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スイーツに頼らない!知的好奇心を満たす鎌倉デートの歴史雑学・豆知識

古都鎌倉は日本の歴史を学びながら観光できる大人のデートスポット。スイーツに頼らずクールに鎌倉を散策する、ためになる地元の寺社仏閣や名跡の雑学・豆知識・心霊スポット情報などを紹介。

更新日: 2015年06月09日

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builderさん

先日、妻と鎌倉観光に行ったらあふれんばかりの20代カップルにビックリ。

そして、鎌倉市内には古民家を店舗用にリノベーション(大規模リフォーム)した若者向けのスイーツショップが、「これでもか!」ってくらいあります。

スイーツショップガイドがフリーペーパーとしてたくさんあるようです。

これを片手に歩いてる男子女子がたくさんいました。

・・・・

スイーツ食いたきゃ、横浜中華街とかみなとみらい行けばいいのに・・・・

と感じてしまった。


神奈川県というか「関東を代表する古都鎌倉」がスイーツだらけで全然ワビサビがない・・・。

他の「古都」、京都も金沢もここ数年で行きましたが、ちゃんと古都してました。

金沢は北陸新幹線開通し、豪華な新駅に生まれ変わってからは、近代化路線に走ってるそうですが。

スイーツに頼らなくても鎌倉を楽しめる、節約デートの話題に

鎌倉近郊に住み社寺の新緑~紅葉を楽しむ、節約デート人間としては、「金かけずにここら辺を四の五の言いながら歩ったほうがいいのに」と思えるような、ワビサビの場所を紹介したいです。

この写真だけ見ると「原宿駅の表参道改札」のようです。

そして、鎌倉駅周辺も今やスイーツやオシャレ雑貨の店が増えて、プチ原宿化しています。

駅前には、源頼朝が作った若宮大路。

北へ行けば、鶴岡八幡宮。南にいけば由比ガ浜および材木座海水浴場。

相模湾が広がっています。

が。

鎌倉幕府が要塞都市としての「鎌倉城」構想を実現させるため、鎌倉を中心に放射状に建設していった「軍事道路」の要、メインの大通りでした。

現在は、神奈川県道21号横浜鎌倉線として八幡宮の参道として・・・・そして、KAMAKURAスイーツのメッカとして、歴史街道の風格というか、シブさは半減しちゃってます。

 ちなみに鎌倉観光の中心地、市街地の中心部は、雪ノ下という地名。
 この名は、源頼朝が冬の間に野山の雪を大量に集めて市内中心の氷室(雪屋)に保管し、これで真夏の冷房をしたことにちなんだそうです。
 雪屋のあった場所は今の鶴岡八幡宮の境内辺りだそうです。

ちなみに、上記 ↑ 「鎌倉城」

鎌倉城という建築物としての城はありません。

鎌倉は、清和源氏・鎌倉幕府が作った要塞都市であり、三方を山による守りで固めた難攻不落の都と言われています。

ところが、鎌倉には「鎌倉城」と呼ぶような、いわゆる「お城」、天守閣があって殿様がしもじもを見下ろすような「城的建築物」はありませんでした。

鎌倉城とは、この鎌倉都市全体をひとつの「都城」として、概念的に呼んでいるものです。

ちなみに、難攻不落の鎌倉城でしたが・・・・

軍記「太平記」によれば、鎌倉時代末期、イケイケで勢力拡大をしてきた新田義貞が鎌倉幕府も倒そうと攻めてきました。

しかし三方を山、目の前を海という自然の防衛柵に囲まれた鎌倉城にはなかなか入れませんでした。

唯一、稲村ケ崎の崖側だけは敵に見つからずに攻め込めそうなのに、崖下は海で崖の上は兵や馬が歩きにくい森林。

しかし、新田義貞が潮の引くことを念じて剣を海に投じ、しばらくすると海面がスーッと引いて、砂浜の海岸線が現れたそう。

義貞軍はそこを駆け抜けて、難攻不落の鎌倉城を落としたと、太平記には書かれています。

近代の調査では、明け方の干潮の時間帯だっただけじゃないかと言われていますが。

新田義貞の鎌倉倒幕のさいは、願うことで海水が一気に引いた稲村海岸。

アラフォー世代の青春映画「稲村ジェーン」では、加瀬大周演じる主人公のサーファーが願い待ち続けることで、伝説のビッグウェーブ「稲村ジェーン」が嵐と共にやってきます。

なんか、ここらの海岸は神秘的です。

話しの軸がずれました。

以上のとおり、「鎌倉駅周辺はスイーツショップのプチ原宿状態で古都としての風情がないし、歩いてるだけで金がかかってしかたないので、デートのスタートには向かない」と言うことを、まずお知らせしておきます。


後日へ、続く。

鎌倉駅以外からの鎌倉デートスタート

とりあえず、カマクラデートのスタートに鎌倉駅を使わないとなると、地元民以外の多くの人はJR横須賀線でこられます。

選択肢は、逗子駅と北鎌倉駅の2つです。写真を見ると、「逗子駅って古都の駅じゃないじゃん!」と思われるでしょう。

でも、周辺はけっこう寂れて静かで雰囲気のある環境で、古都巡りのスタートにピッタリです。これは北鎌倉駅もですが。

また、「逗子市と鎌倉市は違うじゃん!」と思われるでしょうが、駅同士は徒歩で面倒じゃない距離にあります。

さて、鎌倉には、漫画やテレビドラマ、映画の舞台になった場所がたくさんあります。

鎌倉をモロにモチーフにした西岸良平の漫画「鎌倉物語」や映画にもなった吉田秋生の「ラヴァーズ・キス」や「海街diary」も鎌倉周辺がロケーションになっています。

ミュージシャンのyuiさんが主演の映画「タイヨウのうた」も鎌倉の海岸沿いの家が舞台でした。

サーフスポットである由比ガ浜・材木座の海岸に向って、塚本高史が友達とチャリでサーフィンに向う映像が印象に残っています。

そして、漫画スラムダンクの台湾人ファンたちの「聖地巡礼」として、江の島電鉄の鎌倉高校前駅の近所の「踏切」が熱いそうです。

これは、去年辺りマスコミで奉じられたネタ(台湾からの観光客がスラムダンクのロケ地を回ってる的ニュース)でした。

主人公、桜木花道は「湘北高校」。「鎌倉高校」はバスケ決勝リーグへの進出のライバル校のひとつ「綾南高校」のモデルです。

鎌倉高校前駅の踏切は、スラムダンクファンで台湾から来た観光客の方々には「異国の聖地」として、何十枚も写真に残す価値ありです。

でも、そうでなければ写メのモチーフとして、上品すぎる感じがします。丘側から撮影すれば、相模湾をバックに「江ノ電」がはしる映画のような風景です。

恋人とのデートの素敵なフォトメモリーになるでしょう。でも品が良すぎるというか。素敵ですがインパクトに欠けるのです!他人に話すネタとして。

それより、同じ踏切なら「久木踏切」があります。

逗子駅から横須賀線沿いを歩いてくると、踏切ぎわに花がそえられていることも多いから、雨の日以外はわかりやすいです。

ここは、踏切脇に「轢死者供養塔」のある鉄道系心霊スポットです。

日本で初めて鉄道が敷かれたのは、東京新橋と横浜桜木町を結ぶ区画。

神奈川県は近代日本の鉄道建設の先駆けとして、県内に軍事のための鉄道網がいち早く配備されました。

明治22年、大船から鎌倉~逗子を抜け横須賀へ架ける横須賀線も軍用鉄道。逗子市久木はその区画のひとつです。

当時の久木周辺には踏切などありませんし、市民に列車のスピード感覚を理解する人は少なかった。

だから、向って来る電車より先に線路を越えようとして、事故にあう人が絶えなかったそう。

久木踏切の轢死者供養塔は鉄道事故で亡くなられた近隣住民を慰霊して、大正4年に建てられました。

久木踏切ができ、供養塔が建てられてからも列車事故は続きました。飛込み自殺だそうです。

事故死が続き怖い噂が広まる中、平成4年、列車運転士さんと車掌さんが、運行中に線路を横切る「白いワンピースの女性」を発見し急停車。

しかし確認に線路に下りても誰もいなかった。マスコミがそれを知りニュースに。

なぜ、デートスポットとして、スラムダンクの鎌倉高校前踏切よりも心霊スポットの久木踏切をお勧めするか?

その理由は、インパクトのある写メ(の背景)が、何十枚も撮影するうちの一枚に必ず撮れることになるからです。

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