1. まとめトップ

パワハラが後を絶たず…暴言に暴力、人格否定までしないと気がすまない上司たち

「言葉の暴力」「長時間労働」「退職強要」など、もはや尋常ではない人格否定さえしてしまうパワハラは、サラリーマンよりも公務員に多い?今や誰もがパワハラ被害を受ける可能性が高いため、実際起きたパワハラ事件、そして反撃するために予備知識を備えておくべきでしょう。

更新日: 2018年03月14日

6 お気に入り 25200 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

egawomsieteさん

内閣府、伊調本人から聞き取り…栄氏も今後聴取

日本レスリング協会の栄和人強化本部長が伊調馨選手に対し、練習施設への出入り禁止などのパワハラを行ったと告発する文書が内閣府公益認定等委員会に提出された問題で、同委が伊調選手から聞き取り調査をしたことが14日、わかった。

 関係者によると、調査は13日に都内で行われた。内容については「公正な判断の妨げになる」として明らかにしていない。協会も第三者の弁護士を通して調査する意向だが、伊調選手側の関係者は「正式な要請があれば、本人の意向を踏まえて対応する」としている。

 同委は12日にも伊調選手の男性コーチや文書を送った弁護士から事情を聞いており、今後は栄本部長ら協会関係者からの聞き取りを行う。

伊調馨パワハラ問題、「とくダネ!」が告発状を提出したB氏を直撃、栄氏の「パワハラがあったことは断言できる」

2日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)でレスリング女子で五輪4連覇を達成した伊調馨(33)=ALSOK=は1日、自身が日本協会の栄和人強化本部長(57)からパワーハラスメントを繰り返し受けたとする告発状について特集した。

番組では告発にかかわったレスリング関係者B氏を取材。栄氏の伊調へ「パワハラがあったことは事実として、ここで断言できます」と明かした。「五輪で5連覇できる選手って伊調選手しかいないわけですよね、この東京五輪で。そうなった時に、それをなぜ自ら、協会のそういうパワハラの下でつぶしていいのかと。応援をサポートする意味で告発に踏み切りました」と告発状を内閣府へ提出した思いを説明した。また「そういうことですよね。それが最大限のパワハラだと思いますよね。練習環境を与えないって。水泳選手で言えば、泳ぐプールがないのと一緒で、お前プール入るなってずっと言われているのと一緒ですからね、正直な話」と憤っていた。

さらにB氏は「栄監督から、もしやってないと言われたとしても、やっぱりやられた方は、やられたっていう感情もありますし、軽く言った程度じゃない。いろいろお前、オレの前でよくレスリングできるなって言ってたみたいですし。それってもう本当に脅しに近いものがありますよね」と示していた。

一方で栄氏も単独取材し「彼女がしたいようにさせてきたのに、させなかったという言葉に僕等はちょっと悲しい」などと話していた。

■パワハラ受け上司も放置、さいたま市職員自殺…賠償増額の判決 職員の父親「市は一切謝罪ない。謝罪して」

さいたま市職員だった男性が自殺したのは職場のパワーハラスメントが原因だとして、両親が市に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は26日、一審さいたま地裁判決の約1300万円から賠償額を増やし、約1900万円の支払いを命じた。

 判決によると、男性は前沢史典さん=当時(41)。2011年4月から勤務した市西部環境センターで、先輩職員から暴行や暴言を継続的に受け、上司に被害を訴えた。同年12月に重いうつ状態と診断された後、自宅で自殺した。

 阿部潤裁判長は、上司には、産業医らと連携して、前沢さんの心理的な負担を軽減する義務があったと指摘。「適切に対応していれば、自殺を防げた可能性が高い」と判断した。自殺に至った市側の過失割合を一審より重くみて、賠償額を増やした。

「やっと終わった」。高裁判決を受け、原告の父前沢岑夫さん(75)がさいたま市内で会見し、亡くなった史典さんに捧げる言葉を述べた。市側の過失が一審より重く認められ、「本当にうれしい」としつつも「市は認めて謝罪してほしい。(今までも)一切ないし、これからもないのでは」と対応に不満を示した。

判決では、史典さんからパワハラの訴えを受けた上司らが適切な対応をせずに放置。主治医らに相談することもなく、出勤を継続させたことで、史典さんのうつ病が悪化し、自殺したと認定した。同席した金子直樹弁護士は「市の安全配慮義務違反、職場環境調整義務違反と自殺の因果関係が認められた画期的な判決」と評価。その上で「精神的な疾患がある人には配慮しないといけないと、一審より踏み込んだ判決を出してもらった。社会に警鐘を鳴らす判断になったと思う」と意義を語った。

 市が昨年7月に提示された高裁による和解案を拒否したため、今回の判決となった。金子弁護士によると、案では「今回の判決に近い話が出ていた」という。岑夫さんは時折笑顔を見せながらも「長い6年間の戦いだった。私たち家族の心は晴れない。市側の控訴理由は『暴力はしていない』のみで、パワハラの恐ろしさはみじんも感じられなかった」と憤りを口にした。

■宮城の消防士自殺 両親が「パワハラ原因」と事務組合に損賠求め提訴

塩釜地区消防事務組合(塩釜市尾島町)の利府消防署(利府町利府)に勤務していた消防士、児玉淳さん=当時(23)=が自殺したのは上司のパワーハラスメントが原因だとして、児玉さんの両親が3日、同消防事務組合に9千万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。

 訴状などによると、児玉さんは平成22年4月に同組合に採用され、24年4月に利府消防署に配属。署内の配置転換があった25年4月以降、上司3人から机を蹴りながら叱責されたり、仕事のやり方を教えなかったりといったパワハラを受けたという。児玉さんは署長と副署長にパワハラを訴えたが改善されず、児玉さんは同7月に鬱病の診断を受け休職、10月に自殺した。

両親は地方公務員災害補償基金県支部に公務災害を申請したが、同支部は平成27年10月に公務外と判断。両親は不服を申し立て、同支部は28年10月、公務外認定を取り消し、上司のパワハラと児玉さんの自殺には因果関係があり、公務災害だと認定した。

 児玉さんの両親は3日、仙台市内で会見し、父(69)は「パワハラをこの世からなくしたいと思い、夢半ばで旅立った淳のためにも(勝訴を)勝ち取りたい」と訴え、母(56)は「当事者からの謝罪は一切ない。かけがえのない息子の命をなんだと思っているのか。親として許さない」と涙ながらに声を震わせた。

 提訴を受け、同事務組合は「パワハラの有無については、事実確認中。それ以上は訴状が届いておらず、お話しできない」とのコメントを出した。

■課長級2人うつ発症→退職、長崎県漁業公社でパワハラか 60代管理職「指導で高ぶった」

長崎県漁業公社(同県佐世保市)の60代男性管理職が、部下に威圧的な言動を浴びせるなどのパワハラをした疑いがあることが28日、公社に出資する県への取材で分かった。管理職は「業務指導で感情が高ぶった」と説明し、反省しているという。

県によると、2013平成25年6月に就任したこの管理職の下で、昨年12月までに課長級の40代男性職員2人がうつ病を発症して退職した。県はこれを受け、今年1月時点で在籍していた全職員19人に聞き取り調査を実施。その結果、2人が管理職から威圧的な言動をされたと回答。8人が管理職のパワハラを見聞きしたと答えた。

 公社や県は、相談窓口を設けるなどの再発防止策を取っていることを理由に、管理職の言動と職員のうつ病発症との因果関係を調査しない方針。

 公社は長崎県が株式の約6割を保有する第三セクター。浜本磨毅穂副知事が社長を兼務する。

■部下の頭にあんかけ料理 パワハラ警部補を停職「自分は偉いと錯覚し、調子に乗っていた」

福島県警は23日、飲食店で冷めたあんかけ料理を部下の頭にかけた他、バリカンで頭を丸刈りにするなど11人にパワーハラスメントをしたとして、双葉署の男性警部補(36)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。警部補は同日、依願退職した。

 警部補は「自分は偉いと錯覚し、調子に乗っていた。部下に力を誇示したかった」と話しているという。県警は部下が被害届を出さないため立件しないとしている。

警部補は、東京電力福島第1原発事故の避難区域のパトロールなどを行う警備部災害対策課に所属していた2015年4月ごろから16年11月ごろの間、部下の尻を十数回蹴るパワハラ行為をした。他にも体づくりの名目で食事を終えた部下にさらにご飯を無理に食べさせたり、捨てるのが面倒だとして自分の食べたカップ麺の残ったスープを飲ませたりしていた。

 16年11月、県警監察課に匿名の投書が寄せられて調査し、判明した。横田雄也首席監察官は「職員に対する指導を徹底し、再発防止と信頼回復に努める」と話した。

■NHKが女子アナからパワハラで訴えられた!

昨年3月、NHK山形放送局に採用されたA子さん(28)が、上司によるパワハラなどで同局を訴えたことが週刊文春の取材でわかった。A子さんの直属の上司は、アナウンスグループを統括する放送部副部長のS氏(43)。97年入局のS副部長は、東京アナウンス室に赴任経験もある中堅アナだ。

「入局直後、休日に取材と称し、S氏から長時間のドライブや飲食に誘われるようになりました。新人アナの私は断れなかったのです。その一方で仕事は思うように回されず、不満が募ってきました」(A子さん)

 A子さんは朝の情報番組「おはよう山形」などを担当。事態が急変したのは、11月15日のことだった。S副部長は局内の出演者控室に彼女を呼び出し、計6時間半にわたり、鋭い口調でこう罵倒したという。

「局内にあなたの味方なんていません! 僕に好かれなかったら、君には放送枠なんて与えられないよ」

 突然の出来事にA子さんは涙を流すしかなかったという。

 彼女に追い討ちをかけたのは、今年2月に同局の弦本康孝記者が起こした強姦致傷事件だった。

「この事件を報じた写真週刊誌『FLASH』に『NHK強姦記者に狙われた同僚女子アナ』という記事で、私の顔写真と実名が掲載されており、愕然としました。私は彼の携帯番号すら知らなかったのです」(A子さん)

 彼女は上司らに対し事実無根と主張し、「抗議して欲しい」と直訴。だが、彼らは取り合わなかったという。「NHKは私を守ってくれなかった。そのうち眠れず、吐き気が止まらなくなりました。友人や家族の勧めもあって病院に行くと、適応障害と診断されました」(同前)

 今年5月中旬、納得のいかないA子さんは、NHKを相手取り、損害賠償を求めて提訴に踏み切った。

■部下の女性隊員殴る 海自補給艦ましゅう海曹長処分

海上自衛隊舞鶴地方総監部は22日、補給艦「ましゅう」で業務中、部下の女性隊員を殴ったとして、同艦所属の男性海曹長を停職5日の懲戒処分にした、と発表した。
 総監部によると、海曹長は昨年10月19日午前7時ごろ、女性隊員への指導の際、顔を殴ってけがを負わせた。海曹長は同年9月1日朝にもこの女性隊員に同様に暴行し、「過去にも同じ指導をしたことから激高してしまった」と話したという。
 森田哲哉艦長は「服務指導を徹底させ、再発防止に努める」とコメントを出した。

■部下にキャバクラ代払わせる=暴行も、警官2人懲戒処分

沖縄県警は18日、部下にキャバクラの代金など100万円以上を支払わせたり、暴行を加えたりしたとして、宜野湾署警務課の男性巡査部長(33)ら2人を停職の懲戒処分にした。また、公用パソコンを壊した器物損壊容疑などで書類送検した。
 県警監察課によると、2人とも事実関係を認め、同日付で依願退職した。
 巡査部長は、職場での指導料名目で複数の部下にキャバクラ代など計約109万円を支払わせたほか、署内の端末で不倫相手の女性の個人情報を照会。同僚だった糸満署地域課の男性巡査部長(30)も、同様に飲食代約8万円を負担させたほか、部下2人の顔を殴るなどした。
 平良英俊首席監察官の話 現職警察官がこのような事案を発生させ誠に遺憾。再発防止に努める。

■「パワハラ」3割超が経験 4割が「何も対応しなかった」理由

職場で過去3年間にパワーハラスメント(パワハラ)を受けたと感じた、と回答した人の割合は32%を超え、前回調査(2012年)より約7ポイント増えたことが厚生労働省の調査で分かった。

また、パワハラを受けたと回答した人に、その後の行動を質問(複数回答)したところ、最多は「何もしなかった」(約40%)だった。その理由の上位には「何をしても解決にならないと思ったから」「職務上不利益が生じると思ったから」と、無力感とも会社への不信感とも取れる理由が並んだ。

同省が2017年4月28日、発表した。調査は、全国の企業・団体に勤める20~64歳の男女1万人を対象に16年7月にインターネットを通じて行った。

パワハラを過去3年間のうちに受けたと感じた、と答えた人の割合は、頻度別に3項目の合計で32.5%に上った。頻度別に細かくみると、「何度も繰り返し~」が7.8%、「時々~」が17.8%、「1度だけ~」が6.9%だった

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10