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keioooさん

ドクトル・ジバゴ

ロシア革命前夜、医師ユーリー・ジバゴ(オマー・シャリフ)はトーニャ(ジェラルディン・チャップリン)と結婚するが、クリスマスパーティの会場で好色な弁護士(ロッド・スタイガー)を撃ち殺そうとした薄幸の女性ラーラ(ジュリー・クリスティ)に心ひかれていく。
旧ソ連時代には本国発禁とされていたロシアの文豪ボリス・パステルナークの同名小説を原作に、ふたりの女性をめぐるひとりの男の愛の遍歴を壮大なスケールで描いた名匠デイヴィッド・リーン監督の一大叙事詩。

難もあるが、個人的には大好きな映画です。
今はCGでどのような処理もできるので、このような大きなセットで撮影される映画は二度と出てこないでしょう。
時代の波に翻弄される姿がよく描かれていると思います。
美しい映像や音楽に加え、シナリオの良さが魅力です。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

1921年代初頭のニューヨーク。禁酒法の嵐が全米を吹き荒れる中、ヌードルスとマックス、二人の少年は出会った。やがて二人を慕う仲間たちが集い、彼らの暴走は狂気を帯びていく。友情・愛・裏切り----。これはユダヤ系ギャングの半世紀に及ぶ一大叙事詩である。

不良仲間と共にギャングに成りあがっていった者たち
の一大抒情詩であるが、やはりストーリーが
良く練られているし、役者も演技もとても素晴らしいです。
映画作品として本当に良く練られて作られていて
サウンドも良くて絶対観る価値がある作品であると思います。

マグノリア

SEXを説いてまわるカリスマ青年、余命幾ばくもない人気番組の司会者、ドラッグ中毒の女性に恋してしまった警官…。
その街に住み、それぞれのアメリカン・ライフを送っている一見何のつながりもないように見える彼ら。
そこで起こった偶然と不思議なめぐり合わせ。好むと好まざるとに関わらずやがて彼らは一つになった。その衝撃の出来事によって…。

よい映画ですよ。
「自分を、そして好きな人を、本当に大切にしよう」という気持ちにさせてくれます。
すべての登場人物たちの姿に、自分自身が重なり共感し、泣きました。
「愛」は何よりも強いことを信じさせてくれる、すばらしい映画です。

アマデウス

凍てつくウィーンの街で自殺を図り精神病院に運ばれた老人。彼は自らをアントニオ・サリエリと呼び、皇帝ヨゼフ二世に仕えた宮廷音楽家であると語る。やがて彼の人生のすべてを変えてしまった一人の天才の生涯をとつとつと語り始める…。若くして世を去った天才音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの謎の生涯を、サリエリとの対決を通して描いた話題作。1984年度アカデミー賞8部門(作品・監督・主演男優賞他)を獲得。

劇場で見る機会はありませんでしたが最初に観るきっかけとなったのはモーツアルトは殺されたのか?というミステリーに対する興味からでした。
言ってみれば関心は結末だけといってもいいでしょう。実際安っぽい好奇心を満足させるだけの映画だったら一度観て「終わり」だったかもしれません。
ところが、それほど映画好きでもなくTVも含めて長時間画面を見るのを苦痛に感じるくらいの私が3時間近い「アマデウス」を少なくとも20回。一度も長いと感じることなく最後まで観てしまうのです。セリフを憶えてしまうくらい話の筋も頭に入っているのに何故観るたびに新鮮に感じるのでしょう?
確かに脚本も俳優も素晴らしい。でもそれだけではないと思うのです。一番の主役たるモーツアルトの音楽が「本物」だからでは無いでしょうか?私はこの映画を観て以来モーツアルトの音楽が大好きになってしまいました。「本物」は何度観ても聞いても決して色褪せない。そう思います。そしてそれはこの作品の一つのテーマでもあります。
この作品に興味をお持ちの皆さん、是非観てください。きっと記憶に残る映画になると思います。

0.5ミリ

「冥土の土産におじいちゃんと寝てあげてくれない?」 ある日、ヘルパーのサワは派遣先の家族から驚きの依頼を受ける。その当日に事件に巻き込まれ、気がつけば「家ナシ・金ナシ・仕事ナシ」。人生崖っぷちに立たされたサワは、生活のため、おしかけヘルパーをして生き抜くことに……。駐輪場の自転車をパンクさせまくる茂や、女子高生の写真集を万引きする義男ら、ワケありクセありのおじいちゃんを見つけては、軽やかに家事と介護をこなし、その生活に入り込んでゆくのだった……。

確かにベタな映画だけれど、前半のコミカルさと後半のシリアスな展開で三時間という長尺物語が途中ダレることもなくあっという間に終わります。それはやはり監督の力量と安藤サクラの演技力の成せる技だと思います。

愛のむきだし

幼い頃に母を亡くし、神父の父テツと二人暮しのユウ。理想の女性“マリア”に巡り合うことを夢見ながら、平和な日々を送っていた。
しかしテツが奔放な女サオリと出会ってから生活が一変。やがてサオリがテツのもとを去ると、テツはユウに「懺悔」を強要するようになる。父との繋がりを保つために盗撮という罪作りに没頭していくユウ。
そんな彼はある日、罰ゲームで女装している最中に、ついに理想の女性ヨーコと巡り合う・・・。

こんな恋愛映画、観た事ありません。監督が語っていた通り、日常的・等身大の恋愛を描くことの多い日本の恋愛映画への強烈な挑戦です。破格の上映時間、あり得ない盗撮・格闘シーン、すべてが規格外。ともすれば馬鹿な駄作になりそうですが、出演者が役を完ぺきにこなしていて、まったく興ざめしませんでした。ギャグからシリアスまで見事に演じ分けた西島隆弘、聖書を叫びながら読み上げるシーンが圧巻の満島ひかり、そして獲物を狙う爬虫類のような無気味さが伝わる安藤サクラと、若手俳優たちの演技力に圧倒されます。237分一気に駆け抜けて、感動しました。日本映画の歴史に大きな足跡を残した作品です。

ジョルダーニ家の人々

ローマに暮らすジョルダーニ家は、技術者の父、元医師の母、外務省で働く長男アンドレア、心理学者の長女ノラ、建築を学ぶ次男ニーノ、高校生の三男ロレンツォと、一見不自由のない幸せな家族に見えた。
しかし三男の不慮の死をきっかけに、家族は心に秘めていた問題や困難に向き合うなかで、一人ずつ家を離れていく。彷徨える者たちが運命のように出会う人々、不法移民の女性とその娘、不治の病のフランス人、戦場で記憶を失った大尉等・・・。
一本の川がいつか大河の流れとなるように、父と母、アンドレア、ニーノ、ノラ、それぞれの運命と人生は、ふたたび織りあわされて、血のつながりや民族を越え、より大きな家族を成してゆく。

彼らがかかえる悩みは、家族愛・不倫・同性愛・移民問題など、いずれも身近で、けっしてひとつの正解の無い問題ですが、ニーノをはじめ、それぞれが苦しみながらも答えや希望を見出してゆく後半は涙なしには見られません。

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