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結婚式の装花って??元花屋が教える、お花のいろいろなあれこれ

いろいろな写真、いろいろな話があるけれど、結婚式のお花って結局どうやって決めればいいの?打ち合わせの仕方は?準備は?元花屋が語る、結婚式のお花のあれこれ。

更新日: 2015年05月18日

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この記事は私がまとめました

RAFRAFさん

いろいろ見過ぎてわからなくなっちゃった・・・という花嫁も。

実際に結婚式場でお花の担当をさせていただいて、いろいろな新郎新婦と接する機会がありました。中でも多かったのが、「考え過ぎてどうしたいのかわからなくなっちゃった」という方。どうすればそうならずに、自分にあったお花を決められるのか。元花屋の観点から、アドバイスいたします。

1、結婚式のテーマを決めることが大事

会場装花の印象は、披露宴の印象になる、といっても過言ではありません。
ナチュラル、かわいらしい、セレブリティ、二人はどんな結婚式にしたいのか。
テーマを決めることによって、自然と装花の方向性も決まってきます。

具体的にテーマを決めるには

最初はなんでもいいんです。ふたりの好きなもの、趣味等。
例えば、ディズニーが好き、アウトドアが好き、音楽はこういうのを聴く、服はこういう感じ、
なんでもありです。
なにかひとつ大きなテーマがあれば、資料を検索したりする時も、漠然と探すより「結婚式 花 ナチュラル」等と探していくほうが、効率がよくなります。
また、テーマに沿って検索していけば、妄想も膨らみやすくなります。
この大きなテーマが無いことで、あれもいい、これもいい、と悩んでしまいます。

お花以外のことも大事になってくる

例えば、結婚式のテーマがナチュラルなのに、ドレスがゴージャスだったり、BGMがハードなロックだったりすると、イメージがおかしくなってきちゃいますよね。
結婚式全体でみると、決めることはたくさんあります。
それらを考える時にも、テーマが大きな道しるべになってくれます。

2、「結婚式のお花」よくある話

結婚式のお花はこうあるべき、こうじゃなきゃいけない、こうしたほうがいいよ、調べるといろいろと出て来て、これもまた迷う原因になりますよね。
そのへんについて、いろいろと、元花屋の私の観点でお話させていただきます。

ブーケや会場装花の、ドレスとの関係性

たぶん、一番気になるのはこのあたりかと・・・
ざっくり言うと、あんまり気にしなくていいです。

・白いウェディングドレスには、白いブーケ?
そうじゃなきゃいけないことはありません。イメージとして、教会式でバージンロードを歩くときは、無垢な白がいいというだけで、決まり事ではありません。最近は結婚式自体がカジュアルなものになっているのも多く、上の写真のようにピンクのブーケを持ったっていいわけです。白に合わない花の色ってほとんどないですから。
ただし、テーマ性には気をつけましょう。ナチュラルなドレスにゴージャスなユリのキャスケードブーケでは、どうしたいのかわかりません。

・カクテルドレスの時は、それに合う色を
こちらは少し注意が必要です。全然合わない色を持つのは危険です。
同系色にも注意です。例えば、パステルピンクのドレスにパステルピンクのブーケを持ってしまうと、ブーケが見えなくなってしまいます。
同系色を使うのであれば、トーンで調整しましょう。ドレスより少し濃い色を選んだり、挿し色でアクセントとして入れるのもありです。
こちらも、あくまでテーマを忘れずに。

菊の花って・・・

例えば菊の花なんかは、お葬式の時に使うお花として日本では扱われています。
欧米では、そういった文化ではないので、ブーケにも装花にもバンバン使われて、日本の雑誌等にも載っていたりします。

ですが、これは日本の文化として、もし使う時には注意です。いくら二人がいいからといっても、列席したゲストの方には印象は悪いです。

ただし「洋マム」「洋ギク」と呼ばれる菊類(ピンポンマム、アナスタシア等)は、オッケーです。
菊の仲間ですが、違う種類といってもいいような、カジュアルな見た目をしていますし、結婚式では人気のあるお花です。
ピンポンマムって菊なんですか!?って聞かれることも多いですしね。

花言葉について

花言葉に関しては、「都合のいいようにとらえましょう」
例えばアジサイの花なんかには、「移り気」等、不倫や愛人といった意味合いの花言葉があったりしますが、そんなことを言ってたら使いたい花が使えなくなってしまいます。
これ!っていう花を1種類だけピックアップして、メインの花にして、その花言葉をアピールするのもいいかもしれません。

その他、結婚式にNGな花というのはいくつかありますが、そのあたりはお花屋さんに相談しましょう。ダメなものはダメって言ってくれるはずです。

3、値段についての理解

まず大前提として「結婚式で使うお花は高い」と認識してください。普通にお花屋さんで買うものより高価な理由は、式場のマージン(仲介手数料)がかかっていることと、特注で仕入れるから、です。
この二つはしょうがないことです。マージンをかける代償として、安心で高品質、式場にあったお花を確実に提供できます。
また、お花屋さんで売るよりも一種類の花を多く、確実に仕入れる必要があるため、特注する必要があります。
ですから、結婚式のお花にお金がかかってしまうことはしょうがないことなのです。

値段で悩んでしまう方は多いですが、ここは一生に一度の晴れ舞台ということで、寛容にいきましょう。

下手に節約しようとしない

基本的に、値段とボリュームは比例します。安ければすくない、高ければ多い、です。
いろいろな節約術が紹介されていますが、
例えば、お花の代わりに「なにか」を一緒に入れるにしても、その「なにか」に値段がかかってきます。キャンドルなら、キャンドル代がかかります。リボンなら、リボン代。
季節のお花を使うのは有効な手ですが、基本的に時期ものもそれなりの値段がすることも多いです。

どうしても節約したい!

それでも、やっぱり少しでも値段は下げたいところ。ではどうやって節約するのがいいのか。

・自分で用意できるものは自分で用意!
お花の代わりにいれるもの、一緒に入れるもの等は、例えばはじめから持っているものを使ったり、自分で作ったり、100均で用意したり、そのあたりで節約出来るものもあります。100均のものでも、使いようです。私も現役時代はよく利用していました。

・お花で値段を下げたいときは、お花屋さんにおまかせ!
お花の値段は、季節や行事、気候によっても変化します。安く仕入れが出来るお花は、打ち合わせの段階ではなかなかわからないこともあります。大体色や値段だけ指定して、あとはおまかせしてしまう、という方法です。

それでも、最低このくらいは、という値段はどうしてもありますので、そこはなんとか腹をくくるしかありません。

4、打ち合わせの前に・・・

普段お花屋さんにいったり、家にお花を飾るという人でも、結婚式のお花というとなかなかイメージが沸かないもの。まずは下調べや準備も入念に行いましょう。

ますは、下調べ

まずお花を決めるにあたり最初にチェックしたいのは、その式場の過去の実例。
だいたい、式場のスタッフにいえば、そういった写真集等をみせてくれると思います。
(新しく出来た式場等は別として・・・)
どんな雰囲気のお花をつかっているのか、花器の種類、等。
過去の実例として使うくらいですから、式場の雰囲気に合っているのは当たり前ですし、例えばそれらのデザインから大きく外れたものを希望した場合、値段が激増したりする可能性もあります。
プランが組まれていて、その中から選ぶと安くなったりするパターンもあったりします。

雑誌やインターネットの写真を過信しない!

もちろん、雑誌やインターネットで自分たちの好みに合ったお花を探すのも、大事です。
これもやっておきましょう。
ですが、中には撮影用としてだけお花を使っている場合もあります。
具体的にいうと、
・その通りにお花を使ったら30分でしおれてしまう
・特殊な種類を使っていて、実際使うとなると相当な値段になる、または入手困難
といった、非現実的なお花の使い方もよく見られます。

こういう雰囲気、くらいのイメージにしておいたほうが、打ち合わせがスムーズです。
ですが、思い入れのあるお花や、絶対使いたい!という希望があれば、それはお花屋さんに伝えるべきです。大丈夫な場合もありますしね。

また、この下調べの段階でも、「テーマ」を忘れずに。
「テーマ」を見失ってしまうと、この時点でイメージがバラバラになってしまいます。

お花の打ち合わせの時に準備するもの

・ドレスの写真
これは必須です。プリントアウトしてあるものがベストです。撮り方や場所によって多少の変化がありますが、「この写真よりもう少し明るめ」等、言葉でも説明出来るように、ドレスを決めてから時間があったりする場合もありますが、自分でもよく覚えておきましょう。

・気に入った装花の画像
インターネットや雑誌等、自分で画像を探して、気に入ったものはどんどん保存して、担当のお花屋さんに見せてください。この時、数は多いほうがいいです。その時点で決められなくても、ふたりがどんな雰囲気が好きなのか、という参考資料になります。

・お花と一緒に飾りたいもの等
例えばイニシャルやぬいぐるみ等、実際の大きさが分かったほうが打ち合わせがスムーズに進みます。

・持ち込むもの
持ち込みでブーケやヘアパーツを用意する場合、それらも打ち合わせに持っていきましょう。大変であれば、写真でも大丈夫です。

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