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実は変態は「パラフィリア障害」って病気だった…

冗談などでよく、変わった性的嗜好やその持ち主のことを「変態」(変態性欲)と呼ぶことがありますね。冗談で済む範囲ならいいのですが、変態も度を過ぎると精神疾患と診断されることがあります。「パラフィリア障害群」とは、性の対象や行動が、一般的に正常とされている範囲から外れている症状を指します。

更新日: 2015年05月18日

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シャレにならない変態は「パラフィリア障害」という立派な病気

冗談などでよく、変わった性的嗜好やその持ち主のことを「変態」(変態性欲)と呼ぶことがありますね。冗談で済む範囲ならいいのですが、変態も度を過ぎると精神疾患と診断されることがあります。

「パラフィリア障害群」とは、性の対象や行動が、一般的に正常とされている範囲から外れている症状を指します。

●3つの性障害

性に関する身体的・精神的な問題は「性障害」と呼ばれます。
以下の3つに分けられるようだ!!

(1)性機能不全

性的欲求の低下、勃起不全、性交疼痛症、オルガスムス機能不全などの「性機能不全」

(2)性同一性障害

(3)パラフィリア(性嗜好異常)

性の対象や行動が、一般的に正常とされている範囲から逸脱している「パラフィリア」(性嗜好異常)

●性嗜好に偏りのあるパラフィリア

「性嗜好」とは、性的興奮を得るのに、どのような好みを持っているかを指します。

性嗜好に偏りがある状態を、現在の精神医学では「パラフィリア」あるいは「パラフィリア障害」と言います。

昭和初期まで、日本の精神医学界では「変態性欲」と呼んでいたこともあります。昔は「変態」も学術用語だったわけです。

「異常性欲」や「性的倒錯」とも言われていましたが、現在では、病理学的な専門用語としてはパラフィリア(paraphilia)が一般的です。とはいえ、性嗜好には個人差があり、正常と異常の線引きが難しいところとなっています。

●パラフィリアの種類

1)異常な性嗜好行動

・一般的に認められる求愛行動の障害:窃視、露出、窃触、わいせつ電話など
・苦痛性愛障害:性的サディズム、性的マゾヒズム

2)異常な性嗜好対象

小児性愛、フェティシズム、服装フェティシズム、死体性愛、動物性愛、排泄物性愛、排泄物性愛など

●パラフィリア障害の診断基準

相手が同意していない性行為を強いている、本人が自らの性嗜好に苦痛を感じ健康な生活を送れない、他者や周囲の集団・社会に問題を引き起こしている──といった状態を指します。

●悪性パラフィリアと良性パラフィリア

・悪性パラフィリア

小児性愛、窃視(のぞき)、露出、窃触(痴漢行為)、同意のない相手への性的サディズムは、行動に移すと「悪性パラフィリア」として精神疾患という診断が下されます。

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