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パンダが笹を食べていた理由が切なすぎる・・・

パンダと言えば笹。笹と言えばパンダ。というぐらいイメージのある「パンダと笹」。しかし、パンダが笹を食べているのは、好物で食べているわけではなかったのです。そこには深い理由がありました。

更新日: 2016年03月15日

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betanagi1221さん

『パンダと言えば笹』『笹と言えばパンダ』なイメージだったけど…

実はパンダが発見されたのはほんの150年前のことで、現在では最も絶滅を危惧されている動物のうちのひとつです。その数、世界にたったの1,600頭。その生態も、未だ多くの謎に包まれています。

パンダは、正式にはジャイアントパンダと呼ばれます。パンダという呼び名は、ネパール語で「竹を食べるもの」という意味の「ネガリヤーボンヤ」に由来するそうです。

パンダは、1日10時間以上にわたりおよそ20kgもの竹を食べています。

竹が大好物だと思われるパンダですが、実は体の構造上、竹を食べるのには向いていません

パンダが笹を食べていた理由がなんか切ない。。。

危険な動物から身を守り…

パンダも好き好んで山奥の笹薮で暮らしているわけではない

今では想像がつきませんが、昔はパンダのなかまも草原や普通の森に住んでいたそう。

ジャイアントパンダは、天敵や餌の競争を避けて、中国山岳地帯の奥地を生息の場としました。そこで冬でも枯れず1年を通し豊富に得ることが出来る食物がタケ・ササだった

トラや他のクマのいない笹薮に入らざるをえず、タケノコや笹の葉を食べられるように適応したものだけが生き残り、それがいま中国の奥地にいるパンダ達

氷河期を生き残るために笹を食べていた!?

飢えをしのぐために笹を食べた!?

厳しい氷河期に、パンダを救ったのは、氷河期の寒さでも枯れることのない竹でした。パンダは、身近にある竹を食べるしかなく、そこで、肉食から竹を主食とする身体へ進化したと考えられています

生き残るため食べていた笹が、実はパンダにあっていない・・・

生き残るために食べているはずの笹が、残念ながらパンダの身体に適していない。

ジャイアントパンダは200万年間、主にタケを食べ続けてきたにもかかわらず、その消化器官は草食に適合していないとの研究結果が19日、発表された。

ジャイアントパンダが祖先である雑食性のクマの腸内バクテリアをいまだに保持している

今でも身体は肉食動物のままで、食べているものの大半は排泄されて吸収されないため、効率もとても悪い

一日に約20kgもの竹を食べても、そのうちの2割、つまりたったの4kg程度しか消化できない

消化器官が肉食なら、肉を食べさせたらよいのでは?

竹を食べるようになり遺伝子が機能しなくなったのか、遺伝子がなくなり竹を食べるようになったのか、どちらが先行しているのかはわかっていない。

“レセプターを発現する遺伝子”が、パンダでは機能していことが、最近、パンダのゲノム解析の結果明らかになりました。

肉の旨味を感じるUmami受容体を構成するタンパク質を作るTas1r1という遺伝子が、パンダの祖先でおよそ420万年前にその働きを失うような変異を起こした

つまり、パンダはタンパク質を「美味しい」と感じません。それ故に、パンダはタンパク質を求めることなく、竹や笹を食べ続けることが出来る

残念ながら、他の草食動物のように消化器が変化していない

草食動物にもなりきれず、肉食動物にもなりきれない・・・。なんかパンダってせつないですね。

他の草食動物は、繊維質の植物を効率的に分解するための解剖学的に分化した消化器系への進化を成功させているが、パンダの消化管は、典型的な肉食動物のもの

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