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子供・部下…"やる気"を出させるためにはどうすればいい?

「子供が勉強しない」「部下の仕事のモチベーションが上がらない」「指導方法が分からない」…。そんな悩みを持つ親・上司・指導者は多いもの。そんなときは山本五十六の「やってみせ 言って聞かせて させてみせ ほめてやらねば 人は動かじ」を実践してみては?心理学的にも、この動機づけの方法は効果があるようです。

更新日: 2016年02月12日

springspringさん

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◆多くの親・上司・指導者が持つ悩み…

『やる気の感じられない新人の指導に疲れました』

『本人にやる気が感じられません』

『どのように指導すればやる気がでるでしょうか?』

◆そんなときに思い出したいのが、この言葉

山本五十六は、太平洋戦争時に連合艦隊司令長官だった。部下の育成に定評があり、教育者としても知られる。

その山本五十六が残した言葉がこれ。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

※米沢藩の藩主であった上杉鷹山の言葉を参考にしたと言われている。

自らが見本になる行動を見せ、具体的な言葉で明確に指示を出し、行動している様子を観察し、正しくできていたらほめるということ

この言葉は、その鋭い洞察から広まり、現代でも人材育成の名言として広く知られています

◆この言葉は、心理学的にも有効であると証明されている

アルバート・バンデューラは、スタンフォード大学の心理学教授を長く務めたカナダ人心理学者。

1990年代に提唱された自己効力感(self-efficacy)についての理論は心理学にとどまらず、教育学や社会学にも大きな影響を与えた。

"自己効力感"は動機づけに大きな影響を及ぼす要因の1つと考えられています

出典ナビゲート ビジネス基本用語集

◆"自己効力感"とは、すなわち"やる気"のこと

人が何らかの課題に直面した際に、「自分はそれができる」と自信を持つことを"自己効力感"(="やる気")という

つまり行動を起こす前に感じる「出来そう!」「自分にはこれだったらここまで出来るんじゃないか」という気持ちが、"自己効力感"(="やる気")である

人が何か行動を起こす時や、出来ることをもっと上手にやる時には、この"自己効力感"(="やる気")がとても大事だと言われています

バンデューラによると、この"自己効力感"(="やる気")を高めるためには

1.【モデリング(代理的経験)】
2.【言語的説得】
3.【情動的喚起】
4.【成功体験(遂行行動の達成)】

が重要だという。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」を心理学的に見てみるとどうなるか?

1.「やってみせ」⇒【モデリング(代理的経験)】

【モデリング(代理的経験)】とは、「自分でもできそう」と感じてもらうこと

他者が上手く行っている場面を見たり、聞いたりすることによって「あの人に出来ることなら、私にも出来るだろう」と思えるようになり、"自己効力感"(="やる気")が上昇します

「よし、やってみよう」と思うことができ、その後の行動につながるのです

2.「言って聞かせて」⇒【言語的説得】

【言語的説得】とは、自分に能力があることを言語的に説明することや言語的な励ましのこと

周りの人から「やれば出来るよ」と背中を押してもらうようなことです

言語的説得は、目上の人や、先生のような人からほめられる方がより強い効果があります

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