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生活保護受給者が毎月のように「過去最高」を更新し続けるワケ

2015年3月の生活保護受給者が過去最高を記録した。だが、同じようなニュースを何度も聞いている。なぜ、こんなに増え続けているのでしょうか?

更新日: 2015年06月04日

haru-tomoさん

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■生活保護受給者、世帯共に過去最高を記録

厚生労働省は3日、2015年3月分の被保護者調査の結果を発表した。それによると、3月時点の生活保護受給者数は前月比5,166人増の217万4,331人となり、過去最多を更新した

ことし3月に生活保護を受けた世帯は、前の月より3700世帯余り増えて162万2458世帯となり、これまでで最も多くなりました

・毎月調査されているが、ほぼその度に更新し続けている

生活保護利用者に関しては、統計法に基づき、毎月、被保護者調査というものがおこなわれています

■実は増え続けているのは「高齢者」の受給者のみ

65歳以上の「高齢者世帯」がおよそ78万6000世帯で最も多く、全体の半数近くを占めている

働くことができる世代を含む「その他の世帯」が前の月よりおよそ2000世帯減って27万6801世帯、けがや病気などで働けない「傷病者世帯」が25万8177世帯、「母子世帯」が10万5442世帯などとなっています

2年前のデータと今回発表されたデータを比べる(2013年3月と2015年3月を比較)と、「高齢世帯」は82,134世帯増、「傷病・障害世帯」は21,381世帯減、「母子世帯」は6,334世帯減、「その他世帯」は11,671世帯減

2年間で8万世帯も増加している…。

景気回復の影響で「その他の世帯」や母子世帯は減少傾向にあるが、高齢者の伸びが全体を押し上げている

■原因は「年金が足りない」状態の人が増えている

厚生労働省は「年金が足りず生活に困窮するケースが増えている」と分析しています

現在、高齢者世帯のおよそ4割が生活保護基準より低い収入で生活している「老後破産」状態にあるという

一人暮らしの世帯の半数は低収入で、そのうち3分の1は生活保護を受けており、残り3分の2の高齢者が老後破産の状態にあるようです

平成27年4月の老齢基礎年金額は満額で年78万100円。ひと月あたり6万5千円ほど

それに対し、生活保護なら13万5000円ほど。他にも色々と免除措置が取られる。

・人ごとじゃない「老後破産」

2000万円を普通預金に預けただけでは金利収入を見込めません。仮に預金を毎月10万ずつ取り崩したら、17年で底をついてしまいます

日本人男性の平均寿命は現在、80・21歳にまで伸びた。逆算すれば、63歳の時点で2000万円の蓄えがあって、ようやく平均寿命まで人並みの生活ができるということだ

定年後も残った住宅ローンや医療費の使い過ぎ、子どもの借金返済の負担などで老後破産状態になるケースもある

・「年金減額」に1500人で集団訴訟に踏み切った高齢者達

公的年金の減額は生存権を保障した憲法に反するとして、東京、埼玉、千葉など13都府県の年金受給者1549人が、国に減額決定の取り消しを求める訴訟を各地の地裁に起こした

年金給付額は物価に連動して決まるが、2000〜02年度は景気への配慮から物価が下落したのに特例で据え置かれ、本来よりも2.5%高い水準になっていた。国は13年10月から3段階で減額を行い、今年4月に特例水準は解消された

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haru-tomoさん

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