやって抑えるかなのですが、そこに落とし穴があります。例えば、住宅ローンは一般的に35年で組みますが、40歳の人が35年ローンを組めば完済時点で75歳です。給料も無いのに、どうやって支払っていくのでしょうか。そうした状況を考えれば、長めのローンを好む人は若いうちに家を買う必要があります。または、短期で住宅ローンを組みましょう。

都内の閑静な住宅地の並びに、日が暮れても明かりが灯らない洋館風の一戸建てがある。この家に住む菅井敬子さん(68才、仮名)が「電気代がもったいないから」と夜間も消灯を続けているからだ。

 敬子さんの夫(72才)は30代から外資系コンサルに勤め、日本とヨーロッパを往復する生活を送っていた。52才で独立、子供こそいないが都内に庭付きの一戸建てを持ち、夫婦の老後は安泰のはずだった。

 ところが、夫が働き盛りの58才の時に脳梗塞を発症。仕事ができなくなり、今も後遺症の麻痺と認知症で要介護の状態だ。

 夫婦の現在の収入は14万円程度の年金のみ。夫が海外勤務の時、年金未加入期間があったので、受給額が少なくなった。夫が倒れた時、およそ2000万円あった貯金は毎月の生活費の補填や治療費・介護費用、老朽化した建物のリフォームなどで1年前に底をついた。

 敬子さんは毎日、夕方頃にスーパーに行き

スーパーマーケットでは、見切り品の惣菜や食品を中心にしか買えずに、その商品を数点だけ持って、レジに並ぶ老人。

40年間の平均給与が月25万円で計算してみる。そうすると、現在65歳の人は、厚生年金部分は約79万となり、国民年金部分は78万となる。

合計しても157万であり、月額 約13万円しか支給されない(日本年金機構の水準により計算)。

国民年金のみの場合では、年間の支給額は約78万円だけであり、月額は約6万5千円だ。

そして、これから年金支給額は下がることが予想されている。この支給水準を保つことも難しい。

生活保護制度は、収入が最低生活費に満たない場合、受給することができる非常にシンプルな制度だ。

足りない収入を補う制度だといえる。

その足りない分の生活費はいくらなのか、計算方法は、【収入が足りない場合に社会手当を受ける方法!~家庭の最低生活費を計算して申請しよう~】を参照いただきたい。

要するに、生活破綻する前に早めに生活保護を利用してほしい。

相談窓口はお住まいの役所の福祉課である。

一方で、生活保護に頼らないで生活することが素晴らしいと、美談のように語られてしまうこともある。

それは大きな間違いだ。

必要な人が社会保障制度を受けずに我慢すると、制度はどんどん弱体化・縮小していく傾向にある。

杉並区の生活保護基準は14万4430円だ。しかも、生活保護の場合は国民健康保険や住民税などの負担が減免される。つまり、林崎容疑者は35年間も真面目に年金を納めたにもかかわらず、生活保護水準以下の12万円の支給しか受けられない「下流老人」だった。

1