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役目を終えた?全国の街並みから消えつつある歩道橋

1960年代より建設ラッシュが始まった歩道橋が相次いで老朽化が進んでいます。これらを維持するのには高額な補修費を要する事から、全国各地で撤去する動きが進んでいます。

更新日: 2015年05月20日

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ppp_comさん

■京都市、歩道橋を撤去する事を発表

京都市は18日までに、市が管理する歩道橋のうち、通学路になっている箇所などを除いて原則撤去する方針を固めた

市建設局は「景観保全や歩行者優先のまちづくりを進めるため」としている

駅や商業施設に接続する7基と通学路となっている15基を除く18基を原則解体する

市が管理する歩道橋は、国道、府道、市道に40基。
市内のおよそ半分の歩道橋が撤去される事になる。

■歩道橋を撤去する動きは全国的に広がりを見せている

利用者数、特に児童の利用者数が少なく、歩道の有効幅員が狭く通行に支障がある等の条件に該当する横断歩道橋を撤去候補と位置付けている

大阪市は数年前から利用者が少ない歩道橋をいくつも撤去しています

交通安全上問題がないなど、撤去しても支障のない歩道橋については、地元の理解が得られたものから順次撤去を予定しています

五輪を経て、東京が効率性や機能性を追い求めていた68年に完成したインフラは、気がつけば高齢者には無用の長物になっていた

明治神宮を臨む景観を損ねていることや老朽化を理由に、撤去要請が10年前から出ていたという

■高度成長期の交通インフラを支えてきた歩道橋

まだまだ道路や横断歩道などの整備が進んでいなかったため、1960年代、歩行者の保護と渋滞回避の目的で主要道路には次々と歩道橋が建設されていきました。

横断歩道橋は1960年代以降、車の増加に伴い交通事故の発生件数も増加したため、歩行者の安全確保などを目的に全国で設置が進められた

信号機が設置されていない箇所は珍しくなく、小中学生が通学時に事故に遭わないようにするため

人より車が優先され、渋滞の原因になる横断歩道の設置は認められにくい時代だった

■時代の流れと共に「邪魔モノ」に

歩道橋は交通安全上重要な役割を果たしてきたが、少子高齢化の進行や周辺環境の変化で利用者は減少

歩道橋は階段を上らなければならないし、雨の日などは滑りやすく危険

高齢者・車椅子・乳母車などには不便極まりない

国、都道府県、政令指定都市が管理する全国の約1万基の歩道橋のうち、約半数が設置から40年を超えている

ある歩道橋の場合 1回の補修費用と 撤去費用は ほぼ同額の700万円

延命化のため、塗装や舗装、床版の補修等のコストが負担となっている

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