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知ってた? ハチミツとローヤルゼリーの違いと蜂の生態系

蜂蜜(ハチミツ)とローヤルゼリーはふたつとも蜂の生態系と深い関係性がある。

更新日: 2016年02月21日

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●ハチミツとローヤルゼリーは何が違うの?

蜂蜜というのはミツバチが花から集めてきた蜜を集めたもののことを指します。

ローヤルゼリーはミツバチが花粉や花の蜜を食べて消化・分解し、身体の外に分泌したもののことを指します。

●ハチの社会を分かりやすく教えて

答 ハチの社会構造は大きく3つに分類される。頂点に立つ女王蜂、その世話をする雄バチ、そして働きバチである

蜂の社会はメスが中心で、働き蜂も全てメスである。オスは特定の時期に女王蜂と交尾する為にのみ生まれる。そのため、女王蜂は最初はメスを絶えず産み続け、一定数を過ぎるとオスを産み出す。

●それぞれの蜂の役割は何なの?

女王蜂はローヤルゼリーを食べて長生きして卵をたくさん産む

女王蜂は数万匹のメス蜂の中から1匹だけ選ばれる。1日に千個以上の卵を産み、蜂の社会を維持していくのが主な仕事だ。寿命は2~3年と他の蜂よりも長い。

雄蜂は女王蜂と交尾するため

オス蜂の役目はただ交尾のためだけに存在すると言っても過言ではありません。それほど巣の中では何もしません。

働き蜂(ほとんどが雌)は外から蜂蜜を集めて食べる。そして自身の体からローヤルゼリーを作りだして、それを女王蜂に献上する

働き蜂の仕事は多い。ハチミツ集めの他には巣作り、子育て、警備、清掃など重労働だ。寿命は1カ月ほどである。

●ハチミツとローヤルゼリーは蜂にとってどういう存在なの?

はちみつは炭水化物。人間で言うとご飯やパンのような存在です。また、巣を作る際に蜜蝋の材料となります。
花粉はミツバチにとってはおかずのような存在です。タンパク質、それにビタミンとミネラルが豊富です。

ローヤルゼリーはいわば特殊な食料で、働き蜂が作るのに彼らが食べることはありません。
幼虫と女王蜂にしか許されない、いわば宮廷料理のようなものです。

●働き蜂はどうやってハチミツを集めて来るの?

花から蜜を集めてきます。行動範囲は4kmとも言われていて、その時期に多く咲く花に蜜を集めに行く習性があって、この習性を利用してそれぞれの花の蜜を採り分けています。

花蜜を集めた働きバチは、巣に戻ると内勤の働きバチに口移しで蜜を渡します。
そして仲間に花蜜のありかを教えるダンスをします。
巣に運ばれてきた蜜を、内勤の働きバチは羽であおいだりしながら、水分を蒸発させた後、巣穴に集めます。
そして熟成するのを待ち、糖度が約80%のハチミツが完成したところで、巣穴に蜜ろうでフタをして貯蔵するのです。

●ハチミツについてもう少し詳しく教えて

はちみつの成分の約80%を占める糖分はブドウ糖と果糖からできています。
体内でブドウ糖と果糖に分解される砂糖と比較すると、はちみつの糖分は砂糖より一段階、分解が進んだ状態といえます。

つまり、それだけ体に吸収されるのが早く、胃腸に負担がかからない体に優しい食品なのです。体力のないお年寄りや病後の方、スポーツ選手の栄養補給にも向いています。
また、はちみつには糖分以外にもカルシウムなどのミネラルやビタミンCなどのビタミン類、栄養豊富な小さな花粉なども含まれています。

●働き蜂はどうやってローヤルゼリーを作るの?

たんぱく質やビタミンが豊富で女王蜂専用の食べ物である

ローヤルゼリーは、働き蜂が女王蜂の餌として頭部の分泌腺からごく微量分泌する乳白色のクリーム状の物質です。働き蜂は花から花へ飛び回り、花粉と花蜜を集めて巣房に貯めます。育児の役目を持つ働き蜂がこの花粉を食べ、消化吸収した後、分泌腺より分泌したものです。

働き蜂は自分たちが集めた蜂蜜を食べて、それを栄養にしてローヤルゼリーを作る。

ローヤルゼリーだけを食べている女王蜂は、働き蜂の40倍にも匹敵する5年もの生涯に、1日1,000~3,000個もの卵を産みつづけるという驚異的な生命力を持っています。数万匹の一群中、たった一匹のメス蜂だけがこれだけの恩恵を受けています。

まさにクィーンの特権といったところか。女王蜂の長寿の秘密はローヤルゼリーにあった。

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